きんどうをSSL化・AMP対応をした驚きの結果

こんにちは、きんどるどうでしょうです。6月8日の深夜きんどうをSSL化してAMPにあわせたコンテンツづくりをすすめて20日間たったので経過や感想を共有。ブロガー・メディア運営者向けの話題ですかね。人気記事に恵まれた、というのもありますがPVが前月比で131%となりました。

SSL化はGoogleがSSL対応サイトを優遇するという話があるので検索されるサイトになりたいなぁということで実施。また、ドメインが変更になるので、何かしら低ペナルティ評価を受けてそうな過去の施策がリセットされるかなと期待できます。それに合わせて、コンテンツとして評価が低そうな過去の新刊やセール、無料本にニュース系記事を整理して5000記事 → 400記事くらいまで減らしました。

AMP(モバイル向け高速表示)は速報性やニュース性のある記事を検索上位にさせられるということなんですが、狙い通り『Kindle』『Amazon』などのビッグキーワードで上位に来るようになりました。

それぞれ施策実施前に書いた記事もあるので『Amazonアソシエイトだけで生活して42ヶ月になりました』未読の方はそっちも見ていただけると面白いかな。ちなみに今日現在で累計180万冊を超えました! 先週のコミックまとめ買いセールでエゲつない冊数でたんですよ。

きんどうのシステム面に手をいれてみた

SSL化にかかった費用

きんどうのURLを http:// から https:// に変更。特にユーザーが会員情報登録してるとかないのでSSLにする必要性は薄いのですが、Googleに気に入っていただくただそれだけのために実施。

費用は年額1万8千円(税別)。きんどうはhetemlのレンタルサーバを月額1,000円の長期割引プランで運用しており、同じくhetemlさんの独自SSLサービスを利用しました。サーバ代より高いんですよね。

現状、SSL化したら検索順位が大きく上昇したということはないのですが、クロールされたページ数の平均値がSSL化以降増えました。一応成果につながってるかもしれない。

AMP対応の結果 主要キーワードでニュースに表示される

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AMP(Accelerated Mobile Pages)という、モバイル向けの最適化を行った結果、スマホでGoogle検索をするとニュース性の高い記事が上位に表示されるようになりました。通常の記事は変わらず『Kindle』『Kindleセール』などで上位には載りませんが、瞬間的にモバイルの良い位置にいれるのでコレは強い。

実装にあたってはAMPのプラグインを使用してその上でデザインに手を加えてあります。

ページ分割によるアクセス増

きんどうの低評価の原因に「1ページにアフィベタベタ貼り過ぎ」があったのでページを分割して2ページ目はnoindex(Googleの検索対象から外す)という仕様に。ページを分割することでユーザービリティを下げることになっちゃいましたがGoogleの評価を優先しました。

→ ブコメでツッコミ頂いたcanonicalを調べてnoindexはやめて、同一記事が複数ページにわたっているときに2ページ目以降を検索エンジンにインデックスしないようにcanonicalの正規化設定をしました。

実際のところ新刊やセール記事は最初に紹介する5,6冊くらいまでしかたくさん売れることはないので総販売数などに大きな影響はでてないかな。

むしろ、細かくチェックされるユーザーさんが分割先も見てくれることで月のPVが平均80万 → 直近94万PVまで上昇しました。

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グラフのはじまり、5月27日は大規模なKindle公式50%OFFセールが実施された日。2回目の山は先日のまとめ買いセールですね。

まぁ、うちPV増えたからといってそう儲かる作りをしているわけでなく、Kindle本が売れないとお金にはならないのですが対外的に100万PV以上のメディア!というのはインパクトありますからありがたい効果を生んでいます。

ちなみに前月比はこんな感じです。

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日々のジャンル別新刊特集をやめて寄稿・ニュース・セールにチカラをいれた

SSL化にあわせてこれまで平日実施していた【小説】【ラノベ】【コミック】【雑誌】【書籍・実用書】の週ごとの新刊まとめをやめました。この結果、コミック以外の販売が激減しましたねェ。ラノベや小説は人気作はでますが、それ以外はもう動かない動かない。

もともとあまり出なかったのはありますが、毎日の新刊で大きく載せられなかったコミック以外を話題にする場所がなくなっちゃったからねェ。

まとめを無くした代わりに、毎日の新刊記事を細かくメンテナンスすることでさらにコミックは伸びてきている感。正しくは人気のコミックがより売れていくようになったかな。

きんどうの売上や儲けという意味ではそう変わってないのだけど、誰かに気づいてもらえれば売れたかもしれない作品を引き上げるというこをしなくなったのは自分でもちと寂しくはある。とはいえ、全部をするのはひとりじゃ時間が足りんからねェ……。

代わりにAMPで上位に載るよう話題の新刊の単発記事を作ったり、出版社・マンガ家の寄稿記事をつくったり、Kindle Unlimitedなどのニュース系記事を中心にすることでPVはあがったし、メディアとしては良い方向に向いている実感はある。

おわりに 今後の運用の話

ジャンル別新刊特集を個人的にはモッタイナイことをしたなぁという気持ちがある。……のだけど、まぁ、売上には繋がってなかったからなぁ。コミック以外はセールの時に頑張るしかなさそう。

ただ、出版社・マンガ家さんからもらう新刊の寄稿記事

[bc url="https://kindou.info/68746.html"]

はたしかな効果をうんでるから、こっち方面を強化することで価格以外の読む理由づくりをはかっていきたいなと思ってる。ちなみにAMP化効果で上記記事は『卓球』で検索した時にGoogleでしばらく1位になっていました。メディアとして結構いい感じになりつつあるよ。

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読み放題がはじまるとより新刊の販売は苦境にたっていくはずだからねェ。うちも出版社、作家も読み放題サービスをどう利用していくってのも今後の課題になりそう。

とにかく今、電子書籍を買う最大の理由が【セール】しか答えがないのだけど、価格以外の読む理由を生み出す役割を担っていきたいとは思うのですけど。

とはいえ、うちの役割は広告・宣伝・小売だから、できることはそうないんだけどねェ。メーカー側(作者・出版社)が本気で電子書籍をどうこうしようと思った時になんかチカラになれるくらいの土壌づくりにとりあえず励むしかないんだろうなぁ。

なにをどう言おうと金儲けのためにメディアをやってるので、これからもユーザーが気持よくお金を落とせるようにKindle情報を迅速にわかりやすく届けるよう頑張ります。

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