青空文庫をみんなで読む企画を4回実施した感想

1306111aこんにちは、きんどるどうでしょうです。Kindleの無料本をシェアしながらみんなで読む新企画「Kindle岳」を4週にわたって実施しましたので、みなさんの感想をまとめました
第1回は日本を代表するもっとも分かりやすく美しい古事記入門書「古事記物語」。第2回は現代にも語り継がれるニューヨークの都市伝説「スリーピー・ホロウの伝説」。第3回は乃木坂太郎が『幽麗塔』でコミカライズをしている怪奇サスペンス「幽霊塔」。第4回は小栗旬の映画版もあったということで「奇岩城 アルセーヌ・ルパン」でございます。みなさん、ご参加ありがとうございました。


脱力感やツッコミが冴えるツイートダイジェスト #kindle岳

第1回「古事記物語」編

とにかく、古事記物語は『なんとなく知ってる』のと『なんだこれは?!』というツッコミどころが多すぎてシェアをしやすい作品でした。前半の神話すぎる展開から一転、後半にかけて殺伐とする天皇家の話が史実なのかファンタジーなのかと、まさしく良い題材でした。
その他、ハイライト・シェアされた箇所はこちらで確認できます。
>> kindle.amazon.comで「古事記物語」のシェア・ハイライト箇所をチェック

第2回「スリーピー・ホロウ」編

19世紀のアメリカの小説の翻訳本なんですが、抑揚のないストーリーと不思議な言い回しでツッコミどころが少なくてイマイチ盛り上がりにかけました。突然終わりますしねぇ。物語としては中々なんですが『シェアをして読む』という企画で取り上げるには失敗だったと反省しています。
>> kindle.amazon.comで「スリーピー・ホロウ」のシェア・ハイライト箇所をチェック

第3回「幽霊塔」編

複雑な物語ではありますが、ハマる人はハマるようで『面白かった』『一気に読んだ』という声がそこそこありましたね。以前、乃木坂太郎のコミカライズ『幽麗塔』が無料お試しキャンペーンだったので落とした方も多いんじゃないかしら。
とにかく長い上に舞台設定が日本なのかイギリスなのかよくわからないし、言い回しや漢字が複雑でかなり取っ組みづらい作品ですね。わたしは30%付近で脱落しました……。参加者の方が物語の背景などをネタバレしない程度にまとめてくださっています。→ 「『幽霊塔』この果てしない道行きを僅かにでも照らすことができれば(赤井五郎の寝言日記)」
>> kindle.amazon.comで「幽霊塔」のシェア・ハイライト箇所をチェック

第4回「奇岩城 アルセーヌ・ルパン」編

ルパン三世の下敷きにもなった有名な児童文学シリーズですね。知らなかったのですが2011年に山寺宏一主演で映画化されてたんですね。 → 「ルパンの奇岩城
今回、角川セールなど各社のセールが相次いでて忙しかったので昔読んだからとテストしただけで参戦すらしていないのですが(ェ 翻訳が微妙だという声が多数ありましたが、文藝春秋創業者の菊池寛訳だったんですね。『アラビアンナイト』『小公女』など多数の名作を翻訳しているんですなぁ。『イワンのばか』は是非題材にしてみたい。 >> Amazon「菊池寛(無料本)
>> kindle.amazon.comで「奇岩城 アルセーヌ・ルパン」のシェア・ハイライト箇所をチェック

四回実施してわかったこと「なんか可能性はあるっぽい」

自分でシェアをすることを意識して読んで見ると、読み飛ばすようなところも『ネタは、ネタはないのかー!』とじっくり読んじゃいますね。いつもと違った本の読み方ができて新鮮でした。
企画自体としては難解な本に挑んで「こんなん読めるかー!!!」という阿鼻叫喚を見てみたかったのですが、実際やってみると「意外に読めちゃうね」という方や『そもそも読まない』という両方にスパッと別れますなぁ。脱落コメントはあんまり集まらなかったので、ちょっと残念でした。
それでも、少なくない方々が企画に乗っかってくれたことで、シェアをして読むという読者間の広がり(ツッコミ)の文化が生まれそうになっていたことは実に興味深い。これまで読書は孤独な作業でしたが、仲間がいる感があってワクワクできましたね。もちろん自由を満喫できる『孤独の読書』もいいんですけどね。
でもまぁ、期間的に角川セールとかぶっちゃって無料本を読んでる場合じゃねぇ、という方も多かったかも。無料本に時間をかけて最後までじっくり取り組むよりは、お金を払って積んでしまっている本に時間を使いたいという気持ちはよくわかりますし。なので、今後は脱落コメントを集める〜 とか、そういう面倒くさいことはあんまり考えず課題図書を決めて「シェアしまくって読もうよ」くらいで回すのが良いかもしれない。とにかく、せっかく無料で名作文学が読めるわけなんですから積極的に活用して面白く読んでいきたい次第です。
また、今回の企画に欠かせなかったKindle公式のソーシャルリーディングサービス『kindle.amazon.com』はまだ英語版しかないのと動作が不安定だったのが問題もありそうですね。Android版だと使えませんし。それでも、これが日本語化されてシェアをして読むということが広がれば趣味としての電子書籍が次の展開を迎えるんじゃないかと期待できます。しかし、直接金を生むわけでも無ければかなりTwitterに依存してるサービスなんで、いつ日本語化されるんだろうか……。

おわりに。次回以降の『Kindle岳』に関して

1週間で1冊はやはりしんどい、という声も少なからずあり、あとそれ以外も本を読みたいですからねぇ。10月いっぱいはお休みをして11月より毎月の課題図書みたいな感じでのんびり回していこうかなと思います。
もちろん、新たな企画案も用意していまして英語の原書に挑む『#Mt.Kindle』や、一心不乱に挑み続ける精神修行『#kindle千日回峰行』などなど、いろんなことができそうですよね!!……参加者集まらないだろうなぁ……。
でも、参加者さんが新たに『Kindle読書会』を企画しはじめたり、新たなハッシュタグで課題図書を決めて挑まれだされているようなので、それらを地味に応援をしつつ新たなKindle読書の形を模索していければなぁと考えています。
さいごに、改めて本企画にご参加いただけたKindleユーザーの方々本当にありがとうございました。

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