今夜は優しくしてね「大切な人が喜ぶHテクニック-ベストセラー官能小説家が教えるリアル・セックスハウツー」を執筆した麻生灯さんにインタビュー

1303271こんばんわ、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第88回。
無料本で第4位、28日まで無料「大切な人が喜ぶHテクニック-ベストセラー官能小説家が教えるリアル・セックスハウツー」を執筆した麻生灯さんです。
麻生灯さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

大切な人が喜ぶHテクニック-ベストセラー官能小説家が教えるリアル・セックスハウツー

本当のセックスって、こんなにいいものだったんだ!
Hな雰囲気に流れ込むためのムード作りからキス、前戯、言葉のいたずら、体位、絶頂のタイミングなど、大切なひとへの愛が伝わるセックスのノウハウを網羅。
付き合いはじめの男女はもちろん、倦怠期のカップルや夫婦にも参考になる飽きないための行為にも言及した、老若男女誰もが読むべきリアルなセックス指南書。
価格:480円 期間限定無料 28日まで
評価:★★★★*,3件のレビュー
Amazon.co.jpで詳細を見る

インタビュー with 麻生灯さん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

少子化へのアンチテーゼ……というのは半分ジョークで、あまりにも不自由さを感じる現代日本のセックスへのアンチテーゼです。好きな異性を追いかけたらストーカーと呼ばれ、街でナンパをしたらキャッチに間違われ、風俗街は年々縮小の一途……結婚したところでセックスレス夫婦が当たり前になってきています。
このような風潮になってしまったのは、思慮の浅い大マスコミの報道のテイストや場当たり的な行政、司法、そして一部のモテない男や女の僻み的な見えないオーラが主要な原因かと思います。
しかし、「寝るために男が女を口説く」「愛を感じるために女が男を受け入れる」といった、そもそも人間として、動物として当たり前の行為ができなくなっていることも大きいのではないかと考えています。そこから抜け出すための一助となれば、と書いたセックスノウハウです。本書は男性も女性も読める内容になっていますが、特に男性に読んでいただきたいです。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

妄想論ではなく、実体験やインタビューに基づいた官能小説を何百と執筆した経験から得たノウハウをフィードバックしていることです。あんまり書きたくなかったのですが(編集担当の希望で付け加えることになった)、本書の冒頭に書いてある800人以上の(風俗嬢ではない)女性とセックスをした経験というのは事実です。もちろん合意の上ですよ(笑)。数をこなしているからエライわけでもなんでもありません。ただ、標準的な男性よりは女性を口説き落としてセックスに流れ込むすべは心得ているつもりですので、お金を払って本を買っていただく読者に、その一部でも参考にしていただければ、と思っています。

――表紙にはこだわりがあるようですが?

まだまだ改良していかなければと思っています。あとがきや推薦文などを読むことができないKindle本は、表紙が売れ行きの大部分を左右すると考えています。「きんどう」様の著者とイラストレーターのマッチングサービスは、非常に面白い企画だと思います。

――作品を書くうえで悩んだところは?

この種類の読み物は、大昔からあります。世代がばれますが、私が少年の頃にこの種のノウハウを学んだのは、『MOMOCO』などのライトなエロ本や『POPEYE』などのファッション誌だったりしました。あの頃の雑誌メディアの記事はキレまくっており、ノウハウとしてだけでなく読み物としても非常に面白かった記憶があります。それを超えるモノが書けるかどうか……それは悩みました。現在出版されている類似書はライバル視していませんが、80年代のファッション誌の記事に勝てたかどうか……。負けているかもしれません。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

二週間ほどでしょうか。私は紙媒体への寄稿が主な仕事であり、この電子書籍に没頭していたわけではありません。また、何度かこの種の記事は紙媒体で書いていますので、書き慣れてはいます。ちなみに、紙媒体でのペンネームは麻生灯ではありません。Kindleでは、版元に縛られず、自分のやりたいことをやっています。(もちろん、読者がいること、なるべく多くの方に読んでいただくことを前提にしています)

――この本を紙で出したいという出版社が来たらどうしますか?

大歓迎です。印税のパーセンテージはご相談に乗ります(笑)

――影響を受けた、もしくは好きな作家さんを5人教えてください

文章の上手さなら阿佐田哲也(色川武大)先生、浅田次郎先生、藤沢周平先生。売り方の上手さなら村上龍先生。読み物として好きなのは真保裕一先生。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

困ったことだらけです。現在も困っています(笑)。特に縦書きのアップロードに苦労しました。
試行錯誤の末、現在はdocxでのデータのアップがベターと考えていますが、ここ2.3日KDPはワードデータを撥ね付けてしまいます。htmlもダメです。私は書くのが専門で、データ作りは編集担当にお願いしていますが、epubは負担が多くて……。
KDPのシステムの安定を望んでいます。実は、本書でも校正ミスを発見し、直したくて仕方ないのですが、まだできていません。

――Kindleで個人出版を目指す方にアドバイスをお願いします

現在、KDPで出版している書き手には、紙媒体のプロと電子書籍専門のプロ(どの程度いるのか分かりませんが)、アマチュアが混在しています。私は末席ながらも紙媒体のプロ、ということになります。紙のプロにもつまらないものを書く人は大勢いて「よくもまあこんな本を出すなぁ」と思うことはしばしばあります。
しかし、Kindle本には、さらにその比率が高いように思います。「背後に読者がいること」、常にこのことを考えてください。小説ならば読者がどういうものを読みたいのか、ビジネス本ならばビジネスマンがどんなノウハウを知りたいのか、そこを突き詰めることを編集上「煮詰める」といいます。「煮詰める」過程がしっかりしていれば、書くのはあっという間です。
作品が出来上がったら、推敲してください。校正は自分だけでなく、家族や恋人、友達にお願いしてください。そして、(ビジネス本などでは例外もありますが)読みやすいよう(難しいですが)「縦書き」にしてください。
読者目線が意識できるようになれば、数の多寡はさておき、「一冊もダウンロードされない」という悲劇は絶対に起こらないと思います。

――オススメのKindle本を3冊教えてください

非常に難しい質問ですね。無料キャンペーン本をダウンロードしまくってみましたが、個人的にKindle専売本で面白い、あるいはタメになると感じたものにまだ出会えていないのです。なんと言いますか…読者目線に欠けたものが多い気がます。もちろん、私の探し方が悪いのかもしれませんが……。
「電子書籍だからこんなものでいいだろう」「99円だからこんなものでいいだろう」という作りの本に出会うと悲しくなります。「KDPにはろくなモノがない」という評判になってしまうと、市場そのものがなくなってしまうかもしれません。それだけは避けたいですね。
まだ世に出ていない、また私の探しきれていない書き手は沢山いると思いますので、面白い電子書籍との出会いに期待しています。

――今後、どういった作品を発表していきたいですか?

KDPはシステムダウンしたり、アップロードでバグが出たりと試行錯誤段階です。私も試行錯誤段階です。新しいインフラができたようなものですから、新しいフォーマットの作品を作っていきたいです。例えば、リンクで飛ばしてエンジンの音が聴けるようなバイクの本、官能小説なら喘ぎ声を聴かせるような。勉強しなければならないことがたくさんありますね。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

インタビューでなんだかエラそうなことばかり言ってすみません。「お前の書くモノはそんなに面白いのかよ!」と突っ込まれてしまうと、ただただ赤面するばかりです。
これからも精力的に作品を発表していきますので、宜しくお願いします。

著者プロフィール

麻生灯(あそう あかり) Twitter @seishinsya7
作家・ジャーナリスト
『禁断の家族愛』シリーズや『暗闇の事件帳』シリーズなど、官能小説を精力的に執筆。自身の体験や綿密なインタビューに基づいたリアルな構成、卓越したセックステクニックの描写にファンが多い。キンドルストアでは、電子版『午後のひとコキ・禁断の家族愛』シリーズがベストセラーランキング(官能小説・サブカルチャー)トップ10の常連となっている。

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