【終了】作家ご本人・編集者さんの新刊・セールの告知受付を無料ではじめます

1310114

こんばんは、きんどるどうでしょうです。年初からやってた「カドカワさんスポンサーになってくれんかなぁ」運動が失敗しちゃったのでそのご報告と、今後は作家ご本人と編集者・部さんからの告知受付をはじめようかなと思いましてそちらのご案内。目的はセールに頼り過ぎない電書プロモーションの構築です。

スポンサー運動についてはカドカワとわたしのやり取りなので詳しく明かすことはできませんが、カドカワ関連の書籍・マンガの告知のためにクリエイター本人に原稿をお願いしてその原稿料はカドカワさんに用意してもらおう!という企画はダメでした。最終的にうちはほら、メディアの体をなしてないので……。あと、Kindleだけでしょ。やっぱね、世間体とかあるからさ。

現状だと、どうしようもないようなので2016年はKindleユーザーをとにかく増やして、きんどうの価値を底上げしよう!という方針になります。電子書籍市場の3〜4割(と言われる)Kindleが7割まで増えれば、うちの価値は2倍!うち自体も1年で2倍成長するから価値は4倍!極めて頭の悪い計算ですが、3年で0からここまできたので、やってやれないこともないんじゃないかな。
*注:本文内ではカドカワと表記してますがKADOKAWAが正式となります。

スポンサー獲得運動終了と、2016年のきんどうの方針変更のお知らせ

スポンサー獲得とか、そういうのは終了

スタートして1ヶ月少々ですが、一番間違いなく効果がでるカドカワさんに断られましたので、スポンサー獲得運動そのものはこれで終了します。つまりは、出版社などからお金もらおうとするのは終わり。

理由は「カドカワがデカイセールしたら(無料で勝手に)大きく取り上げざるを得ないので、他所からお金をもらっても不公平感がでるし申し訳ない」ので。たとえば某社からお金もらって記事載せたタイミングでカドカワ70%OFF!とかあればそっち優先しちゃうんだもの。

あと、やっぱり出版社絡むと向こうの「売れ」って意志がでそうだなぁと。いまはユーザーのお買い物の実売だけが収益なんで、とにかくユーザーにどういう価値が提供できるかを意識してまわしてるのですが、そこに出版社さんとお金の絡みがはいると「(向こうの)売れろ」「(わたしの)売らなきゃ」ってのがノイズになるなぁなんて思って。やっぱ本を選ぶ、買う、読むはユーザーに委ねないと

もっとサイト大きくしたい、カッコいい企画バンバンまわしたいって欲かいちゃった。それでも「クリエイターさんに自著アピールで参加してもらう」は今の出版社のセール頼み的なやり方を変えるためにも取り組みたいなぁと思うので、2016年は次の方針とします。

きんどうの2016年の方針

  • もっと読みたくてウズウズするような本の見せ方を目指すため、クリエイター本人か関係者の参加を促す
  • Kindleユーザーをもっととにかく増やす
  • 出版各社がセールやりすぎで、普通の新刊が上位にでないので、セール以外の電書プロモーション方法をつくる

もっと読みたくてウズウズするような本の見せ方を当事者とつくる

きんどうは「(わたしが)面白くて金になる」をテーマに金儲けでやってるメディアです。新刊・セール・無料本をちゃんと押さえて、売れそうな本・売れる本を判断して、適切なタイミングで適切に告知する。売れる仕組みを回しつつ、その過程で面白そうな本を勝手に見つけて読んで「あー面白かった」をやる。ままままぁ、そんな趣味と実益を兼ねてやってるサイトです

ただ、本をチェックしててよくあるのが「読めば面白いのだけど、内容紹介が微妙だからたぶん無理」「雰囲気は良さそうなのに、イマイチピンとこない」的な作品。良いのか悪いのかよくわからない、面白さを説明しないといけないのはやっぱりセールス難しいんですよね……。コッソリ下の方でピックアップをして応援はしますが、初見で未読のユーザーが面白そうかどうかをを判断できないと電子書籍で数字だすのは難しい。

そこで、作者や編集者などもっと当事者に参加してもらえたら「ワォ読まなきゃ」「読みたくてウズウズします」と読者に説得力もって伝えられるんじゃないかなぁと。電子書籍はユーザーにダイレクトにアピールできる媒体ですし、うちはKindleユーザーばっかりの、しかも本を積むことにも躊躇しない鍛えぬかれたユーザーばかりですから。良いマーケティングの場として使えると思うんですよ。

もっと作品を知ってほしい当事者さんに無料で告知枠をご提供

例えば4巻でたタイミングで初見さんに4巻を売るのは無理なんで、1巻の紹介的なことをちゃんとしたいんです。今はそれがセールや無料キャンペーン頼みですが、ホントにそれだけでいいのか。もっと出来ることがあるんじゃないかなぁと考えてます。でも、わたしが全作品に対処することはできないので、なんとかしたいと言う当事者の方に枠を提供しますし、アイデアをだします。これはそんなご提案です。

あと、紙の本屋さんだと10冊以上売れば色紙もらったりできるそうじゃないですか。うち数百冊数千とかやってもそういうのないので、そういうの貰えるだけでも「記事単発で取り上げる理由」になるので絶対効果でますよ、間違いない。

実績としては人気マンガの場合、新刊なら50〜200冊 セールなら数百〜千数百冊。昨年は電子書籍市場の0.2%に関与したようです。決定的とは言いませんが、いい記事を作れればKindleのランキングにかなり影響を与えることができます

新刊だしたのに他社セールのせいで順位が上がらない、なんて悲しい話で終わらせるのもナンでしょ。……まぁ、そのセールを盛り上げてる元凶がウチではあるのですが。

募集はひとまず(商業)マンガ、ラノベ、SF小説、マーケティング関連ビジネス書のご本人・もしくは編集・関係者さんで受け付けます。掲載は無料です。無料ですから掲載を断る場合もあります。原稿料をお支払いできませんが、上手くするとランキング上昇での効果も見込めるのでうちの販売数+αをご期待いただけます。


Kindleユーザーをとにかく増やす

複数の出版社や、担当者さんと話してきましたがやはり花形は紙のほう。電子書籍で何か新しいことするためには、もっと電子書籍がビジネスとして機能しないといけません。つまりは、電子書籍ユーザーをとにかく増やす必要があるわけですよ。数字こそ力。

そのなかで、うちがもっとキラキラするためにはKindleが市場シェアを確固たるものになれば……! 現在、Kindleは市場のシェアが3〜4割らしいのでとにかく、なんやかんやして7割くらいになるよう頑張る。そしたら、うちのメディア価値がますますあがるので各クリエイターさんとの交渉もやりやすくなりますし、うちの目標である電子書籍市場1%獲得ももっと楽になります。

Kindle一強は長期的な視点で見ると国内出版業界にダメージを与えるような気もするのですが、食っていくためには仕方ない。なんやかんやと遠慮しつつやってたのですがKindleが強くならないと、やりたいことができないんだもの。遠慮してても誰もどこも助けてくれねぇしなぁ。1億円売り上げてもノーだぜ、正直凹むよ。

出版各社がセールやりすぎで、普通の新刊が上位にでないので、セール以外の電書プロモーション方法をつくる

これが、ウチのやりたいこと。2年前の年頭の目標ですね。いまのコミック1〜11円セールとか全巻セット90%OFFとかユーザーとしてはありがたいけど、同じタイミングで本出した出版社や著者とかたまりませんし、大きなところが破壊的なことばかりすると個人の参入がますます厳しくなりますからなァ……。

まずは普通にクリエイター・関係者の声が潜在読者に届くようになるだけで数字は変わってくと思うんですよね。まともなデータがあるわけではないですが、SNSをやってるクリエイターの作品はやはりAmazonでランキングあがりやすい傾向にありますし。

これまではそういうために営業職がいるんだし、と各社の営業さんに働きかけてきましたが、まる1年やって成果が上がらなかったので、ここからは当事者の方にご提案していこうかなと。「もっとわたしの本をKidnleユーザーに知ってほしい」というクリエイターの方、新刊やキャンペーンのタイミングなどで何かしたい!という時はご相談ください。

大丈夫ですよ、Kindleで売れて話題になれば他電子書籍ストアでも話題になりますし。電子書籍で売れるなら紙の方にも良い影響がでるようになります。新刊リリースに気づいてもらえないより、よほど良いと思うんですよね。うちはまぁ売れればそれで儲かりますし、原稿料払うわけでもないのでわたしの人件費分くらいはロハでお手伝いさせていただきます。

おわりに

おかしいんだよなぁ。ただ単に「なんの本がでてるかよくわからないので、営業担当さん読みたくなるようなプロモーション一緒にしようよ!」という主張を実現するためにここ2年ほど働きかけて、書きおろしで電子書籍だしたりもして、それでもまだ世の中変わらない「もっと声が大きくなるようにKindle最強の電子書籍界にしてやるぜ」という方針になったよ。ただただ、面白そうな本を効率よく見つけられるようにしたいだけだったのですが。モノ売るために「ユーザーにもっと商品の説明をしましょう」って当たり前のことを言ってるだけなのに、なんでこう拗れてくんだろうなぁ。もう、こっちはヤケッパチだよ。手段のために目的は選ばないよ。一身上の都合により、ますますKindle市場のさらなる拡大に闘志を燃やす所存です。

関連記事

[bc url="https://kindou.info/62207.html"]

[スポンサーリンク]

返品はAmazonカスタマーサービスへ

セールのときはAmazonギフト券

スマホ向けモード切替

スマホユーザーさんへ

Follow Me!!

更新通知を受け取る

  • 新着記事
  • セール
  • 人気