【書評】ルーツ『ルーツビア』

こんにちは、きんどるどうでしょうです。新企画「きんどうが気になってる新刊を代わりに紹介してください(仮)」の1冊目。

今回はハイテンションギャグ・コメディ『てーきゅう』原作者でおなじみ、ルーツの新連載お酒マンガ『ルーツビア』のレビューをいただきました。

AmazonKindleには6月12日に紙と同時配信。”ニコニコ静画で400万再生突破のほろ酔いお酒漫画『ルーツビア』、100ページ超の完全新作を加えて”と、WEB版で読んでいた方もさらに単行本を楽しめる仕様になっています。

お一人目 @kawamisuさんのレビュー

Kindle『ルーツビア』第1巻


お酒の香りがする。肴の匂いがある。酔客の喧騒が聞こえる。

お疲れ様です@aki9898です。今日も一日大変でしたね。まっ、とりあえず一杯。ビールでも呑みませんか? ルーツ先生の描く『ルーツビア』はそんな漫画です。

ビール駄目? お酒は? 呑める? じゃあ、好きなの頼んじゃって。タイトルにビアとありますが、ビールが飲めなくても楽しめる。お酒駄目? 残念。じゃあ、まぁ、ジュースかお茶で。とりあえず呑みましょうよ。なんなら、お酒が飲めなくても楽しめる。広い間口。派手さはないけど、そこがイイ

じっくりゆっくり楽しめる。飲み会の何気ない風景が描かれていて、思わず共感したり。そんなこともあるか、と新たな発見したり。この漫画はいわゆるグルメ漫画ではないので、食レポしたり、薀蓄語ったり、レシピが出たりとかはありません。

また、OL達が主役で、ただただ呑んでいくけど、そこに日頃の愚痴や、色恋沙汰に発展していくような要素はなく、非常に読みやすい。飲み会の場もお洒落系居酒屋や、バーなどではなく、宅呑みだったり、近所のファミレスだったり。肩肘張らないお気楽極楽、生のままの呑みの場がある。

そしてそこへは誰もが入っていける。ページを捲ればすぐそこに。

お酒の香りがする。肴の匂いがある。他の酔客の喧騒が聞こえる。そこでは真面目でなくていい。頑張らなくていい。おちゃらけて、バカやって。なにも生み出さず、浪費するだけでいい。

勿論、独りではない。

主人公のOLすずさんは、独り呑みを楽しめる達人だ。初陣の店の一番槍で、緊張するといいつつも、呑めばすぐ場に馴染んでしまう。可愛らしい容姿であるが、謎な部分も持ち合わせていて、何故かスパナやドライバーを持ち歩いている。

仕事で色々いじっていて、ビールサーバーも修理できる腕を持っているが、その仕事がなんなのかはわからない。

謎に満ちた仕事についているすずさんのお友達はミナちゃんさん。すずさんに負けない呑み能力の持ち主で、チェーン系の味が好き。個人的に彼女が一番好き。安上がり、だからでは勿論ない。近所の安い店で呑めるという事は、いつでも気軽に呑みに行けると言う事。更に彼女は気が利くし、料理が出来る。正確に言うと鍋が作れる。

鍋。イイよね。暖まれる。更に更に、彼女にはスペシャルな特技がある。なんと、馴染みのチェーン店のメニューを全て暗記している。なんて頼もしい。好ましい。

そんな女子力高いミナちゃんさんのこーはいちゃんは、西川ユキ。こーはいちゃんは良い娘。ビールは呑めなくて、お酒も強いほうじゃないけど、先輩に呼ばれたら、ちゃんと付いて来る。ツッコミも適度に出来る。 後は……、後は……、可愛い!!

あっ、それは三人共か。

こんな感じで可憐に咲いた華三輪。更には冷たいビールが並んだ場があれば。後はもう、呑もうず! というところでしょ。

え? 肴? ご安心を。肴はほら。『ルーツビア』があるじゃないですか。

AmazonKindle電子書籍で好評配信中です『ルーツビア』

ルーツビア 1

ルーツ (著)
価格:600円
★★★★★ 1件のレビュー

おさけ呑むべし、酒のむべし♪ ビール好きOLのすずが友人たちとたまにひとりで、そして時には見知らぬお客さんとグラスを傾ける。ニコニコ静画で400万再生突破のほろ酔いお酒漫画『ルーツビア』、100ページ超の完全新作を加えて登場です。

*今回、書紹介のため本文内画像を複数引用しております。引用といえる範囲内での画像書籍画像を本文内に掲載しておりますが、著作権者の方から申し立て頂き次第すぐに削除等の対応をさせていただきます。

お一人目 @kawamisuさんのレビュー

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