「ぐにゃぐにゃ星人ぐにゃくん!!」よしおかぶるげさんインタビュー

こんばんは、きんどるどうでしょうです。KindleDirectPublishing、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする”KDP最前線”。第59回は、「ぐにゃぐにゃ星人ぐにゃくん!!」を執筆した”よしおかぶるげ”さんのインタビューを掲載します。

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よしおかぶるげ「ぐにゃぐにゃ星人ぐにゃくん!!」

「ぐにゃくん」は、ぐにゃぐにゃ星に住んでいるぐにゃぐにゃ星人。とにかく身体が柔らかいぐにゃくんは、今日もぐにゃぐにゃ伸びまくるよ!
このご時世にモザイクのかからない強気な触手系ギャグ4コママンガ。だらしなくも弾力のあるネタを70本収録しております。

『脳みそぐにゃぐにゃにしてお読み下さい。』
恐らくKDP本で一番脱力させてくれるマンガでしょうなあ。とにかくロックな生物ぐにゃくんの身体を張ったシュールギャグ4コマ。カラダが柔らかく、切っても再生。そして伸びる。作品全体に流れている、ストーリーなしの勢い勝負なネタに癒されます。
よしおかぶるげさんには、執筆のキッカケやセールスポイントなどを語っていただいた。

インタビュー with よしおかぶるげさん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

小学校の頃描いていた長編マンガの途中に、箸休め的に何か数ページのマンガを差し込みたいなと思って描き始めたのがきっかけです。
ジャンプでいうなにわ小吉の「王様はロバ」みたいな感じの。当時メチャメチャ好きだったので。
今では箸休めどころかぐにゃくんがメインの活動になっちゃってます。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

ぐにゃぐにゃとユルいながらも、どこかトガってエッジが効いてるところ…?
基本1ページ完結なのでどこから読んでも、いつやめても良い。
空き時間に、読書したいけど頭使いたくない人に最適だと思います。

――作品を書くうえで悩んだところは?

描いていくうちに過去に描いたネタに囚われて自分内模倣が始まるので、それをいかにリセットするかが大変でした。
同じようなネタを繰り返すにしてもできるだけ切り口を変えたりしてます。
ぐにゃくん自身の設定がめちゃくちゃなのはそのせいもあります。笑

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

大学の頃から少しずつ描いていたので、足掛け8年くらいです。
ただ、最初の15話くらいまでは気が向いたら描くという感じだったので5年かかってます。
それ以降は、創作系イベントに出展を始めたのでペースが上がりました。

――値段はどうやって決めましたか? また今後値段を変える予定はありますか?

まずは「ぐにゃくん」を知っていただきたかったので、99円にしました。
今後イベントで新刊を出す度にKindle本も出版していくつもりなので、そうなってくるとボリューム的に今回の本は値段を上げざるを得ないと思います。
買っていただけるなら今のうちかもしれないですw

――Kindle で出すにあたって困ったことはありますか?

Kindle for iOSではAmazonに出版してからでないと正常に表示してくれないので困りました。
そのことを知らなかったので、実機テストとしてAmazonに出版前のデータをiPhoneに転送していくら試してもうまくいかずに途方にくれてましたね…。
なのでKindle paperwhite持ってる友達にデータを送ってどんな風に見えているのか写真撮って送ってもらったりしてましたw
自分のKindle買っておけという話なんですが…。今はKindle paperwhiteを購入済みです。

――同人イベントによく出展されていますが、今後も両立できそうですか?

スタンスとしては先にコミティアやコミケなどの同人イベントで出したものを、後からKindle出版していこうという感じですので上手く両立できそうです。
イベントでは新刊の購入がメインで来ている方が多いので、過去の完売した本を再版するのってお金かかる割にどれだけ売れるか分からないため結構リスキーなんですよね。
それがKDPだと無料で販売てきるのですごく相性がいいと思います。
読む側にとっても、新刊を読んでその作家さんの過去の本も読みたいって思った時にスッと手に入るのが良いですね。
逆にKDPで読んで面白かったから、イベントに行ってその作家さんの新刊を買うというのもあると思います。
実際僕は、なかせよしみさんの本をKindleで読んで興味を持ち、イベントで新刊買わせていただきましたので。

――現在Kindle で注目している作家・作品は?

「電子書籍少女」http://www.etheric-f.com/
↑こちらの「電子書籍端末擬人化企画サイト」内に解説があります。
同人イベントに行く度に新刊を買っているサークル「辺境屋」さんの企画本です。電子書籍端末の擬人化をされていて「きんどるちゃん」のマンガがめちゃめちゃ面白いのです。
それだけではなくて、その時々の電子書籍の出来事やトレンドに切り込んだコラムも読み応えがあります。まだKDPで出版されているわけではないのですが、そもそも僕がKindleで出版しようと思ったきっかけです。いち早いKindle本化が望まれます。笑

――オススメのKindle本を3冊教えてください

なかせよしみ『なかせっとライブラリ』

積極的に自著を電子化されていて「電柱幻想」が注目を集めているなかせよしみさんの短編漫画集です。
2〜4ページの日常SFがてんこ盛りでただでさえ面白いのに、それをKindleで電子書籍として読むっていうのがなんだか未来的でワクワク感が増々になりますw
で、その勢いのまま「電柱幻想」も買いました。2012年2月に自費出版で発行の短編漫画集(本文174ページ)。角川書店「ザ・スニーカー」誌に2003年~2008年掲載の同名連載を中心に53編のショート漫画をまとめた自薦集。

種田山頭火「其中日記」シリーズ

自分の出身地・山口県の俳人による日記です。自由律俳句「分け入つても分け入つても青い山」の人。
実はTwitterで、この日記の日付と同じ日に、その日の日記の内容を1行ずつつぶやくアカウント(@santouka)があるんです。
そこで山頭火先生の繊細でちょっとダメダメな人柄に惹かれて、過去の日記や作品も読んでみたいと思ってたんですね。
ただ、今まで青空文庫だからといって特に手を出すわけでもなかったんですが、Kindle paperwhiteという端末を手に入れたことが読むきっかけになりました。面白いです。

米澤 穂信『氷菓』

Kindleではじめて買った小説です。
昨年アニメ化してたので、どんなもんだろうと無料サンプル読んだら猛烈に購買意欲が掻き立てられて、すぐにポチってしまいました。
ミステリーなんですが文章がとても読みやすかったです。
小説は読み返さないのに本棚の場所を埋めていくので、最近あまり手を出してなかったのですが、Kindleなら気にしないでいいのでどんどん電子書籍化して欲しいなぁ…。

――今後の予定について簡単に教えてください

・名古屋コミティア42 2013年3月31日(日)
・クリエーターズマーケットvol.28 2013年6月29日(土)-30日(日)
以上の2つのイベントに出展予定です。
それまでに描き下ろしたマンガ新刊と、Kindle本の印刷物(400円)を販売するほか、缶バッチやポストカードも出します。
詳しい情報は随時ぐにゃくん公式サイト(http://gunyakun.com/)にて告知させていただきますのでよろしくです!
また愛知県犬山市にあるキワマリ荘(http://www.kiwamari.net/)のクリエーターズショップにも、マンガとグッズを置かせてもらっていますので、是非足を運んでいただきたいと思います。2月はお休みなので3月以降で!

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

8年描き続けてこれたのは、読んでくださった方のリアクションがあったからです。
それがKDPで出すモチベーションにもつながったのだと思います。
これからもゆるやかなペースではありますが、こつこつ描いていくので、ひとつよろしくお願いします!

著者プロフィール

よしおかぶるげ Twitter @buruge
1983年山口県生まれ。愛知県在住。カメラ持ってぶらぶらするのが好きな、にわかサブカルくそ野郎。
印刷会社でDTPオペレータとして働きながら、愛知県を中心に創作系イベントに出展。2012年6月には愛知県犬山市のキワマリ荘にて、個展「ぐにゃくんがきたよ!」を催す。
公式サイト:ぐにゃぐにゃ星人ぐにゃくん!
http://gunyakun.com/

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