Amazonアソシエイトだけで生活して48ヶ月になりました

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こんにちは、きんどるどうでしょうです。2012年11月30日にサイトをスタートして48ヶ月、丸4年になりましたので恒例の振り返りエントリー。ちなみに前回6月の記事はこちら Amazonアソシエイトだけで生活して42ヶ月になりました

自分で過去記事を見返すと『電子書籍市場の1%獲ったるぜー!』とか威勢のいいこと言ってましたが、全然無理だなー……という程度に成長が鈍化してます。さすがに毎年倍々で大きくなるわけはなかったですね。遠いねぇ、年間電子書籍の取扱高20億円。

実績の話をすると前期50万冊、後期も50万冊と目標通り計100万冊のKindle"有料"販売に関与したようです。無料・読み放題はわたしから数字がサッパリわかりませんがそれなりに貢献してるとは思う。

収益目標(取扱高ではなく、私にはいる額ね)は3,000万円とかかげてましたが、無理無理、夢を見過ぎてた。昨年から20%アップと成長はしてますが、セールも絞られてきてますし、もっと工夫してかないと生き残れない。

ところで、お金の話や冊数などを公開してるのは自慢のためじゃなくて『これだけ成果あげてる有用なサイトだから、なんか色々できませんかね!』という業界向けアピールで発表してたのだけど、この1年で100万PV/月を越えようが直近1年で100万冊を越えようが『結局何にもなれんかった』。話が無かったわけではないのだけど、業界向けにKDPで本をだしたり色々頑張ったつもりだけど、所詮アフィというのが身に沁みた。

色々、凹むことが続いちゃってちょっとやさぐれてますが、さて、それじゃあ前回目標に掲げたこととその成果を振り返りますよ。

Amazonアソシエイトだけで生活して42 → 48ヶ月になった

前回の目標『Kindle市場の底上げをする』ためにやったこと

Instagramに乗っかる作戦

電子書籍を読まない層にKindleを普及させようとinstagramを使ってオシャンティーな写真をUPして『Kindleをオシャンティデバイスにする』ということをやってたのですが、頑張りすぎて太ったので……ごめん、最近わたしやってない。参加者の方の写真はチェックしてPinterestやTumblrに定期的にまとめてはいるのですが……。

Kindle feat. Instagramという遊び方について

積極的ではない読者に情報をどうにか提供してく

例えば、『アメトーーク!』で紹介されたら本は売れますよね。これ多分『月曜から夜ふかし』で紹介されても『今ちゃんの「実は・・・」』でも『タモリ倶楽部』でも良いと思うんだけど、ちゃんと面白い/面白そうをたくさんの人に伝えられたらみんな読んでくれると思うのですよ。とにかく出会うキッカケが大事。だいたいさ、読者のほとんどは積極的に情報を拾いにいってないんだから。もっと掘り下げる余地あるだろうと。

そこで取り組みだしたのが別メディアへの寄稿。現在ポップカルチャーメディア『KAI-YOU』さんに新刊・セール情報を載せてもらっています。とにかく情報に触れる場が増えていけばそれだけで市場は拡大する気がする。

だいたいの人は新刊もセールも興味もってないからさ、でも面白そうと思ったら読むじゃないですか。そんな積極的ではない層にも情報を届けていきさえすれば……そうは言いつつ、わたしが取り扱ってるのは新刊・セール・キャンペーンしかないので中身がスカスカなんだよね。わかっちゃいるけど、1人でなんでもはできん。

そうやって2016年は著者や出版社に働きかけては見たけれど、上手くはいかなかった。

書店・書店員を巻き込む

そこで方向転換。とりあえず本を売っている現場を巻き込もう。そのためには銭や!銭で話をつけるしかない!と『リアル書店が電子書籍を金に変えていくメディアづくり』とい企画に取り組みはじめました。 新メディアプロジェクトの協力者を募集します

リアルショップへのWEB誘導って他業界では当たり前にやってることだから……色々できると思うんだよね。食べログみたいなとはいかないまでもさ。

夢は広がるけれど、現状は手をあげてくれた匿名の書店員さんと『書店員さんの副業』って立ち位置で、きんどうでお試し中。1ヶ月やって、それぞれ1記事で数千〜数万円渡せるほどになってるから、この調子でもっと参加者を募る。わたしの知識不足もあって炎上要素もたくさんあるけど、可能性を感じる。

でも、やはり燃えると痛いし、これだけで食ってる分怖い。リスクありすぎてほんとツライ。

きんどうの強化のためにやったこと

SEO対策などきんどう自体のブラッシュアップは無理や……

SEO対策として記事タイトルの付け方とか、1記事あたりの紹介冊数の調整とか頑張ったのだけど……あんまり効果が感じられなかった。すぐに効果がでるものではないとわかってはいるのだけどもさ。

無理。どうやってもKindleやAmazon関連のキーワードで上位を維持できない。いくら記事をヒットさせても主要キーワードで3日後には100位圏外に落とされる。

今、WELQ問題でキュレーションメディアとアフィがガタガタになってるのだけど、Googleのアフィサイト対策はスゴイよ。お目こぼしして欲しい。うちはTwitterが無くなるとたぶん死ぬ。

PVとかの推移の話

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ウェブメディアを運営されている方から『とても参考になる』と言われるので載せておきますね。相変わらずの高リピーターのユーザーさんに支えていただいてます。週ごとなんで最後は急落してます。

6月あたりはとにかくPVを増やそうとページ分割を繰り返して瞬間的に100万PV/30日を超えたりしたのだけど……やはり見づらいサイトになったのとPVは収益に関係ないからこだわるのをやめました。

今はユーザー数が7万くらいで、PVは60〜70万くらいで推移してるようです。プロのおかげでSSL化したり垢抜けたデザインにもなったけれど、訓練された一騎当千のユーザーに支えられた、国内最大の電子書籍"ローカル"サイトとして地位を固めています。

まとめ

1年前は「こんなに貢献してるから蝶よ花よと業界に肥え太らせて欲しい」と思ってギラギラしてたのだけど、愚かだった。

書けないことはいくつもあった。致命的に心を折ったのは主にそっちだけど、とにかく4年やってもブロガーさんが呼ばれるAmazon関連のイベントもメディア向け新デバイス発表会に呼ばれないし、何よりAmazonのPR戦略を担当してるという広告会社から突然キャンペーン紹介の”無料”での相談来てさ最終的に『アフィサイトなんですか? それじゃあ結構です』と言われたりと、もう惨めすぎて、情けないが、これしか生きる手段ないからやる。

48ヶ月休みなく、営業日的には約6年かーとか、関係ないわ。ここまでやったら評価されるなんて、甘え。勝手に業界に期待したりAmazonのデレに夢見たのはわたしの弱さだった。所詮はアフィだからね、ぼかぁピエロだよ。くるくるまわって頑張るしかないんだもの。自覚が足りんかった。

きんどうユーザーが納得してお支払いただける銭のために、丁寧に奉仕することが大事ってのがよくわかった。それだけは、ちゃんと期待どおりの結果になっているし、報われていると感じられる。銭以上の充足を求めたらダメだ、それをモチベーションにしたら折れる。

……あー、とはいえ。さすがに今年の出来事はピエロとはいえ辛かった。何が引き続きユーザー目線でがんばれだ。放り投げやがって。AmazonからPR戦略の広告予算落ちてこねぇかな。プライムビデオも読み放題とかアフィにならないものでも少なくない普及に貢献してるはずなんだが……日によっては1万リファラとか送ってるのにさ。どうして、わけわかんない広告会社に無遠慮に無料でキャンペーン紹介依頼された上で『アフィなんですか。提案したことは無かったことにしましょう。』で済まされるんだろうなぁ……。自分でやってみろよチクショウめ、いいからカネよこしなさいよ!……今に見ていろ、と啖呵きっても放り投げるわけにもいかん。それしか道ないし。結果的にAmazon帝国のために年中無休だもの。……さぁ、夕方には無料本まとめで、明日の新刊チェック。そしたら多分来るだろう12月のサンライズさんの新作プライムビデオに期待しつつ、Kindleセールに備えてサイバーマンデーの情報収集だ。ああー!もう!!ああー!!!遊ぶ金欲しさに労働に手を染めるばかりだ。がんばろう。そして美味しいもの食べよう。

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