“特撮”と”KAIJU”と”ギレルモ・デル・トロ監督に関する熱いウンチク”「映画『パシフィック・リム』をより語るために」を執筆した羽生えるざさんにインタビュー

1312151こんにちは、きんどるどうでしょうです。いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第138回。
人気の映画を筋金いりの特撮ファンが語りまくる!「映画『パシフィック・リム』をより語るために」を執筆した羽生えるざさんです。
羽生さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。

著者プロフィール

羽生えるざ Twitter @hanyuELZA
第三時怪獣ブームを最高に楽しく過ごした特撮怪獣少年。いや、怪獣大人になった今でも個人的な目的で特撮研究を続ける毎日。

映画『パシフィック・リム』をより語るために

なあみんな、映画『パシフィク・リム』は最高に面白かったけど、ちょいと公式、あんた努力が少な過ぎやしないかい!? …そんな状況に特撮歴29年・生粋の特撮ファンが映画に隠された秘密の数々を伝授。
「レイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎ってどんな人?」
「イェーガーの元ネタは?」
「マコの髪が青い理由って何?」
「KAIJUがみんな緑なのは何故!?」
など、特撮ファンの視点のみならずデル・トロさんの映像的な仕掛けに踏み込んだ、とっても深い映画の見方も提案。とにかく丸々一冊、"特撮"と"KAIJU"と"ギレルモ・デル・トロ監督に関する熱いウンチク"たっぷりでお送りします。
初めて特撮や怪獣に興味を持った方向けに、なるべく簡潔で読みやすくまとめることを目指しました。特撮入門書としてもオススメです。
価格:250円
評価:最初のレビューをお待ちしています
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Kindle作家インタビュー

――この作品を書いたキッカケを教えてください

この夏の大作映画『パシフィック・リム』は熱狂的に支持されリピーターも獲得するほどアツい作品で、特に自分たちのような特撮ファンやロボット好きにはとにかく夢のような映画!!
…だったんですけど、公開当時オフィシャル商品がものすごく少なかったんです。唯一と言える『ビジュアルガイド』という本も即完で。そのせいか普段から特撮好きを自称してる自分に、知人や後輩から、「あの映画について教えて!!」と質問されまくられまして。みんな情報に餓えてて、語りたい欲求が満たされてないんだなぁと肌で感じました。
それにパシフィック・リムの監督、ギレルモ・デル・トロ監督は過去作を通じ一貫した作風を貫いているので、そのメタ的な視点を含めたら2倍面白い研究書籍が作れそうなのに…誰か作ってくれないか……ん? なら俺が作ればいいのか!? みたいな感じで(笑)
過去、知人の企画で電子書籍作りを経験していたので、この「ピンポイントの情報を適切な価格で適切な枚数だけ」というポイントはむしろ電子書籍向きかなと感じたので、思い切って作ってみました。とにかくこの映画を作った監督の「オタク魂」に火をつけられ動かされた、という感じです

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

映画『パシフィック・リム』の面白さに惹かれた人とって「へぇ〜!」と喜んでもらえるようなトリビアやマニアックなネタをたくさん詰め込んだ所でしょうか。
この映画から特撮に興味を持った人でもわかりやすく、なるべく読みやすい文体で書くことを心がけたエントリー層向けの内容になってます。また同時に監督過去作品を通じてテーマを探る、といった「映画文脈的解釈」も盛り込んでますので、読んでいただいた後もっと他の映画が見たくなるような、そんな興味の広がる作りになっていると思います。

――映画「パシフィック・リム」を未見の方に映画の見所を教えてください

もう完全にこの映画の存在そのものがネタであり、見所です(笑)。日本の2大大衆文化「巨大ロボット」と「怪獣」との人類の命運を賭けた大決戦をハリウッドが200億円の巨大予算で作った、というとにかく嘘みたいな映画です。この映画を観るために3Dテレビを買うファンが続出したIMAX 3Dに調整された最高の3D画質も魅力のポイントですので、可能であればぜひ劇場で!!

――作品を書くうえで悩んだところは?

文学作品ではないので飾り立てる必要性もなく、内容については「必要なことを、必要なだけ」といった感じです。ただ悩んだといえば繰り返しになりますけど、台詞起こしや作品名、発言の起こしにきちんと「引用元・抜粋元」を明記したり、といった配慮でしょうか。本書が大変ディープでマニアックな所も踏み込んでいるので、内容著作権ガイドなども書籍の引用、歌詞の引用はあっても「映画の監督コメンタリーの引用」までは教えてくれるところがなく気を使いました。基本、カッコで囲んで引用元をはっきり明記する、という方法で対応できました。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

まる二ヶ月かかりました。慣れないことはするもんじゃありません。

――羽生さんが特撮にハマったキッカケはなんですか?

私が小学生だった1980年代は今の元になる「サブカル」の萌芽が始まっていて、アニメ・ファミコン・そして特撮が子供の娯楽として自然に楽しまれ始めていた頃だったんです。テレビでは昭和のウルトラマンの再放送が頻繁にありましたし、怪獣の名前を出せば別の学区はおろか上の世代とも簡単に繋がれた時代でした。なので「自然にハマっていた」という感じです。自分はその中でとにかく色々な怪獣を覚えるのが楽しかった。TV特撮ブームは終わっていたので、それらを総括した「怪獣図鑑」がすでに出版されていて。それを観るのがとにかく楽しかったです。今の子供たちが「ポケモンの名前を覚える」のと同じだと思います。
特撮の歴史はほぼ昭和史とイコールなので、中学生以上になってから古本屋を巡るようになっても、特撮関係の面白い本がそこからいくらでも出て来るんですね。なので大人になるまで「生活の片隅に特撮」がずっと続いている感じです。
余談ですが、ネットの時代になってあらゆるファン同士が縦と横で分断し出会いずらい、いわゆる「クラスタ」化してしまったので、そこが寂しい限りです。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

びっくりするぐらい無かったですね。(笑)
映画を語ることは、同じ監督の過去作品や類似索を絶対「比較」に出さないといけないんです。なので都合上、個人名や商業映画での内容や台詞などをある程度文字で書き起さざるを得ないので「引用」部分は必須でした。なのでとにかく「Amazonからの修正指定されること前提で! わからない部分はその都度、指示を仰ごう…」ぐらいのつもりでいたんですが…修正もダメ出しも一切なく(笑) 引用も適切性があれば認めてもらえる、と判ったことで、今後いろいろな形のKDPの可能性が広がった感じをいただきました。

――電子書籍についてどう思われますか?

「電子書籍」の現状には、かつて「特撮」が辿った歴史とよく似た類似点があるように思います。
特撮が盛衰しSFXやCGが入って来た時、何かと「CGはダメだ」「人が手で作らなくては」と意固地な主張を始める特撮マニアが少なからずいました。「このままでは自分の好きだった特撮が消えてなくなる」という恐れがあったんだと思います。
電子書籍が登場し始めた時、少なからず知識があった自分に対し皆が揃って「紙の本はなくなるの!? 全て電子になってしまうの!?」と、とにかく詰め寄られました。敵対感むき出しに「手で触れなければ本じゃない」と公然と批判する出版関係社もいたのを見て、この過剰反応はかつての特撮などと似たような流れを辿っていると感じました。
消費者側のいちファンでしかない私としては正直、特撮も書籍も「中身が面白ければなんでもいい」と思っています。どちらにしても「いいとこ取り」をし合うことで発展する未来もあるはずなのだと思うのですが、駆逐される恐怖を感じた側は決まって「安直な二元論」に陥りがちな過剰反応を示す「過渡期」を経験するようです。
特撮も書籍もそれを大切にする思いがあるからこそ、その「ノスタルジー」が問題なのだと痛感します。

――今後の予定について簡単に教えてください

『パシフィック・リム』DVD・ブルーレイが発売されましたので、自宅で映画鑑賞しながら片手で読むのに適した解説書・第二弾を予定しています。前回の書籍では出来なかった「台詞」や「時間軸に沿った伏線」、あとギレルモ・デル・トロ監督の「最高にマニアックな音声解説」(笑)をより具体的に解説した内容。タイトルは『パシフィック・リム ムービーガイド 本編映像&オーディオコメンタリー全解説』(仮)とか、そんなタイトルになると思います。また近日中に何とかwebを作りたいと思っていますので宜しくお願いします。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

お買い求めいただいた皆様、ありがとうございます。つたない研究本ですが、ご満足いただけていたら幸いです。そしてもしこの書籍について賛美のご意向がありましたら、それはこの映画を作ってくれたギレルモ・デル・トロ監督に捧げていただければと思います。

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