プロ漫画家がKDPで完結作品の新作続編をリリース!「ガーター騎士団 -Knights of the Garter-」を執筆した蒲生 総さんにインタビュー

1309051こんにちは、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第131回。
プロ漫画家さんが完結した商業作品の続きを描きたくなって出しちゃったという「ガーター騎士団 -Knights of the Garter-」を執筆した蒲生 総さんです。
蒲生 総さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

著者プロフィール

蒲生総(がもうそう) Twitter @SouGamou
1309051b12月20日生まれ英国とか銃が好きな偏った漫画家
94年角川書店より漫画家デビュー、他秋田書店で執筆
主な作品:『ガーター騎士団-SplendourofKing-』(角川)『TheBODYGUARD199X』(角川)『ぼくたちの狂奏曲』(角川)『Dプロ』(秋田)他『ガーター騎士団-KnightsoftheGarter-1巻』(KDP)
著者サイト名:http://blanc-et-noir.jp/

ガーター騎士団 -Knights of the Garter-

角川書店より出版された蒲生総のコミックス「ガーター騎士団」の、続編・新作です。
エドワード三世の長子であり、騎士道の鑑と謳われ、後に黒太子と呼ばれたエドワード王子の、ロイヤル・ロード・ストーリー!
価格:350円
★★★★☆ 1件のレビュー
Amazon.co.jpで詳細を見る

Kindle作家インタビュー

――この作品を書いたキッカケを教えてください

角川書店の歴史ロマンDXからお声をかけていただいたのがきっかけです。本当はバラ戦争時代を描こうと思ってたのですが、ネームが何回もダメ出しされて、諦めて他の誰かはいないかと探したところ英国の14世紀の英雄・黒太子に決定。
まあコイツ(失礼)でいいか、仕方ない。くらいの感覚でした。
事実は小説よりも奇なりという感じですが、実際、黒太子の史話は驚くほどネタが豊富でした。もう今では歴史上の英雄イチオシになられました(言葉も丁寧)。
コミックスではその死までを描いたのですが、もともと英国史が好きなのでよく関連本(洋書)を読むのですが、新たな小ネタ発見!!となるとやっぱりそこを描いてみたいとウズウズしてしまい、思い切って続編を始めてみました。
歴史ロマンDX自体が休刊となり、『ガーター騎士団』の続編であった『リチャード二世』を完結させていなかったので、というのも理由の一つです。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

歴史漫画とはいえ、キャラ作りを優先した作品なので、気軽に読んでいただけるのでは…と個人的に思っています。
この作品は主人公よりも、その周りのキャラの方が反応がいいんです、実は。いただく感想でも、○○が好き、とか言っていただけるので、キャラ作りは上手くいったかなと思ってます。
歴史の説明文や、中では実際に言ったとされる言葉などを史実通りに描いてはいますが、歴史の勉強に使わないでください。
そういう方がいらっしゃって、やべーよ!それ!!まずいって!!とお手紙に向かって叫んだことがあります。難解な百年戦争を理解するうえでの取っ掛かりくらいにしてください。

――どうしてこのタイトルにしたのですか?

ちょっとセクシーな感じですが、現在も続いている世界最古の騎士団の創設者がメインのお話なんで、選択の余地はありません~。

――作品を書くうえで悩んだところは?

連載時からそうでしたが、歴史を扱っていますがとにかくマンガ的に(マンガなので)分かりやすく、キャラクター主体で話を進める。歴史漫画は1%の真実と99%のハッタリであると、当時の担当編集に叩き込まれ、それを今でも頭に入れてます。
歴史漫画を描いたことのある人はわかると思いますが、あれもこれも入れたくなっちゃう。でもそれではP数はいくらあっても足りないし、タイムマシンに乗って当時を見てるわけでもないので、完璧に歴史を描くなんて無理なんです。
なので私個人のせめてもの抵抗として、納得いくまで歴史をちゃんと調べて「知っててやってるんだ!」と言えるようにハッタリかましてます。

――1番読者に伝えたいテーマはなんですか?

伝えたいことは実はないです。私の作品は『ガーター騎士団』のみならず、自身の死生観で描いてます。命とか人生って大事なもんだよ、と。その潔さというか。儚さ。
でっかいテーマなんだけど、一番身近で単純なことだと思ってます。人生にはいいこともあればいやなこともある。一度死んだらおしまいという当然のことなんですけど。なので答えを出すのは私じゃないんです。読者の方々ということになるのかな?

まあ、マンガなんで基本楽しんでいただければ…

――本作は商業コミックの続編を著者が独自で開始したものですが、何か出版社さんと話し合いなどはされましたか?

著作権(版権)の確認をしました。自分の作品でも、契約書があるのでその辺は慎重に…

――旧作ファンなどから感想はありましたか?

サイトやブログなどにいらっしゃる方は旧作を読んでいただいている方が多いので、Kindleで、という感想はあまりない(笑)です。
この作品自体、サイトのみならず色んな所で公開していたので。
新作を販売するよー、と告知をさせていただいたときは、ついでに昔のコミックスの電子化もして!というお声はいただきました。ちょっと忙しくて後手に回っちゃっていましたが。

――本作の執筆中に起きた印象的な出来事はありますか?

Kindleで、ということじゃないんですけど、舞台化から始まり、CD化とかアニメ化とかお話をいただきました。今思うとすごい話だったな~(これ以上はオフレコ)

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

その時によりけりなのですが、最速ではネーム含め100Pを22日間とかありましたが。今回のKindleで出したものは、合計でモノクロ1か月弱くらいの期間を要したと思います。
アナログ派なので、カラーは一枚5日くらいかけて塗ってると思います。ちなみに扉のカラーは原稿B2サイズで、大きいんです。

――本作の元となった「ガーター騎士団」は今後電子化の予定はありますか?

きんどうさんやつんどくさんで、読者の方が…というコメントを見てしまえば、やらないわけには参りません(笑)!
コミックスでは全3巻+他コミックス番外編を編集しなおして、全6巻電子化予定です。
表紙はすべて新しく描き下ろしたものです。今と比べると大分絵も変わってしまってるのですが、表紙詐欺とか言わないで。(↓↓↓リニューアル版の表紙 第1巻↓↓↓)
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――電子書籍についてどう思われますか?

出版界の黒船ですね。その反面、紙の本の出版のハードルは上がっていくと個人的に思ってます。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

何一つ未知の世界でした。原稿描くよりも、EINの申請だったりとか、そっちが難解すぎて、やろうと思っていた日が半年くらい伸びてました。
今はいろんなサイトさんで、やり方の説明をしていらっしゃるので楽になりました。
後は宣伝ですね、やっぱり。商業ベースだと雑誌があってコミックスへ、となるわけなんですが、発表・宣伝(読んでいただける)の場である雑誌がないというのは痛い。これは誰もが思っていると思います。なのできんどうさんやつんどくさんの存在は本当にありがたいと思います。

――今後の予定について簡単に教えてください

『ガーター騎士団』&『TheBODYGUARD20XX』という二つのシリーズをメインにサイトで新作公開目指してます。新作含め、出版されたすべてのコミックスを電子化予定です。

――この本を紙で出したいという出版社が来たらどうしますか?

長編のお話がそろってきたらぜひよろしくお願いします(笑)。版権はどうなるんだろう??私持っててもいい??

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

手探り状態ではじめたKDPですが、まだまだ試行錯誤中。それでも時間もP数も自由に使えるという利点を生かして、頑張って作品を発表していきたいと思います!これからもよろしくお願いします!


注意事項:Kindle本の価格は随時変更されています。また、本サイトでは購入された書籍や内容についての責任は持てません。ご購入の前にAmazon上の価格・内容をよく確認してください。良い価格で良い本を。きんどるどうでしょうでした。

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