チームで作るダークファンタジー「ノワールの旋律」を執筆したINSCAPEさんにインタビュー

1305091こんにちは、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第109回。
文章、イラスト、プロモーションとできる個人がチームを組んだユニークな試みが魅力的な「ノワールの旋律」を執筆した個人出版ユニットINSCAPEさんです。
INSCAPEさんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

インタビュー with INSCAPEさん

ノワールの旋律

「魔女アゼリア、サバトより下された罪科――死刑」
敬虔な神官見習いのクリス・マーベルが案内役として共に旅をすることになったのは、悪魔を使役するという罪深くも可憐な魔女だった。
勝気でいて常にクールなルビー色の瞳、しかしながらふとした拍子に見せる深い憂愁、自身を守ろうとするかのように紡がれる偽言……少女が背負う運命とは一体何なのか?
美麗なイラストと共にお送りする、異世界ダークファンタジー!
価格:250円
評価:★★★*☆,3件のレビュー
Amazon.co.jpで詳細を見る

INSCAPEメンバーの紹介

電子書籍の個人出版ユニットです。作家(志望者)と(セミプロ)イラストレーター、(にわか)Webクリエーターの3名で、こそこそとやっております。
汐海 凜(しおみ りん)
ひよっこKindle作家。福岡県出身・在住。山口県立大学国際文化学部卒。
趣味はモンハンと麻雀。どちらも腕は素人。
ライトノベル系の文学賞に投稿し三次選考に残ることもあったが、他人の受賞作が魔改造されて出版されていくのを目の当たりにするうち、一時期筆を置いていた。
NECCO(ネッコ)
弱小イラストレーター、自宅警備員。武蔵野美術大学卒。
某大手ゲーム会社に6年勤めた後、フリーへ。
ゲームにハマると家から出ない習性を持つ、厄介な引き籠り。
チームメイトに憧れを持つあまり未知のKDPに足を踏み入れる。
まめすけ
何でも屋。北海道出身。
プロダクト、WEB、ゲームのクリエイターとして、フラフラといろんなコトに手を出し今に至る。趣味は稼ぎにならない、アフィリエイトをこそこそとやること。
Kindleという新しい発信の場に目をつけ、仲間に恵まれ日々物作りに励む。

――この作品を書いたキッカケを教えてください

汐海:元々は某ラノベ文学賞へ投稿するために書いた作品だったのですが、それをKindleでの出版用に大幅に改稿したものです。
いくつかそういったストックがあった中から、INSCAPE名義での出版第一弾に適当なものを選びました。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

NECCO:どの端末でも程よく見えるサイズで、イラストを作成しています。
とはいいつつも、実際のところ携帯端末(特にスマートフォン)を推奨していますので、縦長イラストを基本形体にしてあります。
まず文章ありきで、そこに味付けをする為にイラストをタイミングよく入れているので、サイズや見栄えに多少違和感を感じるかもしれませんが、脳内映像の変換が早くてストーリーのいいスパイスになっているのではないでしょうか。

――特にお気に入りのシーンはどこですか?

NECCO:つるぺた少女2人(特に片方)が主人公に罵詈雑言を言った後、攻撃してくるシーンでしょうか(笑)。禁止用語ギリギリの言語を使ってるのにも関わらず主人公が意にも介さないところが、シニカルすぎて自分は好きです。
最初の堅い印象から一変して、怒涛のように進む文章に意表を突かれるのも気に入っています。

――作品を書くうえで悩んだところは?

汐海:特にないです。書き始める時には、自分の中ではキャラクターやストーリーは出来上がっています。でも仕事をしながら書いているので、それを物理的にアウトプットするための時間を作るのが一番大変ですね。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

汐海:仕事をしながら1作品を仕上げるのに、3ヶ月かかります。
ひと月目では台詞とト書きだけの「演劇の台本」のような全体的なアウトラインを作り、ふた月目で他人が読んで理解できる「読み物」になるように肉付けをします。み月目で何度も推敲を重ねて「小説」として仕上げます。

――どうしてこのタイトルにしたのですか?

汐海:実はこの作品に限っては、タイトルが先に決まって、そこからストーリーを作りました。自分でもあまりないパターンだったのですが。
ともすれば厨二っぽい、かっこいい響きにしたかったんです。それで特に意味もなく思いついた「ノワール(黒)の旋律」というフレーズから、クールな魔女を主人公にした少しダークな雰囲気のお話ができあがりました。

――INSCAPE さんはチームを組まれて創作活動をされていますが、結成の経緯を教えてください

まめすけ:まず僕が「アメリカで、ついに電子書籍が紙の書籍を抜いた!」というニュースを見て、「これ、早めに日本でやれば、Kindle界のパイオニアになれるのでは!」と直感しました。
そして元から友人だったNECCOから、「地元の友人に小説書きがいる。しかもコンペとかにも出してるらしい!」ということを聞き、汐海に声をかけました。お酒を飲んで意気投合し、そこからはとんとん拍子で話が進んで。
センスのある小説書きと絵描きを掛け合わせて、Kindleというステージにあげれば、抜群の化学反応を起こすに違いない!」と思い、INSCAPEの活動をスタートしました。

――ユニット組んで良かったこと、悪かったことはありますか

まめすけ:悪かったところは思いつかないですが、もしかしたら今後バカ売れした時にロイヤリティーの配分でもめる……かも(笑)というか、そうなるくらい知ってもらえるようになればいいなぁとは思います。

――ブログ等の個人メディアを運営していますか?その場合気をつけている点はありますか?

まめすけ:INSCAPEの公式サイトがあるのと、Twitter・Facebookのアカウントを持っています。
誰でもどこからでも作品に触れられるように、サイトの構築をカスタマイズしやすいWordPressを利用し、スマートフォンでもちゃんと閲覧できるような構成で作成しています。
読者との距離を近くしたいという思いから、ブログの内容もキャラクターの設定画や裏話など、プロだとなかなか大人の事情で見せられない部分、読者や出版を目指す方たちが一番気になる部分を積極的に発信していこうと思っています。
読者の方とはどんどん気軽にコミュニケーションをとっていければと思っていますので、TwitterやFacebookなどでどんどん絡んできていただきたいですね。

――プロモーションの秘訣を教えてください

まめすけ:むしろこちらが教えてほしいくらいです(笑)!
元々WEB屋をやっていたので、サイト作りやTwitter、Facebookなどでの連携強化については、わかる範囲でやっています。今後は親和性の高いユーザーにプッシュできるFacebook広告なども、積極的に活用していこうと考えています。
後はいろいろなレビューサイトなどに取り上げていただきやすいINSCAPEというキャラクターを、どんどん出していきたいと思います。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

まめすけ:「やった!出版完了!」と喜んでいたのも束の間、当初、iOS端末非対応になってしまっていたことです。
なにせ、出版するまで縦表示の確認ができない上に、何が原因でiOSだけ対応端末として表示してくれないのか不明でしたから。
でもKindle書籍を出版してきた先輩方のブログを参考に、何とか対応することができました。感謝です。
オフィシャルのプレビューツールが、もっと日本語に易しい設計になってくれることを祈っています。

――Kindleで個人出版を目指す方にアドバイスをお願いします

まめすけ:まだ一作しか出していないので偉そうなことはいえませんが、Kindleでの個人出版は驚くほど簡単です。
その中でもいくつか超えなければいけないハードルはありますが、自分の作品を世に出したい、みんなに読んでほしいというモチベーションのある方はどんどん積極的に活用していただきたいです。
良くも悪くも、プロと同じ土壌で同じように評価をいただける場がKindleにはあると思います

――表紙を新しくするなら、どんなイラストレーターさんにお願いしたいですか?

汐海:そうですね、憧れの○○さんに是非……
NECCO:まじかよ!
まめすけ:(* ̄m ̄)プッ

――今後、どういった作品を発表していきたいですか?

汐海:ひとことで言うと「お母さんが読んでも楽しめるラノベ」です(笑)。 「え?」と思われるかもしれませんが、十五年くらい前まではそんなことなかったんですよ。
私自身女性なのですが、中学生の時に「スレイヤーズ!」や「極道くん漫遊記」、少女向けだと「なんて素敵にジャパネスク」などを読んで、日本語ってこんなに面白くなるんだ!と衝撃を受けました。
「スレイヤーズ!」なんかは、私の部屋にあるのを母が勝手に読んでましたし。お母さんが読めるってことは、老若男女が読めるってことですから。そういう万人の目に耐え得る作品を作りたいんです。
現在の萌え一辺倒のラノベって、もし母に見られたら私はちょっと…無言でうつむくしかないです(笑)。
ラノベって本来は一部の層の人しか読めないようなものじゃなかったと思うんです。色んな人が読んで楽しめるものなんだってことを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

まめすけ:INSCAPEは従来の書籍コンテンツとは違い、初めからオンライン版のみを想定して作成をしています。
そのため我々が出版する電子書籍の構成に「違和感」を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その「違和感」が癖になるように、オンライン版のみだからこそできることをどんどん入れていこうと思っています。是非期待していてください。

著者プロフィール

INSCAPE(インスケープ) Twitter @INSCAPE_NET
INSCAPE(インスケープ)のユニット名で、作家・イラストレーター・webクリエーターの3人体制にて、Kindleダイレクト出版活動中。
INSCAPE http://inscape.pya.jp

きんどるどうでしょうでは、KindleDirectPublishing、個人出版で頑張るインディーズ作家の方々を応援しています。

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