TVアニメ『ボールルームへようこそ』序盤注目ポイント


Amazonプライムビデオで配信中のTVアニメ『ボールルームへようこそ』をライター 丸本大輔 @maru_workingさんよりご紹介いただきます。

『ボールルームへようこそ』は講談社のコミック誌『月刊少年マガジンコミックス』にて連載中の社交ダンスをテーマとした青春ドラマ。しばらく連載休止がありましたが6月に待望の最新9巻が発売されましたね。また、アニメ化にあわせたキャンペーンかな? 第1巻が0円100%OFF)キャンペーンも実施中ですね。

全24話中まだ5話が公開されたばかりです。まだ見たことがない方はここから是非お楽しみいただければ。また、きんどうのプライムユーザーで揃って楽しみたいので 是非Twitterで1〜3話のお気に入りポイントを #ボールルーム見てるで教えてください。ご感想お待ちしてます!***きんどうここまで

ボールルームへようこそ

プライム会員見放題

8月7日まで? 原作コミック46%ポイント還元セール

ボールルームへようこそ(9)

竹内友 (著)
価格:432円 46%ポイント還元

都民大会A級戦。この大会で優勝しなければ<グランプリin仙台>には出場できないばかりか、千夏とのカップルは解消になってしまう。多々良と千夏は、お互いに不満を抱えながらも予選の舞台へ。自らの不甲斐なさをダンスにぶつけた多々良は千夏との“一瞬の調和”を生み出す。模索を続ける二人のダンスは―!? そして、そんな千夏を意識する明、優勝大本命の釘宮など周囲のダンサーたちにも変化が……。

想像以上どころか、まったく想像してなかった社交ダンスの熱い世界『ボールルームへようこそ』

皆さんは「社交ダンス」にどんなイメージを持っていますか?
中高年を中心とした大人の趣味?
映画やドラマにも出てくるような貴族の嗜み?

どちらも間違いではありません。しかし、「競技ダンス」とも呼ばれる現代の社交ダンスは、世界大会も開催されているスポーツ。少年少女が青春を賭けて挑むほど、熱く激しい世界でもあるのです。

そんな社交ダンスの世界を圧倒的な熱量と画力で描いているのが『月刊少年マガジン』で連載中の『ボールルームへようこそ』

大学時代、競技ダンス部に所属していたという女性漫画家・竹内友の連載デビュー作で、2011年12月号での連載開始直後から話題を集め、瞬く間に『月マガ』の看板作品の一つに。今年の6月には、約2年ぶりの新刊となる第9巻が発売されました。

7月からは、原作の持つ熱さを損なわないどころか、さらに熱く濃く映像化したアニメもスタート。ネットではAmazonプライム・ビデオで独占配信されています。


公式サイトトップ:http://ballroom-official.jp/

最速放送であるMBSの放送終了直後に配信されるため、MBSが観られない地域の人にとっては、Amazonプライム・ビデオが最も早く観られる方法。筆者(都内在住)もAmazonプライム・ビデオで視聴しています。

8月4日現在、第5話まで配信されていますが、過去の配信分も全話視聴可能な上、全24話の予定なので、まだまだ余裕で追いつくことが可能。この記事では、主人公の富士田多々良が初めて大会に出場する第3話までの内容と見どころを紹介しますが、読んで気になった人は、ぜひAmazonプライム・ビデオでの一気観をおすすめします。

そして、12月まで続くアニメ『ボールルームへようこそ』の世界を一緒に楽しみましょう!

見どころ1:少年&スポーツ漫画の王道、主人公の成長物語

主人公の富士田多々良は、特に目立った才能も、夢中になれるほど好きなこともない平凡な中学3年生。

中3の夏になっても進路に悩み、志望校も未定ですが、「胸を張って『好きだ』と言えるものがあったら、僕は変われる」という秘めた思いは持っています。この導入だけでも、多々良に自分を重ねてしまう人は多いはず。筆者も「きっかけさえあれば……」と思いながら毎日を生きてます。

そんな多々良が見つけた「好きなもの」が社交ダンス。

不良に絡まれているところを助けてくれたプロダンサー千石要。
同じ学校に通う眼鏡っ子の美少女でダンサーの花岡雫。
雫のパートナーでアマチュア国内№1の天才ダンサー兵藤清春。

様々な偶然から一流のダンサーたちと出会い、彼らとダンスの世界に魅了された多々良は、千石が所属する小笠原ダンススタジオでダンスを始めることになり、自分を変えるきっかけをつかみます。

私たちが叶えられそうで叶えられない思いを、叶えようとしている多々良。地味で、気弱で、カッコ良く見える場面はまだまだ少ないですが、スポーツものの王道をまっすぐに歩む魅力的な主人公なのです。

見どころ2:「Production I.G」制作のハイクオリティな映像

多々良がダンスにハマることで物語が動きだす本作。ダンスシーンの映像にそれだけの魅力と説得力が無ければ、作品として成立しないのは言うまでもありません。

第1話から見始めて最初に惹きつけられるのは、雫&兵藤ペアと、赤城賀寿&真子の兄妹ペア(4話で初登場)らが華麗に踊るオープニング。

激しく華やかな動きとともに、アップ時の顔の作画も見どころです。原作準拠のキャラクターデザインのため、通常時から描き込み多めの作品ですが、サビでの兵藤と赤城兄のアップの描写は圧巻。その恍惚とした表情は、踊ることの楽しさを強烈に訴えかけてきます。

動きで印象的なカットも随所にありますが、第2話で個人練習している兵藤の姿は、線のタッチ、動き、表情のすべてが鬼気迫るもの。

飄々としながらもダンスに人生のすべてを賭けている兵藤という人間の本質も伝わってきます。

また、第1話のAパート、練習着でくるりとターンする雫も必見。中学3年生とは思えない色気を放ち(スタイルも抜群)、ファンが一気に増えそうなカットです。

アニメーション制作を担当しているのは、『黒子のバスケ』『ハイキュー!』と立て続けに大ヒットスポーツアニメを送り出しているスタジオ「Production I.G」。

アニメーションプロデューサーの松下慶子は『ハイキュー!』も担当。キャラクターデザインの岸田隆宏、総作画監督の千葉崇洋、本田真之をはじめ、『ハイキュー!』のハイクオリティな映像を支えた作画スタッフも数多く参加しています。

ちなみに、監督の板津匡覧もアニメーター出身。テレビシリーズでの手描き作画アニメの一つの到達点とも言われる『電脳コイル』で総作画監督を務めた実力派で、その絵作りの才能は、当然演出面でも発揮されていることでしょう。

見どころ3:「社交ダンス」という新鮮な題材

日本での社交ダンスの人口は2014年の時点で約160万人とも言われ、世界でもトップクラス。原作の『ボールルームへようこそ』のヒットや、ダンスを扱うバラエティ番組などの影響もあり、若年層のダンサーも増えているそうです。

それでも、この記事を読んでいる人や、アニメに興味のある人の大半は、社交ダンスの世界についてあまり詳しくはない……はず。しかし、それは多々良も同じ。多々良が千石や、ダンススタジオの美人スタッフ・円谷環らに様々なことを教わるのと同時に、視聴者も自然に社交ダンスの世界を知ることができます

スポーツものでは定番の構造ですが、それが非常に機能している作品で、未知の世界を知ることによる知識欲も満たしてくれます。「BOX、ワルツのベーシックフィガーの一つ、“スリー・オブ・ナチュラルターン”」とか、よく意味が分かってない台詞を、口にしてみたくなることでしょう

用語などをもっと詳しく知りたい人は、原作も一緒に楽しむとさらに理解が進むはず。また、アニメ公式サイトでは、多々良役の土屋神葉と、賀寿役の富田健太郎が社交ダンスのレッスンを受講するという動画コンテンツも配信中。


公式サイトトップ:http://ballroom-official.jp/special/

最初は歩き方からスタートしている二人ですが、本編と同じく全24回予定なので、かなり濃い内容になっていきそうです。ちなみに、多々良役の土屋神葉は、人気女優・土屋太凰の実弟。姉は、日本女子体育大学で舞踏学を専攻するなどダンスの面でも才能を発揮していますが、神葉は……?

あとがき

兵藤の代役(替え玉)という形で競技ダンスデビューした多々良。踊る楽しみをさらに実感したことで、大会へ出るためにも自分のパートナーを探すことになります。

しかし、社交ダンスの世界では、誰かとパートナーを組むことは結婚にも例えられるほど大きな事。雫には兵藤というパートナーがいる以上、多々良が雫とペアを組むことは、基本的に有り得ません。ヒロインと(競技の上では)結ばれない主人公という少し切ない構造も、この作品の魅力の一つなんですよね。

今後、多々良がどんなダンサーとパートナーを組むことになるのか……。全24回ならば、おそらくそれも描かれるはず。原作未読の方はそんな展開も楽しみにしながら、一緒に作品を追いかけましょう! ネタバレが気になるタイプの人は、6巻以降の原作の表紙は見ない方が良いですよ

最後に、今回は筆者(43歳男性。スポーツ観戦好きのアニメライター)の独断で見どころを紹介しましたが、本音を言えば、オープニングとエンディングを含めた24分のすべてが見どころのような作品。

皆さんがアニメ『ボールルームへようこそ』のどこに魅力を感じたのか気になるので、ぜひ、ハッシュタグ「#ボールルーム見てる」を付けて、Twitterで「第1話から第3話のお気に入りのポイント」をつぶやいて下さい。

例えば「1話でターンする雫、胸から腰にかけてのラインがヤバい #ボールルーム見てる」という感じに。

自分(@maru_working)もこの記事がアップされた後、記事中には書ききれなかった見どころをTwitterで呟いていきたいなと思います。

ちなみに、声優であり歌手でもある小松未可子の歌うエンディングテーマ『Maybe the next waltz』も最高なんですよね。

みかこしの歌声がこんなにもワルツにマッチするとは驚きでした。ライブで生の音の響きも体感しながら聴きたくなる曲です。あ、Twitter用のネタを、フライング気味に書いてしまった。

Amazonプライムの見放題で独占配信中

ボールルームへようこそ

プライム会員見放題

何をすればよいか分からない平凡な中学生・富士田多々良は ある出来事をきっかけに社交ダンスの魅力に引き込まれていく。 「何か一つでいい、好きだと言えるものがあれば」今の自分から変わるため、多々良は社交ダンスの世界へ飛び込む。 多々良の成長を圧倒的な「熱量」で描く、 唯一無二の「青春」ダンスアニメ、ここに開演!!

この記事にはAmazonプライムビデオ『ボールルームへようこそ』より複数のスクリーンショットを掲載しています。本画像の著作権者より通告を頂いた際はすみやかに画像を取り下げます。

ライター紹介:丸本大輔

アニメ・声優系フリーライター&編集者。『劇場モーパイ』『劇場ガルパン』『劇場アルペジオ』『たまゆら』など、劇場アニメ、イベントのパンフレットなども多数制作。エキサイトレビューでレギュラーライターもしています。

AmazonKindleで原作コミック第1巻が0円配信中(8/4現在)

ボールルームへようこそ(1)

竹内友 (著)
価格:0円 100%OFF

俊英が贈るダンススポーツ青春譚、開幕! その一歩(ステップ)で僕は変わる――。平凡な中学生、富士田多々良(ふじた・たたら)は将来の夢も特に無く、無為な日々を過ごしていた。そんなある日、謎のヘルメット男に出会った多々良は訳もわからず連れ去られてしまう。男が向かった先は……何と社交ダンスの教室だった(……)踊り手の魂が交錯する舞踏室(ボールルーム)で繰り広げられる、激アツ! ダンスストーリーに酔いしれろ!!

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