「ステマするならもうちょっと巧妙にできないもんか」とDisったら「ステマじゃねーよ友人からの率直なレビューだよ!」ってメールがきた件

こんばんは、きんどるどうでしょうです。先日、KDP本の紹介依頼があったんですがステマっぽいレビューが多かったんで無視したんですよ。

んで書籍が特定されない程度に「もう少し上手くできんのか」とコメントしたら著者さんから「ステマじゃねーよ友人からの率直なレビューだよ!」とメールが来たんで、ちょっとステマとレビューについて思ったことを書きます。

実際のメール内容や書籍名も晒すんですが、ちゃんと著者から了承を得ております。

ステマがステマと見抜かれるなんて甘すぎる

最初に約束なんですが本投稿の目的は当該図書を糾弾するものではありません。そもそも友人にレビューしてもらうのはAmazonのガイドラインに違反しているわけでもないですし、誰かを傷つける悪意があるわけでもないので、基本的に問題はありません。ただ、違和感は拭えないのでちょっと考える機会になればと思った次第です。
それではまず紹介をとりやめた本のレビューはこちらです(繰り返しますが、取り上げる許可はいただいてます)。私がステマじゃないかなぁと判断したポイントは
1.本書しかレビューしていないアカウントが複数ある
2.KDPなのに『Amazonで購入済み』のマークがないものがある
3.レビューの改行タイミングが似ている
4.『こういう人にオススメ』という購入を促す内容

が高評価のレビューに多いことからですね。
んで、わたし個人としてはステマが絶対悪とは思っていないんですが、紹介サイトとしては取り上げたくないんですよ。最終的に購入するかは読者に判断していただくことになりますが、ステマのレビューはその判断を歪ませるんですよね。だから「読者を騙しても売りたい」という意図がありそうな本は紹介したくない
ただ、少しでも読者に振り向いて欲しいという著者側の気持ちもわかりますんで「どうせやるなら一見してステマと思わせない程度に巧妙になってくれんかなぁ」とも思っています。
余談ですが、Kindle本ランキングで上位にはいってる低価格本をたくさん出している出版社のレビュー。同社の書籍だけをレビューするアカウントがレビューをこなしまくっているおかげで実績がついて非常に巧妙になってきています。継続は力なりといいますが、恐ろしい話しです。

友人からの率直なレビューはステマですか?

さて、そんなわけでステマ本を紹介するわけにはいかねーなーと無料本キャンペーンの紹介依頼を無視したんですが、その結果「友人の率直な感想はやらせ・ステマですか?」という長文のメールを頂きました。以下に引用しますね。

★5つ、★4つのコメントが、この本にしかレビューを書いていないということを不審に思われたようですが、これは私が複数アカウントを作成して、自作自演したという類のものではありません。そんな面倒なことは仕事もあり、暇ではないですし、私自身のポリシーとしてもやりません。
今回不審に思われたレビューが、小生の書籍のみに書かれているのは、友人・知人に、読んで正直な感想をレビューに書いて欲しいとお願いしたからです。★5つ★4つで書いてくれとは言っていません。
(中略)客観的にどうなのか?感想を知りたいから、★1つとかでも良いし、書いといてよ、と軽くお願いすることを、飲んでいる時に、複数の友人に伝えました。
私の友人は普段からAmazonにレビューを書く人種ではありません。その場合、必然的に私の書籍のみにレビューが入っている状態になります。それをやらせと捉えられる風潮にあるのであれば、私は私の友人に書籍を出したことを伝え、感想をレビューで聞かせて欲しいと伝えることは良くないこととなってしまいます。

いや、関係を明らかにしていない好意的なレビューはステマだと思うけども、グッとこらえて色々考えてみましょう。

議論を深めるための補足:本家Amazonでは宣伝的レビューは削除されるらしい

少し前のTechcrunchの記事ですが
読者リビューを無断で削除したAmazon曰く“宣伝的な内容のものはだめ”
http://jp.techcrunch.com/2012/12/25/20121224amazon-customer-reviews/

家族の者への絶賛の言葉は、今後受け入れない。ライターがほかのライターをリビューしているものも、受け入れない。ただし、自分がまだ読んでいない本に五つ星を付けることは、かまわない。


上はあくまでもアメリカの話しですけどね。日本の場合は「KDP作家同士のレビュー」はべつに禁じられていませんのでガンガンやっていきましょう。
日本のカスタマーレビューガイドラインでは「金品などの対価を受けることを目的とした投稿*」を禁じています。ただ、事実無根の批判レビューすら問題無い*と判断してるので事実無根の賞賛も同様に気にしないんじゃないかしら。
*Amazonレビューをお金を払って書いてもらったら、かなり問題になっていた件について(きんどうの寄稿記事)
*続・Amazonで嫌がらせを受けている話(ナナオクプリーズ)

友人からのレビューはステマかどうか

レビュー内に「著者の友人です」とか一言あればいいんだけど、なんというか
じゃんけん大会で優勝しました!パーだけで!
実力で主役になりました!ちなみに共演はお父さん!
発売後1週間で7万部突破!9ヶ月後も7万部のまま!
のような違和感だよね。結局、本を買う側としてレビューに期待するのは「率直な意見」で、大事なのは「信頼性」だと思うんですがどうにもそこがモヤモヤしています。

本人に悪意は無いようなんで紹介してみたらベストセラー1位になった

1312163メールをやりとりさせてもらってレビューそのものに悪意があるわけでは無かった、むしろ「ステマとか心外ですよ!」というほど真剣だったので無料キャンペーンですし、キャンペーンを紹介しました。
講談社の無料コミックキャンペーンと重なって特にアクセスがあったんですが伸びましたねえ。なんかこう「ウケるんならバランスとか考えなくてもいいんじゃないか」と思……ええ、いろいろ揺るぎますね。画像は16日23時現在ですが、まだ1位ですね。

おわりに:ステマを殺すにはレビューするしかない

外野からすれば「売れる売れないは水モノなんだからフェアにやれ」と思いますが、当事者はそんなわけにもいきませんしね。「綺麗事ばかり」で売れるほどKindleは甘いもんではないですわな。
もちろん、友人に頼んでレビューを100件つけようと労力に見合うだけ売れるかわかりませんし、むしろ内容に問題があれば「この本はステマじゃぁぁーー!!!」と晒しあげられる危険もあるわけで。ステマをしたというだけで本の内容は関係なく「悪」になりますから。
ただ、こんな状態になっているのは読者側があんまりレビューをしないからとも思うんですよ。ネットメディアって声が大きい人の意見に引きずられやすいんで、こうステマのレビューだけが目につくんですよね。いっぱいレビューがあれば、ステマもそうじゃないのも含めて判断できるようになるんでもっとレビューが増えれば色々解決するんじゃないかとは思う。
たとえばKindle先進国アメリカのKDPってポンポンレビューがついてます。一覧表示だと日本の評価しか表にはでないんで一見無いように見えるんですが、適当に書影をクリックしてスクロールダウンをしてくれれば70件のレビューとかザラにあるんですよ。これが全部ステマだと恐ろしい話しですがなんかこれだけあると「私もレビュー書いちゃおうかな!」って気になるよね。
どうやってこの空気感を作ればいいかはわからんのですが、日本のAmazonでもレビューの文化を育てていく必要があると思うんですよ。ええ、でもいますぐどうこうするっていう提案はないわけですけどね。レビューめんどくさいし
「期待を込めて★5つ!」とか、なんか使いやすいレビューのテンプレートできませんかねえ。あとレビュージェネレーターとか。質問に答えるだけでレビューできるやつ。

あなたのご意見を聞かせてください

1.友人からの率直なレビューについてどう思います?
2.Amazonでレビューすることについてどう思います?
3.Amazonでみんながレビューするようになるにはどうすればいいと思います?
ちなみにわたしは1.炎上しなければいいんじゃない? 2.めんどくさい 3.クーポン100円分が当たるレビュー強化月刊キャンペーンを企画してくれ と思います。

追記:みなさんの反応まとめ

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