事件はスリル!ショック!サスペンス!「Testament ‐テスタメント‐」を執筆した栗見 鳴さんにインタビュー

1305131こんにちは、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第112回。
全3冊のサイコミステリー。プロファイルを駆使した作り込みが見事な「Testament ‐テスタメント‐」を執筆した栗見 鳴さんです。
栗見 鳴さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

インタビュー with 栗見 鳴さん

Testament ‐テスタメント‐

「テレビ局に、人体の一部が送られてきたらしい」
警視庁十係の刑事・辻恭一のもとに、上司の十係長・村木征悟から電話が入る。
テレビ局に辻が駆けつけると、あまりの遺体の凄惨さに絶句し、その手口と遺体に添えられた〈神への復讐〉なる犯行声明文から、犯人が〈快楽殺人犯〉であることが判明する。
大学時代、辻はFBIの元心理捜査官からプロファイルの手ほどきを受けているが、日本の警察組織では煙たがられ、思うに捜査を進めることができない。
そんななか、犯人は次の犯行に及び、住民たちを恐怖に陥れていく。
様々な妨害のなか、辻は犯人に辿りつくことはできるのか?
リアリズムを追求した本格派サイコミステリー3部作
上巻:150円 中下巻:250円
評価:最初のレビューをお待ちしています
Amazon.co.jpで詳細を見る

――この作品を書いたキッカケを教えてください

明治大正時代の日本の作家が好きで、彼らの文章には命をかけて書いたような鬼気迫るものを感じます。今の時代、命がけで文章を書いている者はいるだろうか?と考えたとき、「犯行声明文」に思い至りました。書けば書くほど、警察に手がかりを与え、逮捕が近づき、罪状によっては死刑もあるわけですから。それでも書くという意思に強く訴えるものを感じて、犯行声明文を送りつけてくる犯人を題材にしたミステリーを書こうと思いました。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

犯人を描こうとしたとき、真面目で平凡に生きてきた人間なので、犯人の心理がまったく分かりませんでした。なので 、犯人の心理を知る目的で、本を読み漁ったり、取材したりして、綿密に「犯罪心理学」「プロファイル」を調べました。
その副産物として、ある程度プロファイルができるようになりました。
例えば、ある事件の被害者遺族が、ネット上で「画伯」とあだ名されて犯人扱いされ、大物司会者やマスコミにさえ犯人扱いされていました。
プロファイルを少しでも学んでいれば、その方が激昂してインタビューに答える様子と、緻密な犯行状況を比較して、この方は犯人ではない。犯人は自分を抑えて、冷静にインタビューに答えられる人だ、と推測できるんですよね。
プロファイルは「超能力」でなく「統計学」で、学べば誰でもできるものなので、もっと普及すれば、冤罪も抑えられると考えています。
そういった等身大の「プロファイル」の扱い方が、この作品の独自な点かもしれません。

――作品を書くうえで悩んだところは?

ミステリーなので、読者の方に犯人につながるヒントを少しずつ提示しつつも、その裏をかくというサジ加減に気を使いました。

――主人公やその他キャラクターが生まれた経緯やエピソードをお聞かせください

登場キャラクター全員、モデルとなった俳優さんがいるんですよね。あからさまに分かる描写はないと思うのですが、これはあの俳優さんかな、などと推測しながら読んでいただけたら面白いかもしれません。

――特にお気に入りのシーンはどこですか?

サイコミステリーなので、息詰まるシーンが多いのですが、時々入るコミカルなシーンが自分では気に入っています。

――読者からの感想はありましたか?

作者である自分よりも作品を深く読み込んでくださっていて、とても驚きました。読者の方あっての作品なのだと改めて感謝するとともに、次回作などで恩返しできればと身が引き締まりました。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

取材半年、執筆半年ぐらいです。

――電子書籍についてどう思われますか?

デジカメと携帯電話のカメラが「写真の文化」を変えたように、電子書籍とKDPは「本の文化」を変えていくと思います。今後、この新しい文化によって、どんな作品に出会えるか、どんな文化に成長するかとても楽しみです。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

EPUB形式というのが分からず、セルフパブリッシングの先輩である山田佳江さんにアドバイスをいただきました。

――無料キャンペーンを検討している方へ、こういう点は気をつけたほうがいいなどアドバイスをお願いします

読者の方に読んでいただいてこその作品ですので、キャンペーンできる目一杯まで行なっていいのではないかと思います。作品が面白ければ、クチコミで販売につながるのではないでしょうか。

――無料キャンペーンの利用前と後で販売部数に変化は生まれましたか?

『当世犯罪気質』という探偵モノの作品も出しているのですが、こちらは無料キャンペーンが終わったあとに劇的に販売部数が伸びました。理由は分からないのですが、広告的な効果があったのではないかと考えています。

――ブログ等の個人メディアを運営していますか?その場合気をつけている点はありますか?

『Testament』の公式ホームページを開設しました。開設したきっかけは、物語が東京都大田区羽田周辺の狭い地域が舞台なので、このあたりの地域に詳しくない方にも、シーンの位置関係が分かりやすくなればと地図を掲載するためだったのですが、何か面白い情報なども載せていけたらと考えています。

――今後、どういった作品を発表していきたいですか?

今は女の子が主人公のミステリーを書いています。また、読者の方のご感想から思うようになったのですが、これぞ、というアイディアが浮かびましたら、『Testament』の脇役のスピンオフも書いてみたいとも考えています。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

この題材で描けることはすべて書ききったつもりです。あらゆる箇所に犯人につながる断片を散りばめていますので、それをつなぎ合わせて、主人公の辻と一緒に犯人を推理しながら読んでいただけたら幸いです。

著者プロフィール

栗見鳴(くりみ・なる) Twitter @kurimi_naru
東京都出身。慶應大学文学部卒業。プロダクトデザイナー。
過去の作品:『当世犯罪気質』(KDP)
『Testament』公式ホームページ http://testament12.wordpress.com/

きんどるどうでしょうでは、KindleDirectPublishing、個人出版で頑張るインディーズ作家の方々を応援しています。

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