留学生が漫画家を目指すよっ!「留漫。」を執筆したゼン・ミガワさんにインタビュー

留漫。 Kindleこんばんわ、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第82回。
アメリカ人による漫画家への憧れと立ちはだかる壁を見事に描かれた「留漫。」を執筆したゼン・ミガワさんです。
ゼン・ミガワさんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

留漫。

今、日本のマンガ・アニメに世界の注目が集まっている。世に言うクールジャパン。その世界級のエンターテイメントを勉強するため、アメリカから日本へ留学した作者ゼン・ミガワ。そこで見た現実とは・・・。夢と現実との葛藤。作者自身の体験に基づいたシリアスな内容をコミカルに描いた同作品、待望の電子書籍化!!
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インタビュー with ゼン・ミガワさん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

卒業制作の課題として何を描くかはちょっと悩みました。前に40pの児童向けマンガで担当編集者がついたので、それ向きに新しいネームを描いてみたら、良いネタを全然思い出せなくて、仕方なく青年ジャンルにしました。
児童向け漫画の舞台は外国でしたが、ストーリー構成は少年マンガと変わらなかったので、もっと根本的な「違うもの」を描かないと前に進めないと感じました。その結果、今まで「外国人しか知らないものを描け」というアドバイスを踏まえて「留漫。」を出したのです。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

多分「留学生の体験談」という要素そのものがセールスポイントでしょうかな?「ダーリンは外国人」「日本人の知らない日本語」など日本人視点でのドキュメンタリーマンガが一杯ありますが、果たして外国人直々の話では?
特にクリエイター専門という一般的でない世界についての話、「クールジャパン」という時代の中にの話、そういう珍しい組合せだったら日本人の読者が噛み付くんじゃないかと思ってまして。

――作品を書くうえで悩んだところは?

実は、「留漫。」とは描きたいものと全く別ジャンルの作品なので、制作にはあまり気が乗れませんでした。大体意地で完成したのです、しかも普段より手を多く省いてまで。そしてこれが成功したら、このままで描き続けるしかないのかという悩みもずっと頭の中にいたので、この作品により夢と現実の差の広さを一番実感しました。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

「留漫。」自体はプロットから入稿まで4ヶ月間かかりました。プロットの段階では「留漫。」が2週間という新記録なので、ちゃっちゃと原稿の段階に行けたのですが、初めてのオールデジタルなので(普段はアナログで下書き・ペン入れ派)、コミックスタジオをいじりながら3ヶ月間かかりました。

――影響を受けた、もしくは好きな作家さんを5人教えてください

日本留学が始まったまでは描き方のベースは「らんま1/2」時代の高橋留美子でしたが、今は「燃えよペン」/「あおいほのお」などの島本和彦の描き方にかなり片寄ってます。「ねじまきカギュー」の中山敦支の描き方も多少パクッたりしています。
ボクは昭和系を好むタイプですので、編集者によく「古くさっ」と言われたりしてます(苦笑)

――読者からの感想はありましたか?

ピクシブやツイッターで沢山いただきました。大抵は「えッ 就労ビザ降りないの!?」で、次は「ああぅん…やっぱ…むずいなー…」です。同情してくれる読者は大変ありがたいです。

――Kindleで出すにあたって困ったことはありますか?

まだ分かりません。Kindleを買ってからの話でしょう(笑)

――オススメのKindle本を3冊教えてください

同上

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

「留漫。」を読んで好評していただき、ありがとうございます。
「クールジャパン」という名称に相応しい娯楽業界になるよう日本人の新人作者のみならず、在日の外国のクリエイター志望者の支援もどうかよろしくお願い致します。

著者プロフィール

ゼン・ミガワ (ペンネーム)
1983年生まれ アメリカ・カリフォルニア州・ロサンゼルス大都市圏出身
2008年―サンフランシスコ州立大学卒業 日本語学士
2011年―日本工学院専門学校卒業 専門士 マンガ・アニメーション科・マンガ専攻
2013年―日本工学院専門学校卒業 高度専門士(工業) クリエイティブラボラトリー科・マンガ専攻
ごく一般の海外のアニメオタク→日本のクリエイターを目指すために2009年から日本へ留学し始めました。その4年間に学校課題のマンガの執筆数は約180p(総計7本)、同人誌約130p(総計3本)。本職として日本の漫画家は困難すぎると分かりましたので、アメリカからマンガ業界に関わる仕事(編集・翻訳・副業の程度のマンガ制作など)を検討中です。

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