「ふかがわばすたーず」ニートスズキさんインタビュー

こんばんは、きんどるどうでしょうです。KindleDirectPublishing、いわゆる個人出版で活躍する著者へのインタビューをお送りする”KDP最前線”。第27回は、「ふかがわばすたーず」を執筆した”ニートスズキ”さんのインタビューを掲載します。

ふかがわばすたーず
ふかがわばすたーず ニートスズキ(著)

実家がブルセラショップである哲子は高校デビューの当日に制服をかき集める使命を帯びるが、地下鉄で入学式に向かう時に綺麗なメガネのおねーさんに征服に興味があるか聞かれアジトに連れ込まれる。そこで彼女は東陽町を深川から開放するための秘密結社の一員として活動することになのであった。
ニートが書いたライトノベル、すなわちニノベ!全江東区民必読の一冊です。

「ふかがわばすたーず」ニートスズキ

私をここまで育ててくれたのはブルセラだもん。だから、決して私はブルセラを嫌いじゃない。

ええー話‥しや?本作はニート作家、ニートスズキさん(本名・斎藤さん、東陽町在住)によるライトノベルである。ヒロインはブルセラショップの一人娘。中学に上がる前には看板娘だった母親を売上で追い抜いたために、母親の失踪を招くなど不幸に不幸を重ねがけしたような生き様だ。物語は東陽町を深川から独立させるというものすごくスケールの小さな仁義なき闘いが特徴だ。

タイムトラベルに怪獣騒ぎと予想もしない物語がカッ飛んで描かれます。しっかし、秘密結社のアジトがポリ容器置き場かあ…ハイール!イルパラッツォ!!と言いたくなるスケールの大きさの革命ですな。

ニートスズキさんには、本作のセールスポイントや特にお気に入りのシーンなどを語っていただいた。

インタビュー with ニートスズキさん

――この作品を書いたキッカケを教えてください

涼宮ハルヒのアニメに感動して、ラノベが書きたくなり、そんな訳で四~五年前にMF文庫Jの新人賞に応募するために書きました。

――なるほど、ちゃんとライトノベルとして書かれた作品だったのですね。作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?

一次予選すら通らなかった作品を読めるチャンスです。

――(えー…)陽の目を見たという意味ではチャンスですな。それでは作品を書くうえで悩んだところは?

書きたかったことを書ききったところでまだ、半分しか応募に必要な分量を埋められていなかった所。

――商業用はボリュームが長大ですからねえ。では執筆にかかった期間はどれくらいですか?

構想に一年、執筆に半年くらいかな。

――そう聞くとなんだかスゴイと感じてしまいますねえ…ではKindleで出すにあたって困ったことはありますか?

特にありません

――では、小説を書こうと思ったキッカケはなんですか?

漫画を描いてたんだけど絵が下手だからお話だけだったら行けるかな?と思って。でも、そんなに甘くなかった。

――電子書籍についてどう思われますか

ローリスク・ローコスト・ローリターンな所が価格半分・重量半分・寿命半分の走ルンですみたいだなと思います。

――209系ですか。たしかに紙の廉価版というイメージが根強いですな…ところで個人メディアを運営していますか?その場合気をつけている点はありますか?

ブログは勿論、生主やってます。ニコ生は視聴者層がそれなりにDQNなので視聴者のレベルに合わせてバカを演じるのが大変かな(笑)

――生主ですか。それは面白いですね。ところで、この本を紙で出したいという出版社が来たらどうしますか?

そういった詐欺に引っかかる俺様ではないのですよ。

――たしかに、都合よく来る話ばかりではないですからねえ。では、Kindleで個人出版を目指す方にアドバイスをお願いします

考えるよりも完成するよりも早く出版すること。出版後にいくらでも修正が可能であるからして

――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします

年内に50冊くらいKDPで出版したいです。南国メイド自立塾というライトノベル風を構想中。だからお前ら俺の本をもっと買いなさい

著者プロフィール

ニートスズキ(@hirusai
本名・斎藤智成。1977年生。二浪して中央大学文学部哲学科に入学し一年留年して25歳で卒業。その後七年間ニート生活を送る。東京都出身。東陽町在住。実家で両親と生活中。現在はフリーター。2012年12月に『ニートのすすめで』キンドル本デビュー。
ブログ:http://d.hatena.ne.jp/rahoraho/
ニコ生コミュ:co35451

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