学ぶ!わかる!のキラキラが尊すぎる『ありす、宇宙までも』
こんばんは、きんどうです。『ルポルタージュ』『インターネット・ラヴ!』など影のある作品が続いていた売野機子先生の最新作『ありす、宇宙までも』がキラッキラの青春ボーイ・ミーツ・ガールにジーンときましたのでご紹介。
本作のキーワードは『学びの喜び』『バディ系なボーイミーツガール』『子どもは人生を自分で変えられる』。バイリンガル教育を中途半端に受けたことで主人公の少女が抱えるハンディキャップを天才少年が導く。とても美しい第1巻でした。続きにぜひ期待したい。
Kindleサンプルでは第1話がまるっと読めますのでまずはそちらをどうぞ。鬱々としたスタートから2話以降のキラキラっぷりに何かボーイ・ミーツ・ガールでしか摂取できない栄養がつまっていました。
ありす、宇宙までも(1) (ビッグコミックス)
朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。 彼女は幼い頃 両親からバイリンガル教育を受けていたが、 その死によって結果的に どちらの言語も拙くなり、 日々の授業についていくことができない。 そんな中ありすが出会ったのは、 孤高の天才・犬星くんで…? 「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」 「おれが君を賢くする。」
思考が言語化できない、だからわからないことがなんなのか伝えられない。日本人が英語を、英語を日本語にするとき感じるようなムズムズが絶えずある。
そんな疎外感をぶっ壊してくれる友人を得て、小さなことから学び知る喜び、そして目標立てて夢に突き進む。実に小気味よいですなぁ、1巻はもちろん続きが気になるところで終わりますがw 1巻の予告では11末でしたが、予約見ると2巻は12月26日ですね。待ち遠しいぜ。