異世界ファンタジーだぜっ!「Mary,my sweet.」を執筆した呂比須一郎さんにインタビュー

1303151こんばんわ、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第77回。
独自の世界観で描く異世界ファンタジー「Mary,my sweet.」を執筆した呂比須一郎 さんです。
呂比須さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

Mary,my sweet.

過去、その強大な力を背景に栄華を誇った帝国リュギアス。現在その帝国は滅び、大陸には東西南北の4大国家が存在している。長い戦乱の日々が続く中、疲弊していた各国は融和の道を模索し始める。そして、かつて帝国の存在していた中央リュギアス、そこに議会を中心とした学院都市の運営を開始する。
かつての帝国人の子孫、中央人であるリューク・ゲイサムは学院の命により歴史編纂に携わることとなる。
価格:280円
評価:★★★★☆,1件のレビュー
Amazon.co.jpで詳細を見る

インタビュー with 呂比須一郎さん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

当時(2007年)就職活動中でゲーム会社へのアピール用でした。小説を書き始めて10年くらいでシナリオライター志望でしたが、特にイベント参加や新人賞の実績もなかったので、これじゃあいくらなんでも弱すぎると思い、泡を食ってそれまでアイディアだけ存在していたものを形にした覚えがあります。結果は面接までは行き、『熱意だけは評価』してもらった感じですが。
あとは大学1年生のときにイギリスに留学して『感じたことを生きている内に』詰め込んでおきたいと思ったからです。作品の舞台も留学していた土地がモデルで、この大学がなかったらこれは経済回ってないだろうな、とか思ったりするくらい学校が中心にあるんです。書いている頃に流行っていたライトノベルに学園都市ものがあって、丸かぶりしてんなーと苦笑いしてたのはいい思い出です。最近も某巨大掲示板発のアニメに似たシーン&セリフがあって、創作って難しいと痛感する日々です。天地神明に誓って、どちらも原作の中身知らずに書いています。本当に頭が痛いところですが、そういう市場調査ができていないのが今も自分の甘さであり、今後の課題だと思っています。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

特徴はあらゆる意味での『青臭さ』です。
主人公の考え方、話の運び、自分の書き方含め全てが青臭い。今回のKDP向けに誤字や流れ等、手直ししていて赤面しきりでした。
もしテーマソングを指定していいのなら、ザ・ブルーハーツの情熱の薔薇を指定させていただきます。青臭さつながりで(笑)
セールスポイントは最初に書いていただいたレビューにある通り「おっぱい!」でしょうか(笑)別に、というか完全にそれを前面にして売り出しているわけではないのですが、サービスシーンは意図的に配置しております。話の性質上キャラクターの動きが少ないので、インパクトと動きが大きいサービスシーンは入れとかなくちゃ退屈かつ地味に過ぎると判断したためです。未だにサービスシーン書くの苦手で、若干恥ずかしいんですが……。

――作品を書くうえで悩んだところは?

主人公リュークの設定です。当初はもっと武闘派で頼り甲斐のある男の子でした。彼の設定だけで何度もリテイクしています。
本当はもっとライトノベル然とした、超能力アクションありのちょっとエッチなラブコメありの作品を書く予定だったんですけど……どこでどうして間違えたのか、あんなひねくれた作品になってしまいました。以後も書けてないところを見るともはや芸風だと思っています。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

初期設定を作り始めたのは留学時代から数えて3年、実際の本設定やプロットは書きながら考えていたので実執筆時間は3週間くらいです。

――アイデアを出したり、集中力を高めたりするためにやっていることは?

柑橘系のお酒とひたすら歌うことです。ご飯はなるべく食べないほうがいいですね。
本気で何かやるときは1日1食とかです。あとはちゃんと朝起きて夜に寝るのが一番ですね。

――電子書籍についてどう思われますか?

印刷屋の息子なので紙の本に対する愛着も当然大きいのですけど、出す側としては電子書籍が一番今のところやりやすいかな、と思います。
紙ですとどうしても出版した後の修正が簡単にはできないですし、在庫ももたずに済みますし。私の部屋の大半を占める紙の本の山がなくなればそりゃもうすっかりスッキリしますし。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

WEBもちょろっとできるので、中身の編集には別に困ることはなかったです。なんかいやにピーキーなCSSの調整くらいです。
手元にAndroidタブとiPodtouchしかなく、使用していたプレビューソフトでは実機挙動がわからないからあげたり直したり。CSSの反映がどうなるのか、KDPに1回アップロードしてからじゃないと確認できないのは困りました。なんかいい見本があればいいんですけど。

――表紙を新しくするなら、どんなイラストレーターさんにお願いしたいですか?

相方には非常に悪い質問ですが、ふたり揃って大ファンな村田蓮爾さんか安倍吉俊さんで!
どうしても作風的に純文学にはいかず……かといってあからさまな美少女系テイストも合わない中途半端なコウモリなのですが、特に安倍さんの描く絵の重さが好きなんです。

――影響を受けた、もしくは好きな作家さんを5人教えてください

小説家なら赤川次郎さん、田中ロミオさん。漫画家は藤田和日郎さん、久米田康治さん、浅野りんさんです。あまり本格的な『文学』とされる作品には興味が持てないんです。
『日常+ちょっとしたファンタジー』くらいがいい塩梅ですね。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

まず、私の放言をここまで読んでいただいてありがとうございます。誰やねんって思ったらTwitter・mixi、小説家になろうでも覗いていただければと。
私の作風はなんか売れ線じゃないライトノベルであり、本人は純文学や古典には正直明るくないです。読んでいただいて『あーなんか馬鹿があがいてる』って思ったら、その通りであり思い通りでしてやったりです。私の作品づくりにおけるモットーは『普通の教育を受けた馬鹿の書くものの限界を探る』です。これからも馬鹿らしく、浅く狭くその場をぐるぐると回った結果を吐き出していこうかと思います。

著者プロフィール

呂比須一郎 Twitter @ropeichi
作風:売れ線ではないライトノベル
東京都在住 20代男性 元印刷屋 現WEB系求職中
コミケ等にも参加している割りと普通に弱小サークルの主催。ワナビひとすじ早14年。自分の本が簡単に刷れるからと印刷屋になった父の影響で小説を書き始めた人。ラブコメ大好きなはずが出力されるものはそんなの関係ねえ的なものばかりで泣きたい人でもある。
HP:http://xn--38ja4a2mh3c51c.jp/

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