TVアニメ『将国のアルタイル』シーズン1 1〜3話の見どころ解説


Amazonプライムビデオで独占見放題のTVアニメ『将国のアルタイル』の見所を作家の@shachiさんよりいただきました。

将国のアルタイルは講談社のコミック誌『月刊少年シリウス』にて連載中の人気漫画を原作とした作品。本作はAmazonを経由して世界の国・地域200箇所で配信されるというかなり"戦略的"な位置づけというにもご注目いただきたい(プレスリリース)。現時点ではシーズン1の第4話まで配信されたばかりなので未見の方はまだまだ追いつきますよ。

さて、きんどうのプライムユーザーで揃って楽しみたいので、原作ファン・アニメを見た方でお気に入りの将軍(パシャ)を是非Twitter #アルタイル見てるで教えてください。ご感想お待ちしてます!……アニメだとまだそこまでパシャでてないですけどね(へっへ ***きんどうここまで

今からプライムビデオのこれ見よう『将国のアルタイル』

将国のアルタイル

プライム会員見放題

『将国のアルタイル』という作品は、架空の中世イスラム世界が舞台。主人公のマフムートは、自国であるトルキエ将国の将軍となり、自らの思いや国民の期待を背負い、隣国である巨大なバルトライン帝国との戦いを繰り広げていく。戦略とアクションに満ちた話です。

掲載誌は講談社の月刊少年シリウス。原作漫画は現在19巻まで出ていまして、シリウスでは看板作品となっています。

将国のアルタイル(1)

カトウコトノ (著)
価格:540円

犬鷲使いの少年将軍、乱世に挑む! 二大国家を揺るがすエキゾティック英雄譚! ――かねてより対抗してきたトルキエ将国とバルトライン帝国。ある夜、帝国の大臣が暗殺され、2つの国は一触即発状態に! 開戦を望む将軍たちの中、マフムートは暗殺の裏に潜む事実に気付く!! 国を守り、人を信じ、動乱を平和に導くため、若き少年将軍マフムートの戦いが、今、ここに始まる!!

将国のアルタイル(19)

カトウコトノ (著)
価格:540円

“警告の鐘”をもって、ついにバルトライン帝国の喉元・城壁の町(ミュール)に刃をつきつけたザガノス軍。帝国存亡の危機ともいえるこの戦況に、皇帝に忠誠を誓った新貴族(ヘルマン)が、獅子奮迅の戦いを挑む。レレデリク率いる重騎兵4千の大軍団の増援を待ち、自ら囮となり戦場を駆ける新貴族。トルキエとバルトライン。暁が昇るとき、勝利を手にするのはいずれの陣営か!?

シリウスの公式サイトでは、二次創作四コマ漫画『将国の!』が連載中ですし、シリウスにてスピンオフ作品の『将国のアルタイル外伝 嶌国のスバル』が連載中です。

将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル(1)

小林裕和 (著), カトウチカ (著), カトウコトノ (監修)
価格:540円

「将国のアルタイル」のアナザーサイド、嵬伝<がいでん>開幕! 大陸の強国に蹂躙された、極東の島国・日薙<くさなぎ>。奴隷として虐げられる日薙人のもとに、滅びた皇家の遺子、皇子<みこ>が帰還。彼らは遂に反撃の火蓋を切る――! 「将国」世界を震撼させた新兵器“東弓”を巡る、知略と蛮勇入り乱れた“国土回復譚”が今、始まる!

過去には本編掲載中のシリウスにて、ソガシイナさんによるスピンオフ作品『小国のアルタイルさん』も掲載されておりました。

小国のアルタイルさん

カトウコトノ (著), ソガシイナ (著)
価格:540円

原作カトウコトノ、漫画ソガシイナ。『将国のアルタイル』から生まれた愛と冒険と戦略のゆるふわ戦記! 小ちゃくなったマフムートさんたちが現代日本にやってきた!? そして勝手にシリウス編集部に住み着いた!? 可愛いけれどもしっかり領土戦争&政治闘争。原作にはありえないカップリングやキャラクターの意外な側面が垣間見れるのだ。『アルタイル』初心者も大歓迎。わりとゆるくてわりと楽しめるショートギャグ21編!

これぐらいスピンオフ作品がたくさんできるほどの人気作のアニメ化ということで、どうしても期待は高まりますよね。実際に見てみたところ、その期待に十分に応えてくれる作品でした!

何よりこの中世世界が動いているというだけでも嬉しいのですが、マフムートパシャ(将軍)の声や、鷹のイスカンダルの動きなど「原作を読んでいて観たかったもの」がきっちりと表現されていて、原作重視の人にも楽しめる作品になっています。

監督は『機動戦士ガンダムUC』『機動戦士ガンダム UC RE:0096』(劇場版でやったガンダム UC の全7話をTV版22話に再構成した作品)や『あまつき』『RD 潜脳調査室』  の古橋一浩さん。絵コンテが緻密で昔から監督をやる前からいろいろな作品で絵コンテを担当していた方です。

OPのシドはアニメタイアップが多いグループで、『黒執事』『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』『BLEACH』『マギ The Labyrinth of magic』『黒執事 Book of Atlantic』などでも良い楽曲を提供してくれています。この作品にも良い感じで合っていますね。

アニメは24話やる予定ですので、原作の1-4巻の「マフムートの旅編」は全部やりそうです。もしかしたら5-7巻の「トルキエ内乱編」までやってくれるのかも。

現在Amazonプライムで放送終了後(とは書かれていましたが、今のところ2時間後ぐらい?)から配信開始されます。放送が26時25分(TBS、MBS)という、とても夜遅くてリアルタイムで見るのがつらい時間帯なので、プライムで時間や機器を選ばず見られるのは大変ありがたいです。放送されない地域の人でも、いつでも見られますからね。

みどころ1: 登場人物が多岐にわたり個性的で、若いのから年寄りまでいろいろいて楽しい

いろいろ作品がありますが、面白い作品というのは「登場人物が多岐にわたる」という点が共通していることが多いのです。

この『将国のアルタイル』という作品も、本当にキャラクターが多く、マフムートは17歳の少年ですが、彼の育ての親にあたるカリル将軍は68歳ですし、敵方のルイ大臣は33歳だったりします。


若い女性、若い男性から、年寄りの男性、中年の女性など、ほかの漫画ではあまりみないくらい年齢層の幅があるんですよ。年齢の種類が豊富なので、きちんとその世界での生活が垣間見えるという点が素敵なのですね。

戦時ものですので、将軍としての女性は少なめですが、きちんと魅力的な方々が沢山おられます。初期に出てくるエルルバルデス公爵でありシュネーシュトルム伯爵夫人でもあるレレデリクはインパクト強めです。

その分、ちょっと覚えきれないんじゃないかと思うかもしれませんが、大丈夫。1話から順番に見ると、話に引き込まれているうちに名前をしっかりと覚えられます。

みどころ2:舞台の中世イスラムが近代と中世の合間くらいで、服装や攻城兵器などが観ていて楽しい

時代にしては鉄砲が戦闘配備されるかされないか、という時期の中世ですので、馬での戦いが主な時代でもあります。歩兵や騎馬などが重要視されていた時代の攻城戦や、原野での戦いなどの表現がかなり素敵なのです。

攻城兵器なども、櫓を組んで矢を射ることや、大きな木で門を打ちつけることなどもしますし、いざとなれば城の下に穴を掘って中に入り攻め入ることもあります。この辺りは日本の戦国時代の攻城術などと比較しても面白く見られますし、よく判らない武器でも話が進むときちんと使ってる場面などが見られて知識欲も刺激されること請け合いです。

日常の服装も、これぞイスラムといった踊り子の服装や帽子や裾などの布をふんだんに使った特徴ある服装がいろいろと見られますのでファッション的にも楽しいです。

カトウコトノさんの描く美しい世界が動いて観られる。それだけでも素敵だと思います。

みどころ3:軍隊が軍隊と戦うときにおいて、戦術だけでなく、そこに至るまでの戦略としての交渉を上手く描けている

よく戦闘というと、軍隊と軍隊がどのようにして戦い、主人公がどれだけ強く、どういう敵の首を討ったか。というのがクローズアップされます。

しかし将国のアルタイルではそれだけではありません。戦う前に勝負が決まっていたり、勝負開始と共に本国から撤退命令が出たりと、交渉によって戦場が変化していくのが見られるのです。

交渉により周囲を味方にしていつのまにか敵が孤立していたりと、こういった戦略の部分である交渉を上手く描いているのも魅力の一つだと思います。派手な戦闘だけが戦争じゃないということを教えてくれます。

ほかにも、戦争にはモノが必要。というところでの経済も重要なポイントです。簡単に言うと兵を動かすには食料が要りますから軍事活動するときには確保しないといけません。これも交渉で始める、というわけです。その辺りと国の立ち位置なども注目すると面白くなります。

みどころ4:ルメリアナ大戦がスケール大きくてわくわくする

アニメで描かれるかは判りませんが、どうしてもお勧めするポイントとして大事なところです。

原作では8巻あたりからの『ルメリアナ大戦』ですが、海の民が海路を封鎖し、トルキエを中心した連合への反旗を翻すところから始まります。

裏切りや掌返しは当たり前で、交渉いかんによって敵になったり味方になったりと右往左往する人が出てきたり、裏切りなんてもってのほかどんなに追い詰められても義に準じる将軍が出てきたりと、群像劇としても魅力があります。

そして、なんといってもスケールの多い戦が連続で描かれていきます。攻城戦では籠城側と攻城側の切り替えでどちらも「正義」を貫いている。ということが見て取れます。原野での戦いではどういう陣形でいくのか、どういう罠をつくったのか、それをどう破るのかなど細かく描かれていて本当にわくわくします。

この章まで、是非ともアニメいってほしいし、今シーズンで描ききれないのだったら是非、次のシーズンで描いて欲しいという気持ちでいっぱいです。

ここに行くまでの序盤が面白くないわけではありませんし、ここに行く為の重要な場面ですので、ないがしろにもしませんい、序盤を見て後悔するというわけではありません。ですが、ここの大戦以降が本当に面白く『戦』を描いた作品としては五本の指に入るくらい素晴らしい作品ですので、是非見て欲しい。とそう言いたいおいらなのです。

あとがき

これだけ戦争が描かれている作品は、近年にはあまりありません。それが、いつでもAmazonプライムで観られるのです。なんていい時代になったのでしょう!

原作では、新人将軍(パシャ)マフムートが人と出会い、味方を作りマフムートの成長が『ある程度』できあがったところで、話は「戦乱」というカタチから「戦争」というカタチに動いていきます。そしてマフムートというカメラから、将国であるトルキエというカメラに移っていきます。

アニメで気になったら原作も、そしてその世界が気に入ったのならばスピンオフの作品も、と広がりのある世界をお楽しみ頂ければと思います。

素敵な「群雄割拠もの」ですので、マフムートの活躍とトルキエの将軍、そして敵側であるバルトラインの人達を楽しんでください。

是非、この作品を見て Twitterハッシュタグ「#アルタイル見てる」で意見の共有をしてみてください。お題としては「1話から3話までをプライムで見て、顔と名前が一致する人を列挙してください」とかどうでしょう? 是非同好の士を探したいですね。

気に入った将軍(パシャ)を語る。とかそういうのも良いですよね。ちなみにおいらはカリル将軍が大好きです。改めて、お勧め作品です。

Amazonプライムの見放題で独占配信中

将国のアルタイル

プライム会員見放題

ここではない世界、いまではない時代。 将軍と呼ばれる為政者たちの治める草原と砂漠の国・トルキエ将国。 12年前、隣国・バルトライン帝国との戦争で母を失ったマフムートは、 平和な国にしたいと希い、トルキエ史上最年少で将軍となった。 しかし、交易で得た巨万の富をもって安寧を取り戻したトルキエに対して、再び帝国の侵略が始まる。 犬鷲・イスカンダルを相棒に国家間に渦巻く陰謀と策略を切り裂かんと動くマフムートは、いかにして自分の国を平和へと導くのか? ---理想と現実の狭間で彼のとる行動とは…? (C)カトウコトノ・講談社/将国のアルタイル製作委員会

この記事にはAmazonプライムビデオ『将国のアルタイル』より複数のスクリーンショットを掲載しています。本画像の著作権者より通告を頂いた際はすみやかに画像を取り下げます。

ライター紹介:shachi

小説、脚本、作詞などをやりつつも本業はプログラマーと言って譲らない文字書きの人。得意分野としては本業を生かしたネットワーク系になるが、野球やサッカーなどのスポーツにも造詣が深い。著書に『手のひらの露』全3巻(星海社)がある。

最近のアニメでお勧めなのは『Re:CREATORS(リクリエイターズ)』。ゲームでの最近の一押しは『Splatoon2』弱いですが、ローラーで塗ってるのが楽しいです。

あわせてお楽しみください!スピンオフマンガ『嶌国のスバル』

将国のアルタイル嵬伝/嶌国のスバル(1)

小林裕和 (著), カトウチカ (著), カトウコトノ (監修)
価格:540円

「将国のアルタイル」のアナザーサイド、嵬伝<がいでん>開幕! 大陸の強国に蹂躙された、極東の島国・日薙<くさなぎ>。奴隷として虐げられる日薙人のもとに、滅びた皇家の遺子、皇子<みこ>が帰還。彼らは遂に反撃の火蓋を切る――! 「将国」世界を震撼させた新兵器“東弓”を巡る、知略と蛮勇入り乱れた“国土回復譚”が今、始まる!

原作者・小林裕和さんより

スピンオフ「嶌国のスバル」は「将国」の舞台・ルメリアナ大陸の遥か極東で、かつて大国に滅ぼされた小国が再び国を奪り戻す為に戦いを始めるというお話です。
西方世界が舞台の「将国」と東方世界が舞台の「嶌国」。距離はありますが世界は地続きで繋がりも所々に入ってますので、本編・アニメと一緒に楽しんで頂ければ!!

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