又吉 直樹最新作『人間』 現代海外クトゥルー神話アンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』下巻など1月前半発売の新刊小説


1月4〜19日にKindleへ配信された小説・読み物新刊から注目作品をまとめました。

『火花』がベストセラーとなった芸人・又吉直樹の新作『人間』や上巻が話題になった現代海外クトゥルー神話アンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』下巻、オタク女子ユニット・劇団雌猫の恋愛エッセイ『誰になんと言われようと、これが私の恋愛です』ほかが発売。

この期間配信されているものは多いのですが単行本 → 文庫化にともなう再電子化/価格改定ばかりですね。その系は極力載せないのですが、気になってる方も多そうなので第38回日本SF大賞受賞の飛浩隆『自生の夢』のみピックアップしておきました。

1月4〜19日配信のKindle文学・評論

Kindle新刊より注目作品

人間

又吉 直樹 (著)
価格:1,463円
★★★☆☆ 46件のレビュー

僕達は人間をやるのが下手だ。38歳の誕生日に届いた、ある騒動の報せ。何者かになろうとあがいた季節の果てで、かつての若者達を待ち受けていたものとは? 初の長編小説にして代表作、誕生!!

ラヴクラフトの怪物たち 下

エレン・ダトロウ (編集), 植草昌実 (翻訳)
価格:2,613円

幻想文学史上もっとも怖ろしいものたちを、21世紀にクトゥルー神話の可能性を追求しつづける気鋭の作家たちが、新たな視点から描く。邦訳紹介が停滞しがちだった現代海外クトゥルー神話を一望するアンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』が遂に完結!

誰になんと言われようと、これが私の恋愛です

劇団雌猫 (著)
価格:1,254円
★★★★★ 1件のレビュー

オタク女子ユニット“劇団雌猫”による恋愛エッセイ集。悩める女性達の匿名エッセイ15篇のほか、「推し」と「恋愛」の違い、人生で一番好きになった相手、パートナーに求める条件……など800人以上が答えたアンケートや劇団雌猫メンバーによる読者からの悩み相談も収録。

これでもいいのだ

ジェーン・スー (著)
価格:1,500円
★★★★★ 1件のレビュー

私だってモデルサイズ/「女子アナ」が勝利するとき/私の私による私のためのオバさん宣言/コンプレックスと欲のバランス/初々しい、男たちのダイエット/ありもの恨み/選択的おひとり様マザー/「一生モノ」とは言うけれど/勉強しておけばよかった ほか。――私たち、これでもいいのだ!

神さま気どりの客はどこかでそっと死んでください (集英社オレンジ文庫)

夕鷺かのう (著), くろのくろ (その他)
価格:583円
★★★★☆ 1件のレビュー

「モンスタークレーマー」たちが辿る運命とは!? 結婚相談所で「仲人」として頑張る冴。だが自分のことを客観視できないお客様のなんと多いことか……。もう駄目かもしれない、と冴が追い込まれた事件とは? コールセンターでベテランの久美子は、最近仕事の調子がいい。理由には心当たりが…?

インスマスの影―クトゥルー神話傑作選―(新潮文庫)

H・P・ラヴクラフト (著), 南條竹則 (翻訳)
価格:784円
★★★*☆ 9件のレビュー

ラヴクラフトは不遇のままその生涯を閉じた。だが、彼の創造したクトゥルー神話は没後高く評価され、時代を越えて世界の読者を虜にしている――。頽廃した港町インスマスを訪れた私は、魚類を思わせる人々の容貌の恐るべき秘密を知る(表題作)

ゴーストリイ・フォークロア 17世紀~20世紀初頭の英国怪異譚 (角川書店単行本)

南條 竹則 (著)
価格:3,080円

英国怪談の第一人者であり、古典に精通する著者が、英国・アイルランドの奇妙な物語を厳選して紹介。人の死を予言する屍蝋燭や音声妖怪、黒い犬の話、海の妖精。衒学的な怖さとユーモアに満ちた奇想天外な随筆集。

フレドリック・ブラウンSF短編全集2 すべての善きベムが

フレドリック・ブラウン (著), 安原 和見 (翻訳)
価格:3,799円
★★★★★ 1件のレビュー

奇抜な着想、軽妙なプロットで、短編を書かせては随一の名手。1963年には『未来世界から来た男』で創元SF文庫の記念すべき第1弾を飾ったフレドリック・ブラウン。その多岐にわたる活躍の中から、111編のSF短編すべてを年代順に収めた決定版全集・全4巻

フランス人の私が日本のアニメで育ったらこうなった。

エルザ・ブランツ (著), 鵜野孝紀 (著)
価格:1,254円
★★★★★ 1件のレビュー

80年代から90年代、放送された日本アニメ、そしてその原作であるマンガは、フランスに大きな衝撃を与えた!日本に次ぎ、アニメ・マンガ好き、世界で第2位の国・フランスでマンガ家になったエルザ・ブランツが描く、懐かしさ満点のコミックエッセイ!

自生の夢 (河出文庫)

飛浩隆 (著)
価格:815円
★★★★★ 1件のレビュー

73人を言葉だけで死に追いやった稀代の殺人者が、怪物〈忌字禍〉を滅ぼすために、いま召還される。10年代の日本SFを代表する作品集。第38回日本SF大賞受賞。解説:伴名練

まったく、青くない

黒田小暑 (著)
価格:1,485円

犯されたくなかった自分だけの居場所、ぶつけどころのない孤独、信じていたものに裏切られる絶望、抗いがたい嫉妬心、目をそらすことのできない淡い恋心。青い春とは、いったいなんなのか? 24歳の若き才能が叫ぶように描いた、生々しさが心を貫くリアルな青春小説!!

探偵さえいなければ 烏賊川市シリーズ (光文社文庫)

東川 篤哉 (著)
価格:660円

さまざまな着ぐるみが集う烏賊川市のビッグイベント「ゆるキャラコンテスト」。その準備中に、一人の出場者が胸を刺されて死んでいるのが発見された! 事件解決のリミットはコンテスト開始までの一時間。探偵の鵜飼は真相解明に乗り出すが――(「ゆるキャラはなぜ殺される」)。おなじみ烏賊川市の面々がゆるーく活躍する、大人気ユーモアミステリー傑作集!

ただの眠りを (ハヤカワ・ミステリ)

ローレンス オズボーン (著), 田口 俊樹 (翻訳)
価格:1,870円
★★★★★ 1件のレビュー

フィリップ・マーロウも72歳。探偵はとっくに引退、ホテルのテラスでマルガリータを飲み、カードを楽しむ日々を送っている。保険屋を名乗る怪しげな男たちの依頼で十年ぶりに仕事に復帰するが、なぜ今になって彼に仕事が……。新鋭が描く、1988年のマーロウ譚

魔法使いのウエディング・ベル (株)魔法製作所 (創元推理文庫)

シャンナ・スウェンドソン (著), 今泉 敦子 (翻訳)
価格:1,080円
★★★★★ 2件のレビュー

この二年ほどの間、魔法の戦い(マジカルバトル)を戦い、陰謀の黒幕と対決し、魔法界のマフィアに潜入し、さまざまな任務を全うしてきた。だが、このミッションほど緊張したことはない。愛するオーウェンとの結婚式のために、ウエディングドレスのセールで最高の一着を手に入れるのだ。

魔女の組曲 上 (ハーパーBOOKS)

ベルナール ミニエ (著), 坂田雪子 (翻訳)
価格:1,020円

自殺を予告する、見知らぬ女からの手紙。それを受け取った日、人生は破滅へ転じ始めた――コニャック・ミステリ大賞受賞作家の話題作。人気ドラマの原作シリーズ最新刊!

あるいは修羅の十億年 (集英社文庫)

古川日出男 (著)
価格:913円

17歳と19歳と18歳の3人が出会うとき、東京を揺るがす事態が巻き起こる――。日本、フランス、メキシコ、そして「島」。遥かな未来になけなしの希望を託す、近未来長編。

やめるときも、すこやかなるときも (集英社文庫)

窪美澄 (著)
価格:770円
★★★★☆ 14件のレビュー

大切な人の死を忘れられない男と、恋の仕方を知らない女。欠けた心を抱えたふたりが出会い、お互いを知らないまま、少しずつ歩み寄っていく道のり。変化し続ける人生のなかで、他者と共に生きることの温かみに触れる長編小説。

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