世界をかけたラブロマンス『魔王「私に勝てたらエッチなことしていいぞ」勇者「よし」』を執筆した六月休さんにインタビュー

1305271こんにちは、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第124回。
かなりあざとい表紙が目をひくライトノベル『魔王「私に勝てたらエッチなことしていいぞ」勇者「よし」』を執筆した六月休さんです。
六月休さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

インタビュー with 六月休さん

著者プロフィール

六月休(ろくがつ やすむ)
198X年生。電子の海に生まれ電子の海に消える無名作家。御用の方はfujishowa64☆gmail.comまで。

『魔王「私に勝てたらエッチなことしていいぞ」勇者「よし」』

魔王(女)と勇者(男)は恋人同士!?――人間と魔族の和平が成って100年、史上最強のバカップルが地上に誕生していた。片や「最強の魔王」、片や「完璧な勇者」……ところがこの2人の間には、ある秘密が。
それは、「勇者が魔王を倒さなければ、2人は結ばれることができない(性的な意味で)」
かくして2人は愛を成就させるべく(もちろん性的な意味で)、周囲を巻き込みながら毎日のように最終決戦を繰り広げることに。限りなくはた迷惑なイチャコメ(物理)、ここに開幕。
価格:99円
評価:最初のレビューをお待ちしています
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――この作品を書いたキッカケを教えてください

今回刊行した『魔王「私に勝てたらエッチなことしていいぞ」勇者「よし」』は、1年ほど前に書いて放置していた自作小説を、全面的に改稿した作品です。
改稿のきっかけになったのは、なんといっても電子書籍、そしてKDPの盛り上がりですね。
僭越な言い方とは承知しているんですが、今のKDPシーンには、読者として少し不満があったんです。よく電子書籍による個人出版を指して「一億総作家時代」という言葉が使われますが、「誰でも本が書ける」という「作家」の目線ばかりが強調されて、作品をプロデュースする「編集者」、ひいては「読者」の目線が忘れられがちなんじゃないか、と。
誰もが作家になれるだけではなくて、誰もが編集者になれる、っていうのもKDPの立派な魅力だと思うんです。実際、ほとんどの個人出版者は自作の編集者を兼務しています。ただ自分を含めて、どうしても作家としての部分にウェイトを置いてしまう。結果的に「ひとりよがり」になる危険をはらんでいる。
幸い今回の作品は書いて間が空いていたこともあり、ある程度冷静に見ることができるようになっていました。そのため意図的に「編集者」の目線で携わってみました。具体的にはタイトルや世界観などを全体的にわかりやすく、あえていえば「あざとい」方向に書き直し、また表紙や挿絵もイラストレーターさんに依頼して、できるだけクオリティの高いものにするよう努めました。
自分の作品はかわいいですから、「そんなことしなくても読んでもらえる!」「わかる人だけでも読んでくれればいい」と思いたいんですけどね。でも読んでもらうためには、まずは手にとってもらわないと始まらないので。
……とか大口を叩いて売れないとあまりにも間抜けなので、とにかく読んでいただけると幸いです(笑)

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

本作は魔王、勇者という超常の存在が「ラブコメ」を演じようとすると、どれだけ周囲が振り回されるか、を描いたドタバタ劇です。もっとも後半ではちょっとシリアスな展開やバトルもありで、それなりに「王道」のエンタメになっている――といいなと。タイトルにあるような「エッチ」は……まあほどほどに。
あとは何より、表紙と挿絵を担当してくださった戸坂鱧さんのイラストですね。頭の中で思っていた以上にセクシーに描いていただいた魔王ら女性キャラは特に一押しです。

――作品を書く上で悩んだことは?

先ほどお話しした改稿の際に、世界観などを大幅に書き換えたのが一番の難所でした。元々学園モノだったのを、魔王や勇者が出てくるファンタジーに仕立て直したので、下手をすると最初からもう1度書いた方が早いんじゃないかというくらいの手間が……。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

第1稿がおそらく2か月程度、それを出版用に書き直すのに1か月ぐらいでしょうか。そのほか諸々の出版までの作業を考えると、さらにかかっていますね。

――値段はどうやって決めましたか?また今後値段を変える予定はありますか?

当初は250円と設定していましたが、発売直後の売れ行きを見てすぐに99円に「出版記念セール」を行いました。おかげで、販売部数はかなり上向きに。状況に応じて値段をすぐ変えられるのは面白いところですね。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

カテゴリの設定です。これは他のKDP作家さんも指摘されてますが、こちらからは「ライトノベル」のカテゴリを選べないんです。暫定的に「青少年向けフィクション」を登録したら、ストア上では「絵本・児童書」に分類されてしまって……。子ども向けの絵本や学習漫画に混じってうちの魔王がランクインしているのは、なんとも申し訳ない感じです(笑)。いずれ再設定したいのですが……。

――プロモーションの秘訣を教えてください

いや、これ実は自分が教えていただきたいんです(笑)。編集者目線だとかなんだとか生意気なことを言ってきたんですが、KDP本ってどうやってプロモーションすればいいんでしょうか?よく言われるのは「ブログやツイッターでファンを作る」ってヤツですけれど、自分のような無名の著者の場合(しかも小説)、商品読んでもらわないことには「ファン」になってもらいようがないし……。無名作家向けのプロモーション用プラットフォームができるかどうかが、この先個人出版が根付くかどうかのターニングポイントになるんじゃないかな、と思うんですが……いかがでしょう(笑)

――今後の予定について簡単に教えてください

今作はライトノベルでしたが、これ以外にもいろんなジャンルの電子書籍を出してみたいと思っています。できるだけ、まだあまり皆さんが出していないような……。またプロモーションの方法なども、いろいろ研究できればと考えています。

――それでは最後に、読者の方にメッセージをお願いします

タイトルなどで「あざとい」と感じられた方もあるとは思いますが、作品自体は割と真っ当……のはずです。自分でいうのもなんですが、今なら普通の文庫本並みの分量で99円となかなか「お買い得」なので、時間つぶしなどにぜひ。

きんどるどうでしょうでは、KindleDirectPublishing、個人出版で頑張るインディーズ作家の方々を応援しています。

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