【書評】Twitterで時代を築いたダ・ヴィンチ・恐山×error403『止まりだしたら走らない』が止まる気配がない!

こんにちは、きんどるどうでしょうです。ダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊氏初の小説『止まりだしたら走らない』のレビューをカリスマニュースサイト管理人・まなめさんに頂いたのでご紹介。

著者であるダ・ヴィンチ・恐山こと品田遊氏は詳しくはまなめさんがご紹介されていますが【超人気のTwitterアカウント】さんですね。そんな彼が同じく人気クリエイターerror403とタッグを組み東京中央線(東京〜高雄。新宿や三鷹を通るJR線)を舞台にした短編小説集です。

紹介者のまなめさんは知る人ぞ知るカリスマ。YahooJapanとほぼ同時期にWEBサイトを開設し、個人ながら驚異の情報収集力でニュースをキュレーションされた個人ニュースサイト界のレジェンドです。きんどうも随分まなめさんのサイト【まなめはうす】を参考に運用しています。

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Twitterで時代を築いたダ・ヴィンチ・恐山×error403『止まりだしたら走らない』が止まる気配がない!

こんにちは『かりすまにゅーすさいとかんりにん』まなめです。もうすぐ20年になるニュースサイト「まなめはうす」や、Twitterまとめサイト「さまざまなめりっと」を運営しています。

今回、長年Twitterでの話題や人気ツイートをまとめてきたというご縁から一時代を築いた人気ツイッタラーである大喜利の天才ことダ・ヴィンチ・恐山さん(@d_v_osorezan)=品田遊とerror403さん(@error403)のタッグによる中央線を舞台にした連作短編小説止まりだしたら走らない』を紹介する機会をいただきました。

まーるい緑の山手線
真ん中通るは中央線
新宿西口駅の前
カメラは○ドバシカメラ

栃木と群馬の県境で生まれ育った私にとって東京路線事情は何度も耳にしたこのCMソングで構築されてしまったおかげで、遠くにいながらして愛着を持ってしまい、気づけば中央線沿線にばかり居を転々とし早15年。
河口湖行に乗って河口湖まで行ってみたり、東京駅から三鷹駅まで徒歩で歩いたりと、順風満帆に中央線経験値を積み重ねていたところ、Twitterでお馴染みのお二人が中央線を舞台にした小説『止まりだしたら走らない』を出したというだけで中央線ファンにはたまらないものがあります。

学生からサラリーマン、リアルからネットまで、日常の何気ない思考を上手く表現する洞察力に痺れさせられる。そして、その着眼点、展開、すべてが素晴らしい!さすがダ・ヴィンチ・恐山!そう言わざるをえない一冊です。

140字を超えてなお輝く品田遊節が小気味よい

まず12本の短篇が素晴らしい。そのネタのチョイスから、視点、見せ方どこを取っても小気味良く、読みやすい。常日頃140文字のTwitterでクスリとさせるツイートで人気を集めるダ・ヴィンチ・恐山節とはまた違った、長文でも気持ち良く読ませる品田遊節とでもいうのか、学生からサラリーマン、リアルからネットまで、リアルな日常の何気ない思考を上手く表現する洞察力に痺れさせられます

そして、error403のイラストが素晴らしい。電子書籍版では短篇の冒頭のイラストだけであるが、書籍版はまるでアートブックのようにあちこちにイラストが散りばめられており、使い分けられたフォントと合わせて一つの芸術作品になっている。Kindleサイトで書籍版を勧めるのは気が引けるので、ここは両方買いましょう

最後にメインとなる13本の連作長編ですが、これは本当に良かったのであえて何も書きません。私は3日で3度も読み返してしまいました。何よりラストが気に入っているし、そこまでのさまざまなスピード感が上手かったです。

さらに、本書の魅力を伝えるためお二人をご存知ない方へ、時代を作ったアルファツイッタラーのお二人について語ります。

あの『アルファ』な二人の作品というだけで、とにかく買いだ!

ぶっちゃけた話、ダ・ヴィンチ・恐山とerror403という名が並べば、それだけで“買い”の一冊なのです。

そんなわけで、無駄にTwitterを最前線で見てきた私にしかできない2人の紹介をします。

今では誰もが認めるインターネットのインフラサービスの一つともなっている、短文投稿サービス Twitter。日本で最初にTwitterのブームが起きたのは2007年4月。日常を共有できるリアルタイム性と、自由に使えるAPIから、まるでおもちゃのように使えるサービスとして人気を集め、毎日のようにネットニュースの話題の名を連ねユーザを大きく増やしました。

当初はアルファブロガーと呼ばれる、ネットで元々影響力を持つブロガーのツイートが人気を集めたり、続々と参入してくる芸能人やアーティストがタイムラインを賑わせたりしていました。

そこに突如登場したのが、俗に「アルファツイッタラー」と呼ばれる、Twitterへの投稿だけで人気を獲得し、多くの人に知られるようになった人たちです。ただの一般人が芸能人よりも人気を集めていくようになったときには、誰が発信したツイートかよりも、何を発信したかで評価が決まるようになったのかと、時代の変化を感じました。

そして今では、ダ・ヴィンチ・恐山さんは66,000人以上、error403さんは264,000人以上ものフォロワーを抱え、2人とも活躍の場をTwitterの外まで広げています。

たった140字の世界で言葉とアイコンだけで有名になっていくセンス、運、そして現在も多岐に才能を発揮し続ける実力。そんな2人がタッグを組んだのだから、傑作以外が出てくることはないのです。

ダ・ヴィンチ・恐山をベストツイートとともにご紹介

プロフィール:2009年12月12日にTwitterを開始し、人気ツイートランキング初登場は2010年6月。自称輝き女子の名言という定番ネタはコミック化されるほど人気となり、10月頃には常にランキング上位を独占するほど次々と人気ツイートを連発し、誰もが知るアカウントまで上り詰めた。
その後、2012年10月にはパソコンソフト『コミPo!』を使用して月刊ビッグガンガンで4コママンガ『くーろんず』を連載するといった意外な才能を開花させ、また、Ustreamラジオ『オールナイト虚無』を発信したり、月刊まんがくらぶ『因果くらぶ』、TVブロス『字デテレビ』などの連載をかかえている。

*初期の人気ツイート。人気が出た直後から圧倒的人気で、ランキング上位を独占したこともあった。

*当時誰もが楽しみに待っていた後輩の輝き系女子の名言や奇行ツイートは「輝きジョシ子さん。」としてコミック化された。

*このネタの視点とセンスがアルファツイッタラーに上り詰めた秘訣でしょう

フリークリエイターerror403さんもスゴイ

プロフィール:2008年3月30日にTwitterを開始し、人気ツイートランキング初登場は2009年5月。そのセンスはツイートだけでなく、イラストや4コマ漫画にも見られ、2011年にはコンビニのネットプリントサービスを利用して学級新聞風の「エラ通信」を発行したり、2012年には四コマ漫画集「オチとは」を発売するなどし、多くの人気を集めた。
現在はフリークリエイターとして、「エラーくん」のLINEスタンプを販売したり、新潮社yomyom『神梅さんが思うに。』を連載したりしている。

*初期の人気ツイート。

*サブアカも2nd~6thまであり、用途ごとに使い分けている。

この二人の名が並べば、それだけで“買い”の一冊です

止まりだしたら走らない

品田遊 (著), error403 (イラスト)
価格:972円

Twitter界のスタープレーヤーであり漫画家、大喜利界の星。あの“ダ・ヴィンチ・恐山”が、“品田遊”名義で満を持して破格の小説家デビュー!都心から武蔵野の台地を横切り東京を横断する中央線車内を舞台に、さまざまなヒトたちの個人的な問題をあぶり出す連作短編集。現代人の共感を呼ぶ、あの人の、私の、誰かの、車内事情。

この記事を書いた人:まなめさん

@maname
かりすまにゅーすさいとかんりにん。はてな村とボードゲームと二郎が好き。
まなめはうす:http://homepage1.nifty.com/maname/


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