【書評】イラストエッセイ「あるかしら書店」

こんにちは、きんどるどうでしょうです。新企画「きんどうが気になってる新刊を代わりに紹介してください(仮)」の6冊目。

"本にまつわる妄想アレコレ"が詰まった、イラストエッセイ本 ヨシタケシンスケ「あるかしら書店」をご紹介いただきました。ダ・ヴィンチで発売前に特集をされたり、すぐに重版がかかったそうなのでいやぁ、気になってたんですよ。

とはいえ、どっちかというと物理書籍に浪漫を感じる方向けですしKindle版はどうかなぁと。本好きのための”あったらいいな”が詰まった1冊のようですね。

美女と野獣で"野獣の屋敷の図書室"が気になるあなたに勧めるイラストエッセイ

はじめましてこんにちはもふきちです(@LCW_mofu)。電子書籍のレビューを書くのは正直初めてです。しかし本は好きです。というか文字を追うのが好きです。

ニュースサイトとかtwitterとか神サービスだと思います。おかげで暇な時間などない！こんな有様なのでkindleとかほんと悪魔の発明だと思っています。何これ便利。私は米amazon用に一つ、日本amazon用に２つkindle持ってます。オアシスが素晴らしいと聞いてすごく欲しくなってます。アホです。

閑話休題。

本好きのツボをこれでもかと押してくる素敵イラストエッセイ

『あるかしら書店』絵本のような、漫画のような不思議な本です。活字好き、本好きのツボをこれでもかと押してくる素敵イラストエッセイです。そうそうそこそこ、わかってるねあなた！作者知らん人ですけど。

本屋のおじさんに「こんな本あるかしら」と聞くといろんな本が出てきます。ねえよそんな本！ってキレたりしません。いい書店員だな。カリスマ書店員の裏側もわかります。私書店員バイトしてたことありますが、書店員は皆これくらい余裕です。うそです。

本好きならテンション上がるアイテムの数々

あったらいいなアイテムも豊富です。『読書サポートロボ』『カバー変更機』『読書草』『書店婚』

名前だけでもワクワクしませんか。するでしょう。するって言えよ！あっ失礼しました。紹介されてお買い上げ♪箱を抱えて帰るお客さんの表情がまた可愛いのです。そうそうこれこれ、目当ての品物見つけた時はこんな顔してるんだよね。この本、そんな細かいところがいちいち気になって、何度も見てしまうのです。

本が好き、本そのものが好きな人にこそ自信を持ってオススメしたい素敵な本です。

さっき本屋で見てきましたけど物理本の装丁もステキでした。でもここであえて電子書籍版を勧めたい。

なんでや。当たり前です。

この本が面白くて刺さって困るような人は既に家の中が本で埋もれたくっているからです。

本の虫といいますがほんとに本に埋まって住んでるような人、あなたです。美女と野獣で野獣のルックスより野獣の屋敷の図書室が気になるあなたです。

私はそういう人にこそこの本を勧めたい。あんな本あるかな、あったらいいな、思いついた時に読み返してもらいたいのです。そのためには紙媒体で買ってもらっちゃー困るんですよ。だって埋まっちゃうじゃん！家が本で埋まってそろそろ床が心配なあなたにこそ勧めたい「あるかしら書店」

そこまで本好きじゃないですというあなたにも、もちろんオススメです。

AmazonKindle電子書籍で『あるかしら書店』

あるかしら書店

ヨシタケシンスケ (著)

価格：1,200円

【本にまつわる妄想アレコレ】　ある町のはずれにある、一軒の書店。　その書店は、知る人ぞ知る“なんでもある”書店。　その店のしぶい店主が、お客様の「ありますか？」の質問に、必ず「ありますよ」と、本を差し出してくれるという。　その書店で出会える、不思議な本や、あるかもしれない本にまつわるグッズや仕事、文化を通して、「本ってやっぱりいいよねェ」とつい言いたくなるような一冊。

クリックして今すぐチェック