本の宣伝をテーマに「書宣」あるいは「漫宣」をはじめます
こんばんは、きんどうです。サイトリニューアルとXもなんかゴタついてるので個人ブログ回帰を訴えようと新コンテンツ。テーマは「本の宣伝」。面白そう!と思ったらぜひご参加ください。
第0回目は企画説明と背景について。本をブログやXで紹介する、でそういうのは「書評」と言われますがわたしのやりたいことは「本を売る」なので、評するよりも宣伝ですな。番宣ならぬ「書宣」や「漫宣」にあたるものを作るぞ!というのがテーマとなります。
売れそうな本を見つけたらとにかく読みそうな人に届けたい
いまのkindou.infoは新刊とセールの羅列で構成されて、売りたいなーとか売れそうだなーとおもうやつを序盤に配置してユーザーのその気をふんわりと刺激しています。サイトやXアカウントを通じて安定して生計がなりたってるのは読者の日常に食い込んでるからですね。
それで安定して食えてるからまぁいんですがKindleストアができて12年。この商売をソロでやって12年。立ち行かなくなったときに多少は使える文章スキルでも身につけようじゃないかというのが企画の根本です。文章は書かないとスキル錆びつきますから。
わたしの喜びは「これは売れる」と思った作品が伸びることにありますが、それは誰がやってもええとは思うのでね。最近面白い個人ブログとか目利き人も増えてないのでね。ここ見てる人は大量に買って読んで出版界隈に関わってるわけですから一緒にアウトプットして輪を広げてもらえれば喜びます。
さて、そこで最近の注目の「あー、人動かしてんなー」と思ったXポストが以下。キレのあるオススメだけでKindleランキングの上位に『異形家の食卓』を押し込んでおりました。
グロ小説に対する「ものが食べられなくなる」等の言葉は感想文としての誇張表現であって実際ンな事ないよなと思っていたが、『異形家の食卓』は凄いよ、高ぶる気持ちを一旦抑えようとミルクティーを口に含んだ瞬間描写がフラッシュバックして本当に吐き戻しそうになったもん。初の体験で感動した。
— 避雷針 (@Soki_Itsumi) April 22, 2024
狙ってできるもんではないですが、このキレが理想すね。あとは人気アカウントさんによる推し方も参考になりますね。
『ダンジョン飯』、何度かセールしてましたが今回がMAXに安いです(全巻50%還元)。完結してますしもう届くべきところには届いてる感じはありますが、もしもまだ読んだことがないのであればそれはとても幸せなことです。さあ、約10年の連載を一気読み!https://t.co/TrUwsN97n7
— 円居挽 (@vanmadoy) February 17, 2024
集英社の電子書籍セールで冨樫義博『レベルE』が半額ポイント還元になってます。これが素晴らしいのは、
・面白い
・短い(上下2巻)
・綺麗に完結している
点で大変にオススメです。あと、「斜め上」というスラングの出典でもあります。オススメなので布教→レベルE https://t.co/smpilKRiOu #ad
— dragoner (@dragoner_JP) October 14, 2024
長々と面白さを解説するよりはキレのあるキャッチ部分と「ま…まああんたほどの実力者がそういうのなら……」というなんとなくの説得力。これが重要。あとは『ダンジョン飯』『レベルE』なんて知名度がある作品ならかなり低いハードルで購入をしてもらえますね。
しかし、『異形家の食卓』の推し方はミルクティを吐きそうになるなんて、身近に想像できそうな引き込み方があって素晴らしいよね。普段から小説の紹介をされてるアカウントさんなので勉強になります。
わたしのアカウントだとRPなんて多くて20くらいですからなぁ。アフィに偏りすぎてみんなRPしなくてもええやと思ってるかもですが。このセールはええなと思ったらきんどうのポストもRPしてくれよな!
作品の魅力さえ伝えられるなら紹介は短くて十分
読んだ本の理解をアウトプット、読者に紹介する「書評」ではなく、なんか勢いで読者に買ってもらう「書宣」あるいは「漫宣」の方針は
・キレのあるキャッチ
・読書から得られる体験を想像できる、共感できるもの
・あんたほどの実力者がそういうのなら と思ってもらう
これが勝利の鍵ですかね。キレのあるキャッチ系はコピーライティングの技術、想像と共感はセンスですな。あんたほどの実力者は、わたしは十分でしょう。前半2つの技術を磨くのが今後のテーマすね。では「漫宣」のテンプレづくりをやってみましょう。
記事の構造は基本に立ち返り
・アイスブレイクの前枠
・本の紹介
・後枠
ですね。叩きで漫と書で2記事作ってみた。
ここまで来てよそのチーム視点を入れれば面白いに決まってる!『十五野球少年漂流記』https://t.co/HGBDUFBnhq
フォロワーさんのポスト見ていきなり最新26話読んで既刊3巻まで買ったぞ。先の読めない理詰め野球は面白い
— きんどう (@zoknd) October 19, 2024
本を読むってなんだけ?と悩んだのでプロ書評家の結論に触れてみた『現代人のための 読書入門』https://t.co/A9ivlETcxe
本の宣伝を目的にブログを書く第2回目。思いっきり特殊な『本を商材と捉える方』向けに本書をオススメしたい
— きんどう (@zoknd) October 19, 2024
前枠では「この本の面白いポイント」「想定される読者について」。後枠では「次回予告」。これをテンプレでええんとちゃいますかね。アイキャッチで使う画像部分と見せ方、文章力が課題ですね。ずいぶん書いてないから言葉がでないでない、もどかしい。
マンガの方は「売れそう/売りたい」で好き放題。書のほうは書き手を育てるための本がテーマになってくかなぁ。わたし自身も文章力鍛える必要あるし。
さて、で企画にご参加ください!とは言うもののXにハッシュタグ「#漫宣」「#書宣」とかつけてもらってわたしがRPとか続くわけでもないので概念的なものが独り歩きしてほしいですね。書評ではなく、宣伝が目的で記事書かれたりポストみたりするやつ。
それでアフィ収入を稼ぐ云々というよりも普段アウトプットされない方が読んだ本や面白そうと思ったスキ!がXに流れてると見ていて気持ちいいので。ひとまず、自分がスキル身に付けないと話にならんのでコツコツ記事を増やします。まー、まだ2回しかやってないんでね、これからですが育てたいもんですなぁ。宣伝を目的としたアウトプット。
幕間:選書形式の記事について
書評とは別で選書ってあるじゃないですが。ちょうど相互の織守きょうや先生が記事を公開されてたので参考にシェアするのですが
「食欲の秋に読みたい5冊」選書記事はこちらです。
「わるい食べもの」「イギリスのお菓子とごちそう アガサ・クリスティーの食卓」「大きな森の小さな家」「異国のおやつ」「瑠璃と料理の王様と」を紹介しました。同じ著者の別作品でもおなかがすく作品が複数あってね……選ぶのが大変でしたね https://t.co/j7WcBESHJC— 織守きょうや (@origamikyoya) October 18, 2024
選書形式はセールのときにとても効果が高い。でも「宣伝」というキーだと弱いなぁと感じてます。セールのときはオススメ5選とかでサラッと、セールでもないけど推したい時は1冊だけという使い分けが効果的だと考えてます。
あくまでもアフィ屋の肌感覚ですけどね。なんかこう本をバリバリ売る特殊技能が欲しいすなぁ。