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Kindleの電子出版サービス『KDPインディーズマンガ』の機能が”恐らく”正式に公開されたようです。https://t.co/4mEp7AX6P5
人気上位20名の方には月額10万円、これを12月末まで続ける『総額2,000万円のインディーズ無料マンガ基金』も発表されてます pic.twitter.com/yL7nawK3k2
— きんどう (@zoknd) July 5, 2018
先日、開発中と紹介したKindle電子出版のマンガ特化サービス『KDPインディーズマンガストア』が正式公開されたようなのでご案内。またこちらにあわせて毎月人気作家20名に10万円を支給するという『総額2,000万円のインディーズ無料マンガ基金』も発表されたようです。
サービス詳細（マンガ家さん向け）：KDPインディーズマンガ - 登録やアカウント作成ほか
公開されている作品一覧：KDPインディーズマンガストアトップ 対象作品一覧
インディーズ無料マンガ基金
・作品の人気度に応じて、毎月の分配金を受け取れる
・2018年12月31日までに支払われる予定の分配金は、総額 2,000 万円
・最初の約1 か月 (7月5日～7月31日) で上位 20 名の出版者に各 10 万円が支払われる予定
と、これまでは無料公開してもお金が発生しなかったKDPですが、KDPインディーズマンガストアに無料公開することで『人気が出たらお金をあげるよ』という取り組みのようですね。人気が出ないと、ただ無料公開するだけ……ということですかねぇ。pixivのようなコミュニケーションサービス機能があればまた話は違うような気がしますが、どこにチャンスを見出すか難しいですね。
現時点でプロマンガ家含めて35冊が公開中。新作に限る、というわけでもなさそうなので権利関係をクリアした読み切りや未発表作品などが死蔵されている方はこの機会に是非。計測方法がわかりませんが本日から”人気20位”なので、興味がある方は早めに参加するのが良いと思いますよ。
Kindle事業部さんはUnlimited関連で予算不足から一方的に出版社との契約を変更した実績もありますので、これが総額2,000万円分続くか心配なのと、来月以降にちゃんと作品が集まるかどうかも心配だ……。
プレスリリース：Amazon、Kindleストア上でマンガ作家と読者の出会いの場となる“Kindleインディーズマンガ”を新たに開始
KDPインディーズマンガストア 無料公開中作品
幼虫 Kindle版
生き物はみな突然に変化する‥。そんな不思議を忘れた日常生活に自然界からの復讐が始まる。生物と人体の不思議な摂理に迫る不条理SF。第１回は昨今境界も曖昧になりつつある「性」の不思議を科学します。1992年作。
やせれるもんならやせてみな ダイエット勝負 Kindle版
軽い気持ちで始めたダイエットをネット上の賭けにしてみたら、いや盛り上がる盛り上がる。 期日の年末までに漫画家鈴木みそは約束の体重になることができたのか！ 読者から集めたお金は戻せない。その顛末を漫画にしたものです。
Kindleインディーズマンガストアについて（プレスリリースより）
新進気鋭のマンガ作家の発掘と育成とともに、読者向けにより多くのマンガ作品を提供し、マンガ作品の選択肢の幅を広げることを目指しています
アマゾンジャパン合同会社 Kindle コンテンツ事業本部長の友田雄介は、次のように述べています。
「このたび、Kindleインディーズマンガをマンガ作家、読者の皆さん向けに発表できることを大変嬉しく思います。Amazonはこの度、マンガ作家に向けた自己表現のためのツールとKindleストア上の読者との出会いの場となる、プログラムを開始いたしました。今後も日本のマンガ作家を応援し、読者に向けてより多くのマンガを提供してまいります。」
注意事項：Kindle本の価格は随時変更されています。また、本サイトでは購入された書籍や内容についての責任は持てません。ご購入の前にAmazon上の価格・内容をよく確認してください。良い価格で良い本を。きんどるどうでしょうでした。
