スタートアップサービス、書籍、セミナー講師やコンサルタントとして自分自身を売り込むためのWebプロモーションをするとき、見知らぬ人々をターゲットに考えるのは当たり前のことだろう。あなたのことを知らない人々を潜在顧客と捉えて、一気にパイを増やすのにインターネットは最良のメディアと言える。
そして、その1つの解決策としてKindleの電子出版はピッタリのメディア(になるかもしれない)
ただ、あなたが提供したいと考えているサービスやモノについて普段から注意を払い、お金を払ってでも問題を解決したいと思っている人は非常に稀なため恐らく普通のWebプロモーションではうまく機能しないだろう。結果としてお金に結びつかず
「はんっ、Webプロモーションは使えないな!」
なんて教訓を得るだけで終わってしまうのがオチだろう。
それはそうだ。別にあなたが好きでもなんでもない人にとって、興味のないプロモーションは完全に面白くない。
あなたが失敗したWebプロモーションで得るべき教訓は2つ。
見知らぬ人をプロモーションで友人に変える
通常あなたが提供してくれるサービスに対してお金を支払ってしまえば顧客との関係は終了する。毎回毎回顧客との関係が終了してしまうようなプロモーションでは、あなたのサービスを継続的にフォローしてくれる人は増えない。良いプロモーションとは顧客があなたのサービスを積極的にレビューして活動をサポートしたいと思いたくなるものである。
しかし、ゼロから顧客を見付け出して、彼らを積極的なファンに変えていくというのは至難の業だ。
まずあなたが打つべきプロモーションは「身近な人々」を仲間にすることだ。一度お金を払ってくれたことがある人、もしくはブログに普段から来てくれる人や、ビジネスで関係のある人、名刺交換をしたことがある人、地域の住民の方々など何がしかあなたと接点のある方々に本を読んでもらえるように仕向けるほうがよいだろう。
ちょっとした成功を積み重ねる
・すでにあなたに関わりがある人が得をするようなキャンペーンにする
・成功は一夜では生まれない。ハードワークの日々が、大きな成果に繋がります
・身近な人があなたを信頼すること、それがファンになってもらうための近道
・結果として、あなたと顧客双方が満足をするような関係づくりを目指しましょう
大切なことは、あなたは自身の仕事を提供するという上からの意識ではなく、身近な人々にお世話をしていただいていると感謝を口にすることからはじめよう。結果として、身近な人々はお金と肯定的なレビューであなたをサポートしてくれるような関係に変わっていくはずだ。次に、その関係を時間をかけて育てていこう。きっと、楽しんでファンを作っていけるはずだ。
まとめ
優れたマーケティングの本質は単なる認知向上や販売ではありません。それは結果にすぎず、大切なことはどんな人々に焦点をあてて活動したかにある。
自問してみてください。
公式サイト、ランディングページ、ブログ、ソーシャルメディア、メールなどなど色々と顧客と繋がる手段はありますが、一度それらの運用を見直してみるといかがだろうか。