新刊小説・書籍 クトゥルフ神話未翻訳アンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』上巻など注目作


AmazonKindleに9月21日以降配信された小説・文芸の新刊から注目作品をまとめました。タイムセール祭りや週末のセールで書籍系の新刊をまとめ損ねていたので単発記事を作成。ライトノベルも後ほどまとめますね。

最注目は”21世紀にクトゥルー神話の可能性を追求しつづける気鋭の作家たちが、新たな視点から描く”というアンソロジー『ラヴクラフトの怪物たち』上巻ですね。これが売れれば続々未翻訳アンソロジーが……話題になればいいんですけれど。

ほか、映画監督・是枝 裕和が新作映画にかけた8年間を語る『こんな雨の日に 映画「真実」をめぐるいくつかのこと』、はてなブログで人気のフミコフミオさんの単著『ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。』などなど新刊発売しております。

AmazonKindle 9月21日〜10月3日の配信作品

Kindle新刊より注目作品

ラヴクラフトの怪物たち 上

エレン・ダトロウ (編集), 植草昌実 (翻訳)
価格:2,565円
★★★★★ 2件のレビュー

クトゥルー!ヨグ・ソトート!アザトート! ……ホラーの世界で、こんなにもぞくぞくする名で呼ばれる存在は類を見ない。その名だけで、異次元から来た想像を絶する怪物だとわかる。H・P・ラヴクラフトが創造した、幻想文学史上もっとも怖ろしいものたちを、21世紀にクトゥルー神話の可能性を追求しつづける気鋭の作家たちが、新たな視点から描く

こんな雨の日に 映画「真実」をめぐるいくつかのこと (文春e-book)

是枝 裕和 (著)
価格:1,599円

是枝監督自身が、制作日誌、画コンテ、自身が撮影した写真とともに、映画『真実』をめぐるいくつかのことへの想いを綴る――。フランス、映画監督として、『万引き家族』、カトリーヌ・ドヌーヴ……。「真実」にたどり着く8年間の物語。

ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。

フミコフミオ (著)
価格:1,264円
★★★★★ 1件のレビュー

笑いあり、涙あり、学びあり、感動ありの新感覚本! すべての会社員の気持ちを代弁してくれると鬼共感の嵐で超話題! 現代における「生きづらさの正体」に迫る!

「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出 (角川書店単行本)

角野 栄子 (著), 松本 大洋 (イラスト)
価格:1,540円

洗濯する背中にもたれて感じたぬくもりは死別した母のたいせつな記憶、毎晩兄弟で取り合った父のあぐら、そこできいたオノマトペをまとう物語、ブラジルで出会った赤毛の魔女、「普通のおかあさんになってよ」と娘からいわれた日、昭和・江戸川の土手に住みついていた浮浪者のハーちゃん、紀伊國屋書店本店の喫茶室で見たフランス帰りの岡本太郎……。

高校事変 III (角川文庫)

松岡 圭祐 (著)
価格:812円
★★★★★ 6件のレビュー

犯罪史に残る凶悪な半グレ連合リーダーを父に持つ優莉結衣を、全寮制の矯正施設・塚越学園のトップが訪ねてきた。結衣は転入を薦められるが、見学に出発した未明、突如として武装集団の襲撃に遭う。結衣の記憶はそこで途切れ、ふたたび目覚めたときには、熱帯林の奥地にある奇妙な<学校村落>に身を置いていた。

SICK'S 覇乃抄 (角川文庫)

豊田 美加 (その他), 西荻 弓絵 (その他)
価格:748円
★★★★★ 1件のレビュー

日本政府、アジアの某超大国、宗教団体インナープラネッツの争いが激化する中、御厨たちの前に現れた「虜」の力を持つSPECホルダー・邑瀬帝法。トクムの2人は邑瀬の能力を攻略することができるのか!?

わが家は祇園の拝み屋さん11 めぐる因果と紐解かれる謎 (角川文庫)

望月 麻衣 (著)
価格:594円

小春たちチームOGMは東京と京都に分かれ、東京に災厄をもたらそうとする存在について調べていた。それぞれが真実への欠片を集め、チームの絆を深めていく中で、小春はある違和感を見つけてしまい……。

明日の僕に風が吹く (角川書店単行本) Kindle版

乾 ルカ (著)
価格:1,760円

東京とは何もかもが違う離島での生活に戸惑いながらも、有人は少しずつ自信を取り戻し始める。しかし、突然の別れと残酷な真実が有人に降りかかり……。熱い涙なしでは読めない、明日へ踏み出す勇気をくれる感動の物語!

祝祭と予感 (幻冬舎単行本)

恩田陸 (著)
価格:1,188円

また彼らに、会える。待望の『蜜蜂と遠雷』スピンオフ短編小説集!

Iの悲劇 (文春e-book)

米澤 穂信 (著)
価格:1,375円

一度死んだ村に、人を呼び戻す。それが「甦り課」の使命だ。『満願』『王とサーカス』で史上初の二年連続ミステリランキング三冠を達成した著者が放つミステリ悲喜劇!

台湾市場あちこち散歩 (角川書店単行本)

池澤 春菜 (著)
価格:1,620円

大小様々な台湾の「市場」を端から端まで紹介するガイドブック。食べるだけでなく、買う、試す、写真を撮る、全ての楽しみを求める台湾旅行者におすすめ。究極のモデルプランやローカルルールもこれ1冊でバッチリ!

オーガ(ニ)ズム (文春e-book)

阿部 和重 (著)
価格:2,200円

《三体》三部作は全世界で2900万部以上という驚異的なベストセラーに成長したが、《神町》三部作は文学的にもスケール的にも(ついでに分量的にも)じゅうぶんそのライバルとなりうる小説だ。――大森望氏(翻訳家・書評家)

アメリカ炎上通信 言霊USA XXL (文春e-book)

町山 智浩 (著)
価格:1,400円

お馴染み週刊文春大人気連載コラムの最新単行本が登場! 今回はなんと当社比1・5倍の288ページ69本、サイズもビッグになった超お得版。もちろん澤井画伯の爆笑イラストも完全収録。

ASKA 書きおろし詩集

ASKA (著)
価格:1,232円

「SAY YES」「YAH YAH YAH」「はじまりはいつも雨」など、数多くの名曲を生み出してきたASKAが綴る「散文歌」。書きおろしの詩55篇で、希代のアーティストの真髄に触れることができる一冊。濃密な郷愁、創作の秘密、燃えたぎる苦悩、音楽の未来。一片の言葉から広がる世界には、読む人のすべてを変える力が宿っている。

今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私 (メディアワークス文庫)

成田 名璃子 (著)
価格:604円

私に住み込み家政婦の仕事が舞い込む。相手は高名な小説家。そして整った顔立ちとは裏腹に、ものすごく気難しい人だった。行き場のない私と、ふれ合いを拒む小説家。最初はぎこちなかった関係も、家事が魔法のように変えていく。彼と心を通わせて行くうちに、いつしか──。

そして誰も死ななかった (角川書店単行本)

白井 智之 (著)
価格:1,760円

覆面推理作家の招待で、絶海の孤島に集まった五人の推理作家。しかし島に招待主の姿はなく、不気味な人形が残されているだけだった。一人また一人と殺害され、そして誰もいなくなった時、本当の物語の幕が上がる。

遠い他国でひょんと死ぬるや

宮内悠介 (著)
価格:1,744円
1,744

ぼくは、ぼくの手で、戰爭を、ぼくの戰爭がかきたい――そう書き残し、激戦地ルソン島で戦死した詩人・竹内浩三。彼は何を見、何を描いたのか? テレビディレクターの職を捨て単身フィリピンに渡った須藤は、その足跡を辿りはじめた。だがその矢先、謎の西洋人男女に襲われ、山岳民族イフガオの娘ナイマに救われる

かくしごと承ります。 ~筆耕士・相原文緒と六つの秘密~ (メディアワークス文庫)

十三 湊 (著)
価格:624円

筆耕士、相原文緒。彼女の仕事は、卒業証書や招待状の宛名などを、毛筆で書くこと。内気で真面目な文緒は、憧れの先生・都築尚之から請け負った数々の仕事を丁寧にこなしていく中で、文字にまつわる不思議な謎に、しばしば遭遇するのだった……。

アリクイのいんぼう 愛する人とチーズケーキとはんこう (メディアワークス文庫)

鳩見 すた (著)
価格:693円

ミナミコアリクイの店主が営む『有久井印房』は、コーヒーとケーキがおいしいちょっと変わった印章店。訪れたのは鉄の女と呼ばれるバリスタに、姉たちに悩む末の弟、そしてトラブルメーカーな有久井印房大家さん。

愚か者の身分

西尾潤 (著)
価格:1,683円

第二回大藪春彦新人賞受賞作! 今野敏氏「秀逸なラスト」 馳星周氏「突き抜けた何か」 選考会にて両選考委員激賛! 戸籍ビジネスの闇に蠢く半グレを描いた新時代のクライム群像劇!

怪盗探偵山猫 深紅の虎 「怪盗探偵山猫」シリーズ (角川書店単行本)

神永 学 (著)
価格:1,430円

希代の窃盗犯山猫と雑誌記者の勝村はシステム会社ビルドに侵入した。だが、現場に残したはずの犯行声明が消え、勝村も拉致される。深紅の虎と名乗る男が山猫を付け狙い――? 絶体絶命の危機を迎えるシリーズ最終巻

極上の罠をあなたに (角川書店単行本)

深木 章子 (著)
価格:1,980円

槻津市の議員の息子が誘拐され、身代金要求が犯人から来た。金を工面しようと事務所の金庫へ向かった秘書が暴漢に襲われ、現金を奪われる。ところが、その金はなんと、偽札だったと警察に知らされる。八方ふさがりになり、便利屋に依頼をするが……。4つの事件と便利屋の連作短編本格ミステリー。最終話、読者は驚愕する!

至誠の残滓 (集英社文芸単行本)

矢野隆 (著)
価格:1,733円

新政府の犬と揶揄される警官・藤田五郎。またの名を斎藤一。斎藤からの情報で、原田と山崎は人買いを生業にしている元長州藩の士族や、窃盗団と対峙する。三人はやがて、新政府を操る、ある人物に行きつく。

わたしのこと。

つぼみ (著)
価格:1,210円
★★★★* 11件のレビュー

『永遠の処女』――12年目の真実 これまで語られてこなかった生立ちや初恋。初公開となる幼少期の写真を交えて語った、つぽみ最初で最後の自伝的エッセイ。

ビストロ三軒亭の奇跡の宴 (角川文庫)

斎藤 千輪 (著)
価格:697円
★★★★★ 6件のレビュー

お客様でにぎわう中、スタッフの一人が突如倒れ、三軒亭が大ピンチに! 名探偵ポアロ好きの凄腕シェフ・伊勢の切ない過去や、主人公のギャルソン・隆一のさらなる成長も描かれる、大好評ビストロ三軒亭シリーズ第三弾!

モンスターと食卓を (角川文庫)

椹野 道流 (著)
価格:614円

杉石有(なお)は、研修医時代のある出来事によるトラウマを抱えつつ法医学者として暮らしている。そんな彼が突然恩師から託されたのは、美しすぎる非常識な青年シリカ。果たして奇妙な同居生活が始まり……

うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした (角川文庫)

堀川 アサコ (著), わみず (イラスト)
価格:660円

うさぎ通りにある小さな商店街の「丸亀不動産」。唯一の社員・美波の採用理由は「視えるひと」だったから。女社長は心霊現象の原因究明と問題解決のため、住人が出て行くアパートへ美波を調査に行かせるが、生来気が弱く除霊能力もない彼女には何もできない。

もういない君と話したかった7つのこと 孤独と自由のレッスン (角川文庫)

海猫沢 めろん (著)
価格:748円

「不自由さ」を感じているあなたに。劇的に変わらなくてもいいんです。今のままの自分で大丈夫。読めば必ず前を向ける「生きづらさ」を感じているすべての人に読んでほしい「自由の書」

黄泉坂案内人 愛しき約束 黄泉坂シリーズ (角川文庫)

仁木 英之 (著)
価格:770円

この世とあの世の狭間にある入日村。クラシックカー・デューセンバーグとして、死者の魂を送る「黄泉坂」を行き来する元タクシー運転手の速人と、150年生きて(?)いる少女・彩葉。妖たちとともに、死者の未練を彼らなりに紐解いていく日々だ。

シナリオのためのSF事典 知っておきたい科学技術・宇宙・お約束120

森瀬 繚 (著)
価格:2,079円

SF要素を含む物語を創作するときに知っておきたいキーワードを事典形式でまとめたネタ帳です。

なぜ僕らは、こんな働き方を止められないのか

松井 博 (著)
価格:1,540円

日本は、安全で快適で清潔で便利な国のはずなのに、なぜ僕らは相変わらず生きづらさを抱えたままなのでしょうか。会社同士が、個人同士が、今日も熾烈な競争に明け暮れています。もう少しだけでいいから、毎日をラクに楽しく過ごす方法はないのだろうか――。

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