電子書籍では短編を書いたほうが良い理由について考えてみた

この記事はKindle作家”夢原銀河”さんからゲストポストいただきました
1304082こんにちは、夢原銀河と申します。電子書籍を作り始めた小説書きです。
短編小説など、短いものが電子書籍向きだと言われ始めています。自分もそう感じています。そこで、短編の電子書籍化の利点と、活用法を考えてみました。

短編でも出版できることが電書の強み

紙の本にするには文字数が少なすぎるような作品も電子書籍では出版できます。iTunesなどのダウンロード販売の音楽ストアで、1曲でも販売できるようになったようなことに似ています。もちろん出版できることと、短編であることの利点は別のことです。それでも、これは電子書籍で新しく可能になったことです。

必ずしも短編である必要も無いですよね?

その通りです。ただ、電子書籍というまだ新しい場に飛び込んでみるなら、短編が良いと思います。それは
・データが小さくなること
・短時間で読めること

です。
これらは電子書籍で効いてきます。

データが小さいこと、短時間で読めることが何故重要なのですか?

ちょっとした空き時間にも買える、読めるということです。
電子書籍の特徴として、その場でダウンロードできることがあります。もちろんできない場所もありますが、低速回線しか使えない場所でも、データが小さいものはあまり待たせずに済みます。
Kindle書籍などはスマートフォンでも読めます。スマートフォンはいつも持ち歩く人が多いと思います。隙間時間に、まずスマートフォンを取り出す人も多いのではないでしょうか。その場で購入し、読んでもらうことができます。

気軽に購入するには価格も問題になるのでは?

その通りです。隙間時間に購入するなら、高価なものは受け入れにくいです。ジュース一本分くらいの価格だったら気軽に買えるのではないでしょうか。
低価格なら、短編でも受け入れられやすいということもあります。

作者としてはそれで良いのですか?

短編なら多数制作することもできます。そのことにはいろいろ利点があります。

例えばどんな利点がありますか?

利益が平均化する可能性があります。1000円の本を1冊出すより、100円の本を10冊出す方が安定します。5つが売れなくても、残りの5つは売れるかもしれません。
また、作品同士の相互作用も期待できます。

相互作用とは?

一冊気に入ってもらえれば、他のものも読まれるかもしれません。SNSなどで紹介される可能性もあります。紹介されれば、他の作品も辿られるかもしれません。

そううまくいくものでしょうか?

確かに同じような作品ばかりなら、相互作用もあまり期待できないかもしれません。SF小説を探す人には恋愛小説は届かないものです。
多くのジャンルに挑戦することで出会いを広げることができます。初めてのものに挑戦するなら、小さく始められることは良いことです。短編でも出版できることで、小さく始めることが可能になります。

他にも何か利点はありますか?

作品が増えてきたら、まとめることもできます。
気に入ってくれた読者が、他のものも読みたいと思ったとき、まとめ買いで割安に買えるものを用意することができます。
1曲聴いてみて、気に入ったらアルバムを買うようなものです。

この記事で伝えたいメッセージは?

小説などを書いている方に、電子書籍化に挑戦して欲しいということです。
ブログや投稿サイトで良いです、と思われる方も多いかもしれません。でも、電子書籍の方が圧倒的に読み易いのです。私は読みやすいもので届けたいと思います。
読むことも好きな者として、面白い電子書籍作品が増えてほしいです。できれば私が愛用しているKindleで。


この記事を書いた人

夢原銀河 Twitter @yumeharaginga
男性 1972年生
妄想を忘れないため、展開させるために文章にし始めました。書き始めた物語の続きが自分で気になって止められません。
2013年2月、神奈川・江ノ島まで徒歩15分の所に引っ越しました。夏が待ち遠しいです。
一般向けブログ
http://mukyoku.blogspot.jp/
アダルト小説公開・連載サイト
http://www.yumeharaginga.com/

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