なぜあなたの本はRTされないのか。【拡散希望】【必読】【読んだらレビューを!】を効果的に使った仲間の作り方

1306291こくぼしんじです。
神、カリスマ、ブランドといった畏敬の対象を目指すべく『おみこし理論を現実世界で発動させる4ステップ』を紹介している本シリーズも第4回。
今回から、第2ステップとなる「認知のステップ」に入ります。
最初のステップは「自らを定義する」ことでした。次にとるべき行動は、自分で決めた「定義」にしたがって顔や名前を売っていくことです。一言で言うなら――目立つ!
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なんか雲行きが怪しいですけど……行ってみましょうか!

志を立てたら、まずは目立とう!

このステップ2「認知」。認知なんて言うとキレイに聞こえますが、オレが『あな神』の草稿を最初にまとめていた頃は『目立ちのステップ』と命名していました(笑)。
作品を書いたら、あるいは志を立てたら、次にすることは決まっています。アピール! 一心不乱のアッピール! それだけです。作品を持っているなら宣伝しまくる。何か書いたのなら、とりあえず広める。
もちろん、目立とうといっても、メディアに取り上げてもらってるワケでもない段階だと、手段は限られるでしょう。この場合は、TwitterでもFacebookでもはてブでも2chでも、自分の持ちリストにメール一斉配信でもなんでも使って、悪目立ちしてください。
きっとウザがられます。けれど、ここはウザがられることを承知で露出を強化するステップ。あえてやりましょう。

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【注意:ガンガン宣伝&紹介していいのは「無料コンテンツ」だけだよ!】

ただし、宣伝するのは「無料のコンテンツに限る」ってのがポイント。ここが宣伝活動で自己の評判に致命傷を負わないため、いちばん大事な点です。有料商品への誘導なんぞを強引に繰り返したら、ウザがられるだけでは済まず、間違いなく社会的に抹殺されます。それは現段階でも、後の段階でも、絶対にやっちゃダメ。
でも、自分の意見を書いたブログ記事や文芸作品の無料お試しコーナーなど、クリックした読者がリスクを負わないで済む無料コンテンツへと誘導する限りにおいて、露出強化や宣伝はどんなに行なっても本質的な「悪」にはなりません。
なのでKDP作家さんが自作品の宣伝を行う場合は、自サイト(ブログ上)に無料の試読コーナーなどを設置し、Twitterなどで呼びかけて読者を呼ぶのがいいでしょう。

試読ページの例:

十市社さん『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』上 サンプル版
http://t-yashiro.publog.jp/archives/28629968.html
※この紹介もステマっちゃステマなんですけど、上記はすごく面白い作品なので、あえて紹介させていただきます。
なお、サンプル版のDLはAmazonの商品ページからも可能なんですけど、やっぱり商品ページに誘導するより、こういう純粋な試読ページに誘導する方がスマートです。商売をチラつかせなければチラつかせないほど、お客さまに嫌われるリスクは軽減しますから。
……で、あなたが「よし、宣伝活動やってみるか!」と歩きはじめたところに、今度はいい感じで、後ろから無慈悲な一撃を加えちゃいますけど(笑)。
まあ、自己アピールを繰り返したところで、十中八九、好意的な反応は返ってきません。少なくとも今の段階では。

誰も自分を認めてくれない……だと……?

徒手空拳の人が志を立てて、新しく何かを行った場合――たとえば、KDP作家さんが自作品を発表し、それをTwitterやFacebookなどのソーシャル上で「読んでください!」と宣伝し始めた場合、あるいはサイトを作って訪問者を集め始めた場合など、まずぶつかるのがこの壁です。
あなたが仮に正しいコトやもっともなコトを主張していたとしても、面白い作品を宣伝していたとしても、情報配信を開始した当初は、まず間違いなく首をかしげられます。
「うぜえ」「しつこい」「リムブロでOK」
「はぁ? 偉そうなコト言って、お前、何様?」
「そういうのは実績が伴ってから言って下さいねー」

……ってなモンです。
まあ、こうやって冷たくされる理由は……昨今、ライフハック系のあらゆる論者が一様に言う、コレですね。
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……ってヤツ。
たとえば、「アイドルの魅力」について秋元康氏が語れば、それは有益な情報として情報誌などの見開きカラー記事となるでしょう。ですが、同じ内容を一般人が力いっぱい語っても、そんな話は誰からも見向きされないはずです。
これがブランドを持つ者と持たざる者の絶望的かつ決定的な「差」。実績やブランドのない者の発言は、それが正しかろうと冷たくあしらわれるってコト(※)。
※そうでもないと反駁するのはちょっと待ってね。そこが今回の本題なので。
実際問題、オレのような馬の骨が、マンガのキャラ立て論を基にブランディングの極意を語る『あな神』も、まだまだこの状態にあると思ってます。卑下でも何でもなく、ね。
で、こういった、何かを始めた当初の「打っても響かない」絶望的な状況に少しずつ風穴を開けていくプロセスと方法論が……ステップ2『認知』の主な内容です。

無駄を承知で自己アピールを繰り返すと……何が起こる?

ここでは一般的なKDP作家さんの場合を例にして話しましょう。「読んで読んで」の自己アピールを繰り返すと……だいたい、運命は大きく2つに分かれます。

(1)ウザがられるか無視されるだけで、好意的な反応が返ってこない。

この場合は、言い方がどうしても冷たくなりますけど、ステップ1『定義』からやり直してください。ぶっちゃけた話、あなたの書いた作品そのものに欠陥があるとこうなります。
つまり、共感を得られる内容じゃなかったってコト。KDP作家さん以外の例で言うなら「あなたの提示したビジョン、ネタそのものがダメ」とも。
ただし――ここですぐ成果が出せなくても、お客さんにお金などの損さえさせていなければ、もう一度精進することで必ず再起できます。

(2)ウザがる人ばっかりの中に、少数ながら、好意的な反応も混じっている。

こうなったらしめたモノ。次の施策を行いましょう。
ちなみに言うと、前回紹介したプリキュアトライブの佐々木クンも、自己アピールををニコニコ動画上でやっていたためか、活動開始当時のネガティブ反応は壮絶でした(笑)。
それこそ最初は、「うぜえ」「きめえ」「マジキチ」「これ何の罰ゲーム?」「氏ねじゃなくて死ね」「プリキュア以外でやってください」なんて、言われまくってたんです。
その反応が、3~4ヶ月動画のアップを続けているうちに、少しずつ変わったんですね。
次第に「その根性だけは評価する」「なんかコイツ……嫌いじゃない」「不屈www」「だんだん慣れてきた」「何気に喋りが上達してる」「相変わらずきめえ……だが、それがいい」なんて言われるようになり、最終的には動画をリリースするたび「GODさんキター!!」「待ってたぜー!」って喜んでもらえるようになったいう次第。あと、動画に「キモすぎ」なんてコメント入れる奴がいると、他の視聴者が「じゃあ見んなよバカが」なんてフォローしてくれるようにもなりましたね。
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どこまで叩かれるかは、最初に掲げた主張の内容にもよりますけど……(男のプリキュア好きはさすがに叩かれますw)。いずれにせよ、ここでのあなたの仕事は、たとえ虚しくても当初の理念にのっとったアピールを繰り返すこと。そして潔く、みんなからバカにされまくることです。
あなたの主張や作品に共感できる点があれば、バカにしている人たちの中から「コイツは、もっと評価されるべきだ」と思ってくれる人も「必ず」現れます。ステップ2『認知』とは、破滅を承知で闘いながら、辛抱強く救援を待つステップなのです

風穴を開けてくれるのは「仲間」!

この「認知」のプロセスでは正直、運も絡むので、プロセスを順番に説明するより、求めるべき結果から逆算的に説明した方がしっくり来るかなと。
……ということで、ステップ2「認知」で得なければいけない結果とは何か。それはズバリこれです。
  ↓  ↓  ↓
『実績など無関係に共感、応援してくれる、数人~数十人程度の「仲間」』
つまり、ブランドや金、実績といった付帯要素ではなく、あなたの作品や志そのものに本音で共感してくれる人たちを、まずはたったの数人でもいいから作りましょうというコト。
最初に書いた「ウザがられるほどのアピール」というのは、広い世間の中から、こうした少数派の人たちを掘り出すために、避けられない作業なんですね。
先ほど「実績やブランドのない者の発言は、それが正しかろうと冷たくあしらわれる」なんて言いました。けれどそんな世の中にあってなお、実績や肩書きになど一切こだわらずあなたの「話の中身」を吟味してくれる人たちは、一定数、確実に存在するんです。
そして、あなたの「話の中身」を慎重に吟味した上で、面白いじゃんと共感してくれる人たち――それがステップ2「認知」で集めるべき「仲間」です。

「仲間」と「ファン」の違いとは?

さて、『あな神』独自の用語が飛び出したので、ここで少し説明させてください。オレが提唱する「おみこし理論」では、応援してくれる人たちを大きく2種類に分けます。1つは仲間。もう1つはファンです。
比べると、こんな感じですね。

「仲間」

あなたの理念や志に共感し、同じ目標を目指して一緒に戦ってくれる人たち。理念や志ベースでのつながりなので、徒手空拳の空手状態からでも獲得可能。

「ファン」

あなたが持っている「価値」に魅力を感じてくれる人たち。ブランドや「芸」があって初めて生まれる関係性のため、徒手空拳状態で獲得することは難しい。

「認知」段階では、仲間を作ることだけに注力せよ

とはいえ、実績のない徒手空拳状態だと、ファンはなかなか獲得できません。ファンとは本質的に、あなたの中身よりも実績に憧れてついてくる存在なので、晴れて何かの実績を出すまでは獲得するのが極めて難しいんです。
なので、ステップ2ではファンではなく、「仲間」を獲得することに注力します
これをKDP作家さんの例で言うなら、あなたの作品の面白さを評価してくれて、なおかつ自作品なりあなた自身の魅力を積極的に拡散してくれるような「仲間」を探すってコト。
その後、いわゆる「ファン」はそこからどうやって獲得するのかというと……。こういう感じ。
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ズバリ、先に「仲間」を集めて小さな「おみこし」を作ってしまいます。で、この「おみこし状態」を見せびらかすと、今度こそいろんな人達(上のイメージだと黒いシルエットの人たち)は「あの人、ひょっとしてすごいのかなー?」とあなたを気にし始め、ファンになってくれる……というワケです。
また、仲間が集まって相互に宣伝できるようになると、情報の拡散量やスピードも掛け算で上昇するので、1人で寂しく宣伝していた頃がウソに思えるほど、認知度が加速的に上昇します。

さて「仲間」を作るには?

正直、ファンならばともかく、最初の仲間を作るにはどうしたらいい? なんて真顔で聞いてきちゃう人には、首を傾げざるを得ないんですけどね……。それこそ「あなた、幼稚園や小学校の頃から、親友をどうやって作ってきたの?」みたいな話ですから。
まあ、読者さんDisってもしょうがないので、解説しましょう。
1つは上でさんざん書いた通り。自分からバカや無謀ぶりを晒して、それでも面白いと言って近づいてくれた人たちを、可能な限り丁重にもてなすこと。
「丁重」にもいろいろありますし、どんな接し方がベストかは当然、人によるんですけど……オレの場合は、可能な限り本音でお応えするというやり方。ご参考までに。
もう1つは、自分からお外に出て、仲間になってくれそうな人を探す場合ですね。
コレ、KDP作家さんが「仲間」を作る方法に限って言うなら……自分からどんどんKDP本を読み、本音で面白いと思える作品があったら「これ面白かった!」と素直に褒めればいい……それだけです
ここで、邪道な真似や考え方は一切必要ありません。
この人はKDP界隈で影響力持ってるから仲良くしようとか、Twitterのフォロワー数多いから仲良くすれば自分の作品の情報も拡散してくれるかなーとか。そういう邪悪かつ小賢しい心根は必ず見ぬかれます(笑)。
だいたい、どんなにソーシャルの腕前に長けていようと、人気サイトなどを保有して潜在顧客を抱えていようと、本人がKDPに限らず「作家」を名乗っているなら、その人がいちばん褒められたいのは「自作品の面白さ」に決まってるじゃないですか。
だから素直に、読んでみて面白かったらまず自分で褒めるか情報拡散してあげる。内心でつまんなかったら特に触れない。これだけでいいと思います。
いまの段階では、自分なんかの価値を認めてくれて、対等に付き合ってくれる仲間を大事にしましょう。その輪を大きくすれば、自己の影響力も自然と増していきます。そうしたら、もともと格上だった相手も段々と「対等」に近くなってきますから。格上の仲間を探すのは、自分の格が上がってからでいいんです。
また、格上の人間やメディアというのは、常に広く世間を眺めて、面白そうなヤツを探してるモンなんです。だからわざわざ媚び媚びしなくたって、こっちで勝手に面白そうなコトやって盛り上がっていれば、「面白そうだね。オレも混ぜてくんない?」と言って近づいてきてくれます。
今の段階じゃ誰も信じてくれないと思うけど、コレはホントだよ!(必死w)

ステップ2から次へ移るには?

ステップ2とはファンの前に「仲間」を探して集める段階だと説明しました。となると今度は、この活動をどこまで続けたらステップ3『継続(断行)』に移れるのか……という疑問を持たれるかもしれませんね。
実際のところ、ステップ2と3を分ける明快なポイントはありません。あえて述べるなら、下記のような新展開が起こった頃から、活動はステップ2から3へと徐々に移行します。
・あなたと仲間たちによる情報拡散がメディアのアンテナに引っかかり、ネタとして取り上げられた時。
・最初の仲間の中に運良く「影響力のある人」が混ざっていて、その人があなたや作品について情報の拡散を始めた時。
要は、自分自身の代わりに他人があなたをプッシュしてくれるようになった頃が、ステップ2卒業の頃合いなんですね。
なので、次はステップ3へ……と行きたいところですが、その前に、ステップ2ではいろいろと補足が必要となります。ステップ1『定義』の時みたいに、裏のやり方や抜け道こそ特別にないんですけど、ステップ2には陥りやすい「落とし穴」が沢山あるので。
そこを次回、まとめます。ではでは!

この記事を書いた人

本名:小久保真司(こくぼしんじ)
1974.10.12.うまれ。
東京都台東区の山谷地区出身。慶応義塾大学総合政策学部を卒業後、専門学校や声優養成所の事務員として働きながら漫画原作者に師事し、シナリオライターに。コンビニ向けのペーパーバック漫画やゲームのシナリオライターとして活動する。現在は通常のライター業も請けつつ、KDPでオリジナル作品を発表中。他に、自分と同じKDP作家を支援する活動も行なっています。→『きんぷれ!』(http://kin-pre.com
Kindle本「DISTANCE (がんばれ!アクターズ戯曲シリーズ)」好評発売中

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