君は勝ち残ることができるか「ジャンケン基本論」を執筆した堀内彰宏さんにインタビュー

【KDP最前線】「ジャンケン基本論」を執筆した堀内彰宏さんにインタビューこんばんわ、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第94回。
14年前からビルドアップし続けた勝利のための哲学「ジャンケン基本論」を執筆した堀内彰宏さんです。
堀内彰宏さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

ジャンケン基本論

「ジャンケンこそ、すべてのゲームの基本である」
『パズル&ドラゴンズ』の原型となったiPhoneゲーム『Dungeon Raid』で世界ランキング1位となった筆者が語り尽くすジャンケン理論。ジャンケンは運だけで説明できるゲームではない。あなたの知らないジャンケンの世界がここにある。
価格:99円
評価:最初のレビューをお待ちしています
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インタビュー with 堀内彰宏さん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

ジャンケンというシンプルなゲームに対して、どういうアプローチがあるかということを突き詰めたかったというのがキッカケです。ジャンケンについてはたくさん論考はあるのですが、どれも思い付きや少し実験してみたレベルにとどまっていたことが不満だったのです。
『ジャンケン基本論』は1999年、私が浪人生の時に高校の生徒会誌に投稿した内容がもとになっています。日本版KDPがスタートしたり、私が会社勤めからフリーに変わったりというタイミングに合わせて、改稿して、出版することにしました。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

確率、駆け引き、イカサマという大きく3つの観点から、ジャンケンをあくまでロジカルに掘り下げていることがポイントです。ジャンケンに関する既存の論考を取り込みつつ、発展させ、さらに多くのオリジナリティを加えている点が唯一無二であると自負しています。
私が『パズル&ドラゴンズ』の原型となったiPhoneゲーム『Dungeon Raid』で世界ランキング1位(参加者3万6000人超)となるなど、いくつかのゲームである程度の実績を持っており、机上の空論ではないということもウリだと思います。
また、表紙や挿絵をプロのイラストレーターさんにお願いしました。打ち合わせ内容やラフイラストなどを最後に紹介しているので、今後、イラストレーターさんと協力して出版しようとしている作家の方には参考になるかもしれません。

――作品を書くうえで悩んだところは?

どこまで分かりやすく書くべきか悩みました。特に最初の章では確率を扱うのですが、数式やグラフなどを出してしまうと、読者が引いてしまいがちです。掘り下げる以上、仕方がないのですが、そこは押し切った部分と妥協した部分がありました。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

最初に高校の生徒会誌に投稿した時は3日で書き上げました。ただ、「いつか再版したい」と思っていたため、それから14年かけて改稿し続けた感じです。

――本作の執筆中に起きた印象的な出来事はありますか?

制作に高校の同級生たちが、積極的に協力してくれたのがうれしかったです。高校を卒業してから一緒に作業する機会は結婚式くらいしかなかったのですが、疎遠だった友人とも連絡がとれて良い思い出になりました。

――プロモーションの秘訣を教えてください

私のブログ(http://d.hatena.ne.jp/akihori/20130330)で全体の8割を公開して、ソーシャルでの広がりに賭けたのですが、退職エントリと混ぜてしまったこともあって、あまりうまくいきませんでした。ただ、作品によっては有効ではないかなとも思います
プロのイラストレーターさんにお願いして、表紙を目立たせたのはある程度、成功したと思います。デバイスで本棚を見た時にも表紙が出るので、元気や癒やし、安らぎのようなものも得られるようなイラストを意識しました。
99円と安いこともあって、初めて会った人に名刺代わりに「こんな本出したんですよ〜」と伝えると、珍しがってくれて買っていただけるのはありがたいです。

――Kindle で出すにあたって困ったことはありますか?

Wordで入稿しようとしたため、プレビューツールで事前に確認することができず困りました。仕方がないので、実験用ファイルを入稿して、出版されたものを購入して、どのように表示されるか確認しました(全部で6回実験しました)。
また、出版社名をどうするかでも悩みました。結局、検索したところ実際に存在せず、商標登録もされていなかったので“民明書房”にしました。『ジャンケン基本論』というちょっと不思議な作品にはふさわしいと思っているのですが、集英社から怒られたらやめます(笑)。

――Kindle で個人出版を目指す方にアドバイスをお願いします

KDPは簡単に出版できるのが魅力なのですが、「アマゾンに自分の本を出せること」に重きを置いて、コストをかけて質の高い作品を作ることを意識した方がいいようにも感じます。特に本名で出す場合、自分の名前で検索すると上位に出るので、粗製乱造すると知らないうちに社会的な評価が落ちてしまうかもしれません。
また、Kindleストアの作品はKindleを持っていなくても、iPhoneアプリやAndroidアプリをダウンロードすれば読めるのですが、普通の人はそれを知りません。なので、「Kindleストアで出版した」と宣伝する時は必ず、そのことを合わせて伝えるべきだと思います。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

誰もが見たことがない展開がこの作品にはあると思います。私のブログ(http://d.hatena.ne.jp/akihori/20130330)で全体の8割ほどを公開しているので、購入しなくても、それを読んでいただけるだけでありがたいです!

著者プロフィール

堀内彰宏(ほりうち・あきひろ) Twitter @aki_hori
1980年、宮城県仙台市生まれ。
海運情報誌や金融経済誌を経て、アイティメディアで『Business Media 誠』の編集記者として5年活動した後、2013年3月からフリーに。ゲーム全般を好み、『パズル&ドラゴンズ』の原型となったiPhoneゲーム『Dungeon Raid』で世界ランキング1位となったほか、『ファイナルファンタジー14』で全サーバー最速で裁縫スキルをカンスト、『ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜』ではキーアイテムである強化アイテムの流通戦争で1年間勝ち残るといった経験を持つ。
ブログ『No Name Yet』:http://d.hatena.ne.jp/akihori/
記事アーカイブ:http://d.hatena.ne.jp/zenbun/

きんどるどうでしょうでは、KindleDirectPublishing、個人出版で頑張るインディーズ作家の方々を応援しています。

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