それは神秘のフロンティア「ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚異の大宇宙」を執筆した岡本典明さんにインタビュー

驚異の大宇宙Kindleこんばんわ、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第74回。
印刷では表現できない鮮やか画像が魅力的な「ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚異の大宇宙」を執筆した岡本典明さんです。
岡本さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。

ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた驚異の大宇宙

天の川銀河系には、恒星の誕生や死に関連するさまざまな星雲が存在しています。また銀河系の外にはいろいろな形をした銀河や、銀河どうしが衝突している現場などもあります。私たちの地球のそばにある太陽系の天体から、宇宙の果てに近い130億光年の彼方まで、1990年に打ち上げられて以来、ハッブル宇宙望遠鏡は実にさまざまな天体の姿を明らかにしてきました。
この電子書籍では、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影したそれらの天体の中から、100点を超える画像を厳選して収録、紹介しています。
価格:360円
評価:最初のレビューをお待ちしています
Amazon.co.jpで詳細を見る

インタビュー with 岡本典明さん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

以前、太陽系をテーマとした電子書籍っぽいiPadアプリを作ったこともあり、日本でKDPがはじまったら何か作ってみたいと考えていました。
KDPでは、文字メインのリフローコンテンツも考えたのですが、少なくとも日本語のKindle本のサイエンスの分野では画像メインのものが(探した限りでは)まだ存在しなかったので、まずは画像メインからやってみようかと思って取りかかりました。誰も出していないので、KDPでそういうものを出したらどうなるんだろうと、試してみたいという気持ちもありました。
ハッブル宇宙望遠鏡の画像はきれいなものが多いですし、科学になじみがない人でも近づきやすいかと思い、その画像で作ることにしました。

――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

ハッブル宇宙望遠鏡が撮った画像を100枚以上載せています。日本語での説明付きでそれだけの枚数がまとまっているものは、この価格では他にないと思います。
紙の本そのままのレイアウトのものは、ダブレットであっても文字が読みづらいものが多いです。今回は最初から電子書籍ですので、文字も読みやすくしようと思って大きめにしてあります。
もちろん最大のセールスポイントはハッブル宇宙望遠鏡の画像です(ものすごく他力本願ですが)。実はハッブル宇宙望遠鏡などの画像は、色の再現性という意味では、紙の本よりも電子書籍に適しています。紙の本にするには、元のデジタルデータを紙の本で使えるように色を変換する必要があるのですが、電子書籍の場合はそのプロセスが必要ないので、オリジナルに近い色で天体を見ることができるからです。

――作品を書くうえで悩んだところは?

メインコンテンツがカラー画像ですので、サイズの面で最も悩みました。画像サイズを大きくしたり、JPEG圧縮率を下げたりすると、最終的なファイルサイズがとても大きくなってしまったからです。元画像のサイズや、JPEGの圧縮率などいろいろと試行錯誤しましたが、落としどころを見つけるのに、けっこう時間がかかりました。
自分なりに落としどころを見つけたつもりではいますが、今後、読者の方からの何らかのフィードバックがあれば、それを元に修正することも考えています。

――はじめて執筆してみた感想は?

執筆というよりは、はじめて個人で電子書籍を作成してみた感想、ということでお答えします。
今まで20年以上も(そして現在も)、ずっと締切に追われて仕事をしてきましたが、自分しか関係者がいない場合、自分で設定した締切を守るのはとても難しいなぁというのが、強く感じたところです。

――執筆にかかった期間はどれくらいですか?

メインの仕事の合間に進めていたことや、原稿の元にした資料が全て英文だったこともあり、文字原稿の作成は2か月ほどと、結構かかりました。

――Kindle で出すにあたって困ったことはありますか?

画像メインの固定レイアウトのKindle本を作ってみようと思った後、どのように作るのか、作成方法の面で試行錯誤をしました。
最初はAmazonの絵本のサンプルを元にしてやってみたのですが、どうにもうまくいかず、しばらく悩んでいました。最終的に、画像を貼り付けるという最も単純な方法に落ち着きました。

――オススメのKindle 本を3冊教えてください

ごめんなさい。実はKindle本はまだ読んだことがないのです。

――今後の予定について簡単に教えてください

ビジュアルメインのものだけでなく、文章がメインのもの(リフロー型コンテンツ)も出していきたいと考えています。

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した膨大な数の画像の中から、100枚ちょっとを厳選しました。美しい天体画像の世界をぜひお楽しみください。

著者プロフィール

岡本典明(おかもとのりあき) Twitter @BookBrightJP
サイエンスエディター、株式会社ブックブライト代表取締役社長。
20年以上にわたって一般向け某科学雑誌に携わり、その編集者、編集部長などを経て2011年末よりフリーの編集者・ライターに。
科学技術関連の紙媒体での記事などの編集・ライティングや、テレビ番組での情報リサーチなどを行う傍ら、電子書籍の刊行を続けていこうと目論んでいるところ。
株式会社ブックブライト http://bookbright.co.jp/

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