書店の万引き被害総額は年間200億円!現状をレポートしてくれたカメントツさんに感謝したい

ゲッサン 2017年4月号より

こんにちは。リアル書店員のケス・ノングです。今回のエントリーはいつもと少し趣向が違っています。

いつもはケス・ノングが面白いと思った本、セール本のおススメを書き散らしてのっけてもらっているだけなのですが、今回はこのサイトの主のきんどうさん直々の「これで書いてくれ」というオファーを受けてやってきました。

お題は、今月号のゲッサンにて掲載の「カメントツのマンガならず道」。

『ゲッサン 2017年4月号』カメントツのマンガならず道

ゲッサン 2017年4月号(2017年3月11日発売)

ゲッサン編集部 (編集)
価格:549円
★★★★★ 2件のレビュー

「タッチ」の続編「MIX」連載a! あだち充から実力派ルーキーまで、読めば納得の最強連載陣、大集結! 少年サンデーイズムを継承する漫画力絶対主義の月刊少年誌!!2017年4月号配信!!

発端は、カメントツさんのツイート。

さっそく読ませていただきました。いや、これねえ、ほんとなんですよ。全部実話。ほんと、書店の万引き被害はまったくもって怒るというか、泣きたくなるんですよ。ほんと、このマンガに触発されて、「そうそうそう!」と興奮してしまったので、ここでは、このマンガでは描かれなかった書店万引き被害あるあるを書いてみましょうか。

万引きの被害はもちろん、対処に取られる人件費がでかい。

運よく私服警備員が万引き犯を捕まえたとしましょう。さて、そのあとまず店長もしくはその時にいた社員が呼ばれ、警察の聴取に立ち会わなければいけません。

被害は何と何で、それはどこの棚にあって、とか警察の人に説明し、ええからとっとと連れてってくれ!と言いたいところですが、まあ数時間は拘束されます。後からもう一度実況見分に来たりして、「人がいないときに」と早朝の店内で犯人が盗るシーンを再現したりして、もう本当にこの人件費がばかになりません。捕まえても被害があるのです。

盗られていなくても盗られている。

最近の大きな本屋って、テーブルと椅子を置いているじゃないですか。「座ってゆっくり本を選んでください」てやつ。あれ、普通に本の内容を書き写しているヤカラがいっぱいいるんですよ。本屋は本を売っているのですが、それは要するに書かれている情報を売っているんですよ。タダで書き写すのは万引きと同じなんですよ!! 中にはご丁寧にノートパソコン広げて入力している人までいます。人生様々です。

書き写してはいなくても、延々ガイドブック広げて旅行の計画立てているカップル、本屋でイチャイチャすんじゃねえよ!

…少し趣旨がずれました(興奮している)。

そんなものまで盗るな。

中にはしれっと椅子に座りながら、近くのコンセントで携帯を充電しているやつもいます。電気まで万引きするな!

と、この問題を書店員に振ると、このように見境なく興奮してしまうことがわかりましたね。まあ、我々も手をこまねいているわけではありません。

最後のコマにもありましたが、本当に、対策は日々進化しています。書店の被害はこれくらいあって、現状どんな感じなのかをレポートしてくれたカメントツさんに感謝します

たくさんの人が現実を知ることが大事です。皆さんもぜひ読んでみてください。他にもたくさんマンガが載っていてボリューム満点でお得な一冊でした。

それではまた、面白い本があればレビューします!!

この記事を書いた人:ケス・ノング

某チェーン書店で文芸書・文庫を担当。自分は人に薦めるくせに、人に薦められると読みたくなくなる天邪鬼。昔は年間300冊は読んでいたが、年々集中力が衰え今は年間80冊くらい。

Amazonプライムのおかげで映画やドラマも見てしまうので全然時間が足りなくて一週間が四週間くらいあればいいのに、とかバカなことばかり考えているからよけい本が読めないという悪循環に陥りがちな中年真っ盛りです。


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