Kindle読み放題はじまるし、手軽に儲けるリスキーなアイデアについて話す

day4
こんにちは、きんどるどうでしょうです。日経新聞が『アマゾンの定額読み放題、講談社・小学館が参加 月額980円』とニュースをだしたり、Kindle端末の上やモバイル版で一部タイトルに『Unlimited』の表記がついたりとまもなく読み放題がはじまりそうなので、電子書籍の阿漕な稼ぎ方的の話をしようかなと。

当初は読み放題を使ってクリエイターが儲けるマジメなマーケティング論書こうとしたら、うんこを量産する方法ばっかり思いついたので自分含めて燃やす方向で公開します。

主な狙いは海賊版とおぼしき写真集の撲滅。でもまぁ、場末のブログがとやかく言う程度じゃまったく波風もたたないので……Kindleストアになんらかの自浄作用か監視の仕組みが生まれないかなぁと。Kindle読み放題監視機構的な。

Kindle読み放題で儲けるリスキーなアイデア

さて、読み放題で儲けるための1番の方法は『読まれること』。たくさんのページが読まれれば読まれるほどAmazonがお金を支払ってくれます。

なので、1回だけ読んで終わりというコンテンツですとたくさんのユーザーに気づいてもらって新規開拓が必要です。しかし、一人のユーザーが繰り返し何度も利用するのだと延々チャリンチャリンとお金を産んでくれます。たとえば、

・繰り返し読まれるコンテンツ(辞書・ライフハックほか実用系)
・エロス、写真集など別の意味で見返すもの

ほかに、海外だと3,000ページほど中身の無い本をつくり”最後のページに無料プレゼントの紹介”なんてのを貼り付けて1回の読了で大きく儲けたりするみたいですよ。日本でもこれは自己啓発やスピリチュアル系なんかで使われそうな気がしますね。

あとは、これから述べるコピーコンテンツ系の大量生産とかな。製作の手間をかけず、読み放題(無料)を利用してうすーく稼ぐ方法。

バレなきゃいいんだよ!系のコンテンツで訴えられるまで稼ぐ

随分前に話題にして、たびたび問題視して繰り返し通報しても改善されない著作権表示がない美少女写真集系な。もう増える一方なんだよねェ……。たとえば

Japan Direct Publishing Guild
G Publishers

上は海外のフリー素材サイトや掲示板などで転載されている系の写真で、下はグラビアアイドルのイメージビデオサンプル画像のまとめ写真集。”Japan Direct Publishing Guild”はネット上で堂々と参加者を募ってますが”G Publishers”の情報はわからない。もしかしたら制作会社直営の可能性もありますが……。それなら各巻末なんかに情報がありそうなもんですが何にもない。

こういうアイドル・美少女系の写真集をしかも数百冊単位で読み放題対象にすると……結構まとまった金額がはいってくるでしょうな。アイドルの写真集だとトンデモナイしっぺ返しが来る可能性はありますが、例えばBOKETEの転載で『おもしろ写真集』をつくったり、個人の旅ブログから写真をパクって『綺麗な風景写真集』をつくったり、まとめサイトからテキストをコピーして『泣ける物語集』とかね。

最近だと『嫌われる勇気』をもじったような作品がでてますし、某プロブロガーの書評記事のように複数の実用書からノウハウをそのまま引用して『Myライフハック集』とかいって売りだすなんてのも……。これからは『ポケモンGO』ネタや『LINEネタ』なんかもまとめ本を出すとかもうどうだろう。あとは、読者互助会みたいなのを作ってAmazonにバレない程度に読み合うとかな。サロンで云々(ry

過去には勝手に他人の艦これの同人誌をKindleストアに販売するってのもありましたね。そういうの、たまに出版社が作っては炎上してますが、責任の所在がわかりにくいKindleストアだけと中々発覚しない/問題にならないので地味ぃに稼いでいけるはず

今のKindleという市場はバレなきゃ大丈夫なんですよ。とても残念な話ですが

うん。これまでKindleの個人出版はそういうコンテンツ野放しでしたが、有料で売れるものでもないのでそこまで問題はありませんでした。ただ、読み放題はじまって儲けるハードルが下がったらどうなるか……。考えるだけで反吐がでますね。胸糞悪い。

マジメにコンテンツ作って作品発表する人よりも、手軽にパクってきて物量を仕掛けるほうがお金になるってのは市場として死んでますからなぁ。先行事例である音楽よりは電子書籍は個人が簡単に作りやすいとはいえ……いくらなんでも読み放題が手軽に作られた違法コンテンツばかりになることはないとは思いますが……ほんと心配。

こちとら一部の出版関係者さんには寄生ビジネスとか言われちゃってますけれど、電子書籍がどうやったら売れてくのかとアフィサイトとしてマジメに取り組んでる分、Kindleが荒れるのみたくないんですよ。なんとか良い仕組みを作るか、Kindle担当者さん監視の目を強化してくれませんかね。

なにより、ウンコ増えると毎日の新刊・無料本チェックが面倒なんで……今だって「お、この実用書凄そうだ…って守護霊かー」的なのがね。わりとあるんですよ。すぐわかるのならいいのですが、パッと見で判断つかないと困る。

本家米Amazonでは読み放題でアカウント削除合戦など凄まじい泥の投げ合いをしていますが、日本ではどんな地獄がはじまるのか。楽しみデスね、KindleUnlimited。

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