Kindle初心者に伝えたい、新しい作品との出会い方

こんばんは、きんどうです。先日「リアル書店の減少で新作との出会いがー!と心配されてるがKindleヘビーユーザー的にどうよ」みたいなアンケートを取りました。

なので、普段きんどう見てるようなKindleヘビーユーザーさんには「紙の書店が減ることで新作との出会いがー」というのは杞憂そうです。ただ、たしか”出版市場的には年間で5冊本を買うくらいがほとんどのユーザー”なので、そのくらいの頻度の方は書店がなくなると読書しなくなるかもなぁという気がしますね。

本を買う、続きを買う。本屋に行く、新作を買うなんてのは読書習慣ができているかどうかが肝ですから、今回は普段電子書籍を読まない!という一般読書家さん向けにKindleストアでの新作との出会い方を提案します。ヘビーユーザー、もとい読書狂いの方はそのままでいてください。

Kindleストアでの新しい作品との出会い方

何も特別なことはしません。

・無料試し読みをチェックする
・ランキングを活用する
・買った本の続きと読書履歴によるオススメ
・そのほかのサイト、サービスを利用する

以上。でも「Kindleで無料本なんてあったんだ!」という声は未だに聞くことがあるんで、たぶん年数冊くらいしか本を読まない層にはまだまだ届いてません。ランキングなんて導線が悪すぎて普段見ないでしょう。読書履歴によるオススメは精度もあがってきてるので是非活用いただきたい!

無料試し読みを利用する

まずは定番。無料試し読み。KindleストアのUIはゴミなので本当に探しづらいですが無料で読めます。作品をクリック → 注文を確定するボタンの上にある【無料で読む】を開けばそのまま読み始められます。

この期間限定ブラウザ試し読み無料に限ってはページ遷移を続けるとそのまま次の巻が読めます。製品版だと購入済みでも次巻のサンプルに飛ばされるのでゴミUIです。URLの【?ref_=dbs_ebk_wr_lft&sample=true】を消せば製品版に飛ぶからええんですけど、一般的ユーザーに求める挙動じゃないよなぁ……。

ランキングを調べる

わたしは主にセール状況の有無につかってますがランキングを見てれば現状への理解も進みますね。マンガの最新リリース以外のランキング、まぁ書籍のほうはUnlimitedでのブーストやら反ワクやら陰謀論的な動き方を感じるので信頼はできんのですが……。

ただ、TVで取り上げられたとかXでバズってるなんかで突然ランキングをぶち上げるのがあって興味深いですよ。

ブクマ推奨:買った本の続きや関連作品

Kindleストアであんまり読まないという方には役に立たないとは思いますが「読書履歴によるおすすめ」は精度もあがってきてるので最近は信頼できます。まー、これを見て「よし!安心だ!買う!」なんてせずに開いてサンプルを読む、レビューを見る、タイトルでGoogle検索して試し読みを探す……くらいはしてからが無難ですな。

そのほかのサイト、サービスを利用する

冒頭のアンケートへの感想で【新作を買う動機はSNSでの出会いが大きい】という声をたくさんいただきまして。わたしもそうですが、プラスして能動的に情報を求めるのも大事ではと思うんですよ。そういうわけでとりあえず3つ。集英社の「DEAIブックス」にご存知「本の雑誌ダ・ヴィンチ」。プロフェッショナルが集う「日経BOOKプラス」を定期的に利用するのを提案します。

……DEAIブックスの確度はどうなんだろうなぁコレという気がしますが、どうも集英社さんは自信満々ですし、スタンダードに、なるんすかねぇ……。

カリスマ書店員によるレコメンドが〜とはよく言われるもんですけどね、参考にして買われるかというとねぇ、なんか自分のための1冊と思わせてくれれば課金されるやもですがピント合うとは限らんものです。そういうピントあわせるためには読者側にも知識が必要なんですよね。だから、ものは試しと本に関する情報収取を始めてもらいたい次第。

現在のきんどうはマンガに偏ってはいますが、わたし自身も小説・ラノベ・実用書については日々情報収集していざセール!という時にレコメンドで発揮してます。セール以外のタイミングで新刊を即売るのは、ちょっと厳しい。1ユーザーとしてもセールになるサイクルが早すぎて定価で買いたくない。

おわりに「なんかおもろい本ない?にどう応えるか」

Kindle本紹介を仕事にしてまもなく12年。サイトがぶっ壊れて新デザインはプロに任せてはおりますが、サービスの方向性とは、レコメンドのあり方とは……とか色々ね、考えてるんですよ。

時代はAI化だ!ユーザーデータからの自動化ではあるんですけどね。でも、わたしみたいな弱小者はスタート当初から変わらずリピートされる方、SNSをフォローされてる方の「なんかおもろい本ない?」に地道に応えてくのが王道。ただ、縮小しつつある書籍市場に対してなんかできんものかなぁという危機感もあります。

そうした中で思うのは「本を読む人をどう増やすか」。老眼で読書からは離れたけど電子書籍で戻ってきた、という方は少なからずいらっしゃいますし、なにより読書趣味を続ける年齢もあがっているでしょう。その先に歳を重ねても新作に手を伸ばす情熱を維持してもらとか、そもそもの新作情報をどう届けるかって部分すよね。

読者さんもさ、いつまでもそんなモチベーション高く見ないですよきんどうもSNSなんかも。最近の改悪続きでXからなんとなく離れてく人も増えてくでしょうし。読者さんの読書へのやる気をいかに引き出すのか、本のレコメンドの先に必要な分野はそこかもしれませんね。

まぁ、余談でしたね。Kindleストアをあまり使ったことがない一般読書家さんに役立つテクニックでした。参考になれば幸いです。

オマケ:Kindleヘビーユーザーはスマホがお好き

Kindle初心者に伝えたい、新しい作品との出会い方” に対して1件のコメントがあります。

  1. ブッチ より:

    電子書籍ならではの探し方として、50%OFFになっている本から面白そうなのを探すってのができますね

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