ガイドラインから学ぶ、正しいAmazonレビューの書き方。そしてベストレビューアーに贈られる特典「AmazonVine先取りプログラム」について

1306111aこんにちは、きんどるどうでしょうです。昨年末にAmazonレビューに関していくつか寄稿***を頂き、またステマ問題を発端としたAmazonレビューのあり方についてたくさんのご意見ありがとうございました。
著者の立場としてのレビューに求めるものや、出版社として読者としてと色々あったんですが目立った意見に「レビューの書き方がわかんねえ」「書く気にならねえ」という声があったんで今回はほとんど読まれたことがないであろうAmazonガイドラインを参考にウケるレビューの書き方、そしてレビューを書くことで得られる会員特典「AmazonVine先取りプログラム」を紹介します。

ガイドラインから学ぶ、正しいAmazonレビューの書き方

あんまり知られてないと思うんですが、Amazonレビューにはガイドラインが存在します。これはレビューを書くために守ってほしいルールというだけではなく、良いレビューを書くためのヒントも書いているのでレビューを書く気になった時にチェックすると結構便利でございます。

良いレビューを書くにあたってのヒント:
理由をはっきりと: 商品の好き嫌いだけではなく、その理由も明記してください。他の関連商品と比較した感想も分かるようにしましょう。
詳しく具体的に: 商品の特徴や感想、またはそれにまつわる体験を具体的に伝えてください。ビデオレビューを投稿するにあたっては、その内容について簡単な説明文を添えることをお勧めします。
短すぎず、長すぎず: レビューの文章は、少なくとも30字以上、10,000字以内とします。目安として、75-300字が理想的です。ビデオレビューは最長10分までとしますが、視聴者の集中力が途切れないよう2-5分程度に収めることをお勧めします。
率直に: 良い点も悪い点も含めて、その商品を率直に評価してください。否定的なレビューであるというだけをもって 削除の対象にはなりません。評価の良い悪いにかかわらず、他のお客様の役に立つ情報はすべて掲載されます。
十分な情報開示を: カスタマーレビューに投稿することを条件にある商品を無料で受け取った場合は、はっきりとその旨を開示してください。 Amazon Vine 先取りプログラム を通じて投稿いただくレビューについては、開示の必要はありません。
Amazonレビューガイドラインより

これがAmazonが考える「良いレビュー」というわけなんですが、何を伝えたいのかがハッキリしていることが、Amazonがレビュアーに求めていることのようですね。実際、レビューにダラダラと感想を書かれると読む気を無くしますからなあ。
しかし「30字以上、10,000字以内」って結構幅がありますねえ。個人的にはAmazonの推奨するとおり300字程度、ツイート2回分くらいにまとめられるとありがたいなぁと思います。あまりに長文になるならブログに書いたりしたほうがいいかと。
んで、「理由をはっきりと」ということなんですが、ここはレビューのタイトルに使えばいいんじゃないかな。どういう点で役だったとか、面白かったとか、オススメとか。そういうレビューを書いた理由がひと目でわかるようになっているものは目を通していることが多いですね。
それでは、次にAmazonが推薦するベストレビューアーからレビューの書き方を学んでみましょう。

Amazon認定のベストレビューアーから書き方を学ぶ

Amazon商品から多くのお客様より「役立つ」を集めたベストレビューアーさんを集めた「レビュアーの殿堂」なんてページもあります。
11年連続で殿堂いりしている人なんているんですな。凄まじすぎますなー。このナンバーワン殿堂レビューアーの「Soupさん」の一覧を見るとタイトルがかなり練りこまれているという印象をうけますね。あと半端なモノだと評価せずに★5で全力で推薦しているのが高い評価を得るポイントなんでしょうか。

レビューを書く理由をつくる

きんどうに頂いた意見の中には「ネガティブレビュー」には否定的な意見がいくつかあったんですよ。著者側にたつとすごい気持ちはわかるんですが、読者側としてはちゃんと書かれているほうがいいですよね。でも、ENGLISHの本を読んで「日本語じゃないとわからん」とか書くのはどうなんでんしょうね。
これは極端な例ですけども内容関わらずトンチンカンなレビューというのは多々あるもんで、気にしても仕方ないんですが、ここで提案として「誰のために評価する」って指針を持てばレビューは書きやすいと思うんですわ。
例えば「自分のために」評価するなら、それは読書感想文的な性質になるわけですわ。こういうところが良かった・悪かった・感動した・呆れたといった感じですな。
「他の読者のために」評価するなら、それはアドバイス的になるわけですよ。こういう人にオススメとか、困っていたことが解決したとか。
「著者のために」評価するなら、成長を促したり叩き潰すような方向になるわけですな。この表現がスゴイ!ストーリーが最高!表紙だけかよ!レイアウトが崩れすぎ!とかそんなんですわ。

レビューがめんどくさいのは頑張る理由がないから

つまり「XXのために」って結構原動力になると思うんですよね。世界平和のためでも社会正義のためにでも未来の可能性のためにでもなんでもいいんですが、レビューを書くのがめんどくさいなら適当な理由を立てて、それに添って書けば少しはすっきりするんじゃないかな。
ここでレビューを書くモチベーションをあげる参考になるアイテム「対ライフル用防弾シールド」をご紹介。

1,074 人中、988人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
我が家にやってきた念願の防弾シールド♪
さっそく、手持ちのストーンでデコることにしましたo(^-^)o
旦那と息子わ重くなるとか生存性が下がるとかゆうんですが、
わたしわとーぜん見た目&フィーリングをゆーせんです!ヽ(^_^)ノ
メインのストーンを200個ほど置いたら、
あとわスワロフスキーで隙間までキラッキラにしました(>_☆)!!
見た人はみんなすごいねってゆってくれます♪
次わ息子のシールドを青系の石でデコってあげる予定です♪
2012年11月20日追記
この評価を記入した母は、一週間前に群馬との県境で
戦死いたしました。デコレーションで重量が増したシールドを
携帯していたため、他の茨城県民の行軍から遅れ、孤立した
ところを群馬県民に狙われたようです。
もっと強くデコレーションをやめさせておけばと、後悔にさい
なまれる日々です。
このレビューを読まれている方々は、母の教訓を生かしていた
だくことを切に望みます。
対ライフル用防弾シールド カスタマーレビューより

このレビューの内容の真実は別として「次に使う人のために」という視点で教訓を含んだ素晴らしいレビューになっていますね。その他のレビューもなんというか、俺も面白いこと言わなきゃならねぇ!という気にさせてくれる素晴らしいレビューの数々。基本的に本商品はネタ中心ですが、Amazonとしては「未購入の商品についてのレビューは禁じていない」のでルール上問題ありません。本当に購入検討している人にはちょっと迷惑な話ですけどね。
他に話題になった商品だと「山善(YAMAZEN) 食器乾燥器 YD-180(LH)」のレビューが本来商品が意図したものとは違うけども大絶賛とか「アニマル ビッグフィギュア【親キリン】」とか完全にボケ狙いに走っておりますな。

ベストレビューアー特典「Amazon Vine 先取りプログラム」はスゴイ

カスタマーレビューを書きまくると、Amazonから稀に「Amazon Vine 先取りプログラム」招待状が届くようです。これ、レビューを書くとこを条件に高額新商品を無料で貰えるというとてつもなくお得なサービス。具体的に招待される基準などは明らかになってはいないんですけど、レビューをたくさん書いたり、高い評価を受けることが前提になっているようですね。
Kindle本のレビューをたくさん書けば必ずなれる、というものでもないんですけど、まだまだレビューアーが少ない現状かなりチャンスがあるんじゃないかと期待できます
わたし自身はVINEプログラムメンバーではないんで詳細はこちらからどうぞ
>> Wikipedia「AmazonVine
KindleFireHDX8.9のレビューの中にもVINEメンバーがいらっしゃいますね。貰えるプレゼントはKindle本だけということでもなくて、電子レンジや炊飯器やKindleアクセサリーなども貰える可能性はありますので、こういうインセンティブ目当てにレビューを書くというのもアリじゃないかしら。

おわりに

ここまではAmazonレビューを利用して書くことについてお話したんですが、作家の方やブロガーさんからは「アフィリエイトができるブログに書く方がいい」という意見もあったんですよね。その気持よくわかる!うちもAmazonレビュー書くとステマとか言われて辟易して書かなくなったし、何よりアフィリエイトのほうがお金になるからねっ!
あと、最終的にはブログに書き続けた方が影響力を大きくする可能性があるんですよ。たとえばフューチャーインサイトさんが書いた「高城剛のKindle本「白本」はメルマガのエッセンスが全て詰まった良書」って記事の直後から『白本』はベストセラー上位に張り付きましたし、ちきりんさんが猛プッシュした「勝ち続ける意志力」「俺のイタリアン、俺のフレンチ」も長期間ベストセラーいりしてましたからね。アルファブロガーすごい。
もしレビューアーを積極的にやっていくと考えている場合は、Amazonレビューに要約版を。ブログには詳細な書評を。そしてTwitterではリアルタイムな感想をつぶやくというのが一番効果的なやり方になっていくんじゃないかなと思う次第です。


注意事項:Kindle本の価格は随時変更されています。また、本サイトでは購入された書籍や内容についての責任は持てません。ご購入の前にAmazon上の価格・内容をよく確認してください。良い価格で良い本を。きんどるどうでしょうでした。

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