こんばんは、きんどるどうでしょうです。現在、東京@表参道で開催中のKindleFireHDX体験会にまさかのAmazon公式から招待されたのでいってきました。
Amazonとして実店舗を使ったイベントは初めてとのことで、Kindleをたくさん売っているサイトさんが招待されたんだって。ククク、うちもエラくなったものだぜ……ということで、KindleFireHDXを早速体験してきましたよ!実機購入済みでいじり倒した後だけども!
Kindle エンタメステーション @ 表参道 新しいKindleの世界を体験しよう
1階はAppleStoreのような展示ブース
入り口はこんな感じ。明治神宮前駅徒歩3分くらいの好立地のカフェを間借りしたスペースで。煌々としてるんだけども、入り口が狭くてフラッとは立ち寄りにくいかなぁ。
スタッフがいっぱいで撮影できなかった。今夜(28日)放送のワールドビジネスサテライトで特集されるみたい。
テレビ東京の取材中 pic.twitter.com/1RC7J5ld39
— Yoshi Kosuge (@yoshikosuge) November 28, 2013
2階はリビングをイメージした体験ブース
ソファーに座りながらKindleFireHDXをイジれるスペースがあるんですが、アフィサイトの中の人たちが10人弱いて写っていない写真を選ぶとアップばかりに……。そだ。何故かベッドが鎮座していましたよ。是非寝転がりながら体験してくれる勇者に期待したいですな。
Kindleアクセサリ事業部から、KindleFireHDXのオススメポイント
Kindleデバイス&アクセサリー事業部 小河内さんからKindleFireHDXの説明を聞いてきました。細かい点については「KindleFireHDX」の紹介サイトにあるのと同じで「速い・軽い・綺麗」がイチオシポイントということで。
んで、恒例のiPad Airとのスペック比較で「100万画素ほど上」「解像度も勝っている」「値段は2万円ほど安い」「豊富なコンテンツが揃っている」というなんだか日本メーカーの携帯のウリ文句を聞いているような感じ。ブランド戦略とか、販売数や実績みたいな話を聞けるかなぁと思ったのだけどもちょっと残念でした。
KindleFireHD8.9を触った感想。HDX7より8.9のほうがいいな!
7インチで十分だろーということでHDX7を買ったのだけれども、8.9とは70gしか変わらないんですよね。マンガ読むにも大判サイズと同等になるので値段差を無視したら8.9が欲しくなりますね。触った感じマンガ読むにはホント快適なサイズ。見開きで読むのにちょうどいいし、縦だと中々の迫力があるんだけれども……いやぁ、15,000円の差はやっぱりデカイよ。いい端末だと思うけど、この差額でPaperWhiteも買った方がいいんちゃうかなぁ……。
ほんと、映画を見るのにもちょうどいいし、Webブラウジングにも十分な性能を発揮してくれた。でも1万2千円上乗せでiPad AirだしiPad2とは値段変わらないんですよね。難しい価格だなぁと思う。
でも、確かに驚きの軽さだった。画面の発色も綺麗。宇宙兄弟を読みましたがとても読みやすかった。しかし、値段がネックすぎる。HDX7でも機能的に割高感が否めないのに……。ここは解決策としてPaperWhite8.9インチモデルを検討して欲しいところ。
お土産にカレンダーとクーポン、カタログをもらいました
2014年のカレンダー(非売品)とKindleFireHDXの最新カタログ、映画・音楽で使える400円分のクーポンをいただきました。Kindleのカタログって初めて見たけどこれビックカメラとかKindleを販売している量販店で置いてるんですかね? うん、Webサイトと同じコト書いてあるわ。
あと、体験ブースで貰えるクーポンコードは全部同じものなので二度通ったからって「800円分!」なんてことはありませんよ。手元に2枚あってホクホクしてた自分が愚かしいわ……。Amazonの巧妙な罠だわ……。
最後に体験会に参加した雑感
「iPadやNexus7と何が違うの」という部分で全部持っている身としてはKindleを選ぶ理由は見つからなかったなあ。ブースでの見せ方等はAppleとあんまり変わらんし、いくらスペック高くても出来ることがAmazonが提供するモノ以外ないってのは寂しいわ。せっかくの初の実店舗なんだからAmazonならではの何かを見たかった。あと事業部長さんは「8.9インチモデルですと背面カメラがついたり、自宅のテレビとミラーリングができて大画面でコンテンツを共有できます。」と推してたけども、それはKindleじゃなくても出来ているからね。悩ましい。
あとHDXの体験会だから仕方ないのだけれど「新しいKindleFireHD」が無かった点ですね。あれば嬉々としてHDXとの差を確かめられたんですけども。
もう一つ気になった点としては「新規ユーザーの獲得」に重点を置き過ぎなんじゃないかなと。iPadって新型出るたびに買い換える人たちいるじゃないですか。そういう人はインフルエンサーになってくれるよね。でも、今回のHDXに関しては従来機のHDからどれだけ進化しました!という話をあんまり聞かないかも。
ありえないくらい「軽く・早く・綺麗」にはなったんだけども、どう言えばいいのかな。初代FireからFireHDを買い替えた人はアメリカには多数いたんじゃないかと思うけど、FireHDからHDXに買い替えた層というのはどうなんだろうね。
Kindle本を読むならPaperWhite。+αはFireシリーズか他タブレット
PaperWhiteは唯一無二感がある。デバイスの完成度だけじゃなくてサービスでもAmazonが他社を一歩も二歩も先を言っている感があるのだけども。Fireシリーズの売り方ってどうしていけばいいんだろうね。他タブレットでは出来ないKindleだけの特徴って「AmazonPrime」だけどコレ月額課金サービスだからなあ。良いサービスだよPrime。生活が豊かになりはするけども。
2012年初登場時のKindleFire、FireHDは「圧倒的な安さ」がスゴイ売りだったのだけれど、今回のHDXの強気な価格感についてはちと引っかかるなあという印象。
それよりも、なによりも「なんで発売前にしないんだこのイベント!!!!」すでに購入済みの実機あるから「わー家のとおんなじだー」というかなり低いテンションで触ってしまったよ。レビュー済んじゃったしさー。
たぶん、先に触ってたら8.9インチを相当悩みぬいて買った気がする。7インチと比べるとやはり8.9インチ快適ですわ。どっち買おうかなーと悩んでいる方は、是非体験会に行ってみるとわたしと同じ悩みを抱えると思う。比べるとちっちゃいんだよ7インチ……。
あとはまあ、あれね。公式に間違われるくらい頑張ってるからAmazon認めてくれてセール情報とかで便宜をはかってくれるようになるかもしれないなんて期待したのは幻想だった。テンションは下がったけど、負のモチベーションに火がついたね。向こうはやはりシビアなグローバル企業、刺す・刺されるくらいのドライな関係だと改めて認識した日でした。やるよー、もう粛々と更新して公式のTwitterアカウントよりフォロワー多くなってやるんだ。
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