とても女性にお見せできない!ドキュメンタル シーズン1 を女性目線で楽しんでみた


Amazonプライムビデオ番組を全話視聴しませんか?という連続企画『今からプライムビデオのこれ見よう』。今回はシーズン3も絶好調配信中のHITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル シーズン1をご紹介。

ライターkamito努(かみと ゆめ)@kamitoyumeさんに1・2話の見どころを語っていただきました。//きんどうここまで

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル

プライム会員見法だお

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル

2016年にAmazonプライムビデオで公開された『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』。「ドキュメンタリー」と「メンタル」を掛け合わせてた言葉で、松本人志さん主催によって究極の笑いを追い求める番組です。

第1回で松本さんが語った「密閉され、限られた時間のなかでの無法地帯」で、笑いを仕掛けながら、最後まで笑わなかった人が勝利するというシンプルなルールのもと、「笑い」とは何かを突き詰め、芸人たちを追い込みます。

この記事では導入編として女性、お笑い初心者の筆者が、松本人志さんからの問い「究極の笑いとは何なのか」を『ドキュメンタル』を視聴して考えてみました

まずは第1話を見たい!と思って頂けるようドキュメンタルで1000万円を獲得するためのルール説明。そして地上波ではないAmazonプライムならではの注目ポイント。最後に女性・お笑い初心者の方へのアドバイスとなっています。

女性にとっては本編はかなり衝撃的でシモネタのオンパレード……とても『刺激的』な内容になっているため、そういうのが苦手な方も最後まで見てもらえれば嬉しいです。

「ドキュメンタル」とは?

芸人参加費100万円、優勝賞金1000万円という条件が書かれた招待状が届いた複数の芸人たち。参加するも断るも自由という中、第1回の「ドキュメンタル」には10人が集いました。

100万円の集め方はそれぞれ。貯金でまかなえる人もいれば、妻に嘆願したり、貯金を切り崩し、先輩にも借りるなどあの手この手で集めた人もいます。人体実験に挑戦してまでも参加したいという強い意志を持った人もいました。

ここで、ルールを確認したいと思います。

1 小道具の持ち込みは自由

衣装をはじめ、持ち込めるものなら小道具は自由です。生き物を持ち込もうと考えた人もいるようでした。多くの参加者が大きなバッグにいろいろと詰め込んできている中、ほとんど手ぶらの状態で参加し、身一つで戦う人もいました。

2 参加者は10名、外部から遮断された部屋で笑わずにいられるか?

参加者がひとつの部屋に閉じ込められた状態で、笑わせ、笑わせられる勝負を行います。笑顔もNG。部屋の中でできることであれば、何をしてもOKというルールです。シャワーを浴びたり、飲食、飲酒をすることも可能です。

3 最後まで笑わずに勝ち残った者が賞金1000万円を獲得

一人ひとりが持ち寄ったお金を、勝ち残ったひとりが総取りできるという仕組みです。

4 制限時間は6時間

部屋の中にも残り時間を示すモニターがあり、いつでも確認することができます。松本さんのスタートによってカウントが始まります。松本さんの判断によって中断ブザーが鳴ることがありますが、競技再開までの間は笑うことが可能です。

5 松本人志からの指示が電話で届くことがある

スタッフからの干渉は一切なしというルールです。もし何かあった時には別室にてモニターチェックしている松本さんと部屋に設置された電話で連絡を取り合います。

笑ったか、笑っていないかの判断は基本的に松本さんによって行われますが、その際は制限時間を一旦止めて、参加者とともに審議の時間に入ります。イエローカード、オレンジカードがあり、レッドカードが出たら失格、退場となります。

参加メンバは以下の通り。
ジミー大西
FUJIWARA 藤本敏史
宮川大輔
野性爆弾 くっきー
ダイノジ 大地洋輔
東京ダイナマイト ハチミツ二郎
とろサーモン 久保田和靖
天竺鼠 河原克己
トレンディエンジェル 斎藤司
マンテロウ アントニー

松本人志さんも「精鋭部隊」だと称するこの10名での戦いが始まります!

見どころ:究極の笑いとは何なのか? という問い

『ドキュメンタル』を通じて、視聴者にも問われているのは「究極の笑い」とはどういうことなのか、ということです。ご紹介する3つのポイントに注目しながら視聴すると、より楽しめるでしょう。

1 地上波テレビではできないことをやりまくる

これが吉と出るか、凶と出るかは観る人の感じ方次第ではありますが、『ドキュメンタル』は、やはり地上波ではなくてAmazonビデオでこそやるべき企画になっているのではないでしょうか

何をやってもいい、と言っておきながら著しく編集されていたり、発言にまでモザイクがかかっていたりと情報が限られてしまう地上波に対して、『ドキュメンタル』では最初から激しめの下ネタで笑いを取ったりと、奔放です。

全4回のなかで注目したいのは、地上波にはない奔放な部分が、どのように笑いに活きているのかということ。過激な部分が笑いを引き起こすのか、もしくはその分冷めてしまうのか。それは10人の参加者それぞれで、時間が経過するごとに傾向がはっきりとしてきます。

2 視聴者完全無視、「笑わせたる!」の一点のみ

さすが地上波でないというだけあって、何気なく視聴しはじめてると、かなり驚くほどの過激さ。過激というより、下品な部分も多いと言うべきか……!?

各回の冒頭に「お笑い芸人による”戦い”の記録です。ありのままお見せしているため、刺激的な場面もございます」という注意書きが入っているほどです。たしかに、刺激的。

「こんなのお笑いじゃない!」と思う人がいる一方で、「こんなにも面白い企画はない!」と感想が二極化するのがすぐにわかるはずです。

そんな中でも、果敢に笑いを仕掛けていたのが宮川大輔。普段、テレビで観るような雰囲気とは少し違った、神経質でつねに怒っている様子が見受けられます。こういう一面も持っている人だったのかと新しい発見がありました。

競技前半から仕掛けた笑いも、まあ、面白かった。この仕掛けによって、自分が脱落するきっかけを作ってしまうのですが、それでも攻めが効いていました。

「あぁーーー(下品)!!!!」と思いながら、きっと観た人誰でも笑ってしまうのではないでしょうか。

3 「笑えない」、参加費100万円という制約

きっと誰にでも思い当たると思いますが、「できない」という状況こそ、やりたくなってしまったり、普段なら気にも留めないような小さなことが気になって仕方がなかったり。参加者の「あかん、あかん」という声が届きそうな(いや、実際声に出していた人も)、自制との戦いがあります。

笑えない状況のなかで、笑いを仕掛けていけるのか。仕掛けたことによって、自分自身が笑ってしまわないだろうか。そんな葛藤が垣間見えたり、実際にドツボにはまってしまう人がいたりと、ただ笑いをとるだけではない難しさも、視聴者にとっては楽しめるポイントです。

もう一つの制約といえば、参加費100万円を忘れることはできません。番組内で松本さんも話していますが、参加者によって100万円の重さは違います。普段から仕事が舞い込んで苦労なく100万円出費できる人もいれば、やっとアルバイトを辞められるだけの経済力になった人、先輩や事務所に借りることでしか支払えなかった人、それぞれです。

100万円を失いたくない気持ちか、それとも1000万円を勝ち取りたいという気持ちか。あるいは、そのどちらにもさほど執着がないように見える人もいます。「笑えない」という状況と、失う可能性の高い100万円、得られるかもしれない1000万円の制約と欲が『ドキュメンタル』の面白さを倍増させていますよ

お笑い初心者・女性におすすめしたい『ドキュメンタル』の楽しみ方

普段からお笑いに親しんでいない人にとっては、衝撃的な内容だったかもしれません。とくに女性には「刺激的な」内容でした。とはいえ、せっかく見始めた企画を、結末も知らないままに途中で視聴をやめてしまうのはもったいないです。

筆者も女性ということで、今回は、刺激を軽減しながら、ひと工夫によってより楽しめる方法を考えてみました!

先に結末を知って、「どうしてこの人たちが残るのか」自分なりに分析する

あくまで個人的な意見ですが、先に結末を知っていた方が冷静に観られるし参加者全員に均等に注意を払うことができます。今回は、笑ってはいけないというのが前提にあるので、笑わないためにいかにして工夫をしていたか。第2回放送では脱落者も出てしまう中でどうやって集中力を保っていたのかという点に注目すると、違った面白さがあります。

脱落者が少ないうちは、ドミノ倒しのように笑いが電線してしまうこともありますが、それをうまく回避していたのには、やはりそれなりの計画があったのではないかなと思います。

自分も笑わない挑戦をする

意外にニヤっとしただけでも、わかりやすいものなんですね。松本人志さんも「笑いをこらえる顔が面白そうなヤツ」が見どころの一つだと語っていらっしゃいます。

主催者という立ち位置ですので、松本さんは別室のモニターから様子を観て自由に笑ったり、コメントしたりしています。松本さんと同じ目線で、笑いながら観るのももちろん面白いのですが、いち視聴者でありながら、参加者になったつもりで「笑いをこらえる」のも面白いかもしれません。

本当は、複数人で視聴して、視聴者どうしで同じ「笑わない」ゲームをやるのもおすすめなんですが、何せ内容が刺激的なので、女性なら一人で観た方が心穏やかな気がします。特に、付き合いたてのカップルはふたりで観ない方が良いですよ(笑)。

男性版『テラスハウス』だと思ってみる

途中でふと思ったのが、「番組企画じゃなくても、起こりかねないゲームだな」ということです。お笑い芸人にしか出せない空気感があるなかで、ドキュメンタリーという面も持っている以上、どこか身近でリアルな感じもしました。

なので、「男が集まったら大体はこんな感じなんや!」と割り切る。割り切って、あくまで生活の一部を覗き見するような感覚で観てみると、それもまた面白そうです。

終わりに 笑わない強者、笑う脱落者が続出!

第1回放送では、参加者が10人の紹介やルールの説明を行いながら、参加者同士で様子をうかがって競技が進行していきます。開始早々、イエローカードを食らう人が続出し、競技とは思えない和やかな雰囲気すらありました

それが第2回では、脱落を恐れずに笑いを仕掛ける人と、笑いを堪えるのに必死で攻め込まれる人、何をみてもチラッとも笑わない人に分離し、それぞれのキャラクターや傾向がつかめるようになります。

そして脱落者が出ると、場の空気は一変。競技らしさが際立つ雰囲気になりました。張り詰めた空気の中から絞り出される攻防は見ものです。

『ドキュメンタル』はシーズン1に続き、シーズン2も公開され、現在シーズン3が始まったばかり。まだご覧になったことのない方は、ぜひこの機会にシーズン1からご覧いただき、自分なりの「究極の笑い」とは何かを考えてみてください。

この記事にはAmazonプライムビデオ『ドキュメンタル』シーズン1より、引用の範囲で複数のスクリーンショットを掲載しています。本画像の著作権者より通告を頂いた際はすみやかに画像を取り下げます。

Amzonプライムビデオで独占見放題『ドキュメンタル』シーズン1

HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル

プライム会員見法だお

松本人志プレゼンツ、密室笑わせ合いサバイバル。10人の芸人たちが自腹の参加費100万円を握りしめ、芸人のプライドと優勝賞金1000万円をかけて笑わせ合う。最後まで笑わなかった者が勝ち。密室に閉じ込められた芸人が極限まで追いつめられることで生まれる本能むき出しの笑いを見逃すな!※当番組は、番組の性質上、ご覧になられる方によっては一部不適切と感じられる場合がございます。予めご了承の上、お楽しみ下さい。(C)2016 YD Creation

ライター紹介:kamito努(かみと ゆめ)

ライターです。掲載記事の告知、観た・読んだ作品についてツイートしています。執筆記事に感想もらえるとすごく嬉しいです

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