Amazonアソシエイトだけで生活しはじめて36ヶ月

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こんにちは、きんどるどうでしょうです。本日11月30日でこのサイトは丸3年、つまりKindle本の紹介だけで生活し始めて36ヶ月となりました。これもひとえにみなさまの日頃のご愛顧のおかげでございます。

そこで恒例の前回の30ヶ月の記事からの振り返りや、今後の抱負なんかのお話をします。これまで3年以内に100万冊が目標!なんて言ってましたが、それはもう通過点みたいなもんで。次はもう電子書籍市場の1%くらい目指さないとね。いえね、ちょっと前……ホント色々あって。……ドロドロした「やってやるぜ」という気持ちが強くなり突発的なサイトリニューアルや無謀とも言える目標を掲げることになりました

プロに手を施してもらった結果、ページ/セッションが2倍になり、全体的な使い勝手が向上しています。まずは、リニューアルした経緯とその成果。んで、これからのお話を。相変わらずの売り専門アフィリエイターの戯言にお付き合いください。

Kindle本の紹介で生活して36ヶ月。次の3年以内に電子書籍市場の1%を獲るメディアにする

サイトをプロにお願いして全力でリニューアルした件

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これまで「きんどう」はわたしが自力でWordpressを弄って「ダサくてかゆいところに手が届く、中の人感が伝わるメディア」づくりを心がけてきたんですよ。うん、でもここ数ヶ月色々企画練って出版社の人と話してもあまりこう感触も良くなくてねェ。

紙のビジネスと比べると、電子書籍って市場規模が大きくなったとは言え薄利多売で積み重ねた結果であって、1作品で何百億円って稼ぎだす媒体ではないから、向こうもやっぱ本気にならないわけで。出版社としても電子書籍の成果は評価しづらいという事情もあるみたい。

そうはいっても、海外の大手出版社事情を見ていたり、日本の電子書籍が出版社主導で進んでいるのを見ると「このままユーザーへの情報発信せずに、とりあえず本を出して売れたら儲けー!」的なビジネスモデルがそうそう続くとは思えなくてさ。

別にうちを経由しろって話じゃないのだけど、各担当者がその気になってコンシューマとの関わりを持ったり、ソーシャル使ったなんかをしていくほうがなんて思うのだけども、余計なお世話か会社としては……なんて、どうもピントが合わなくて。

そんな業界がモゴモゴしてるおかげでうちのようなアフィサイトが単体上手いことやって、ユーザーの高評価を受けても……それって局地的な個人の成功でしか無いから業界に対してはナンの意味もないよね。

やりたいことがあるなら、言い訳・妥協せずにちゃんとやりきれよ。とにかくスマホ対応だろとプロに諭された件

なんて話を京都で知り合った飲み友達のWEBプロデューサーに話したらさ「たしかに実績はご立派で、サイトの収益性も認めるよ。たしかに、ポテンシャルはスゴイ。しかし、サイト自体が素人臭すぎる。何よりGoogleで『Kindle』で検索しても引っかからない口コミ重視のサイトなのにスマホ対応がグダグダって何事だよ。あとナビゲーションわかりづらいんだよ。初見に不親切で何か新規増えないとか舐めてるんじゃないの」と諭されまして。

冒頭にも書いた素人臭さは狙ってやってる面もあったのですが、細かな技術レベルはやっぱり素人の域なんで……自分言い訳してました。この3年、ユーザーさんに甘えてました……スイマセンでした……!

というわけで、プロの手をいれてもらってサイトを大改造しました。主にスマホ対応を重視して細かい文字幅なんかも微調整いただき見やすさを格段に向上させて局地戦じゃない、電子書籍全体にインパクトを与えるために『あと3年以内に電子書籍市場の1%』を占めるメディアを目指します。まぁ、運営体制はこれまでどおりワタシ一人で、どこの企業からも支援を受けず滅私奉公でまとめを作るだけなんですけどネ。新刊ダヨー セールダヨー 無料ダヨー なんてのを地道に積み上げてその先に届かせたい。

さてでは以下、今後の1%を獲るための戦略に移る前にサイトリニューアルの成果と現状取り組んでる課題について。ボカァシヌキデガンバルヨ

サイトリニューアルで、PVは2倍近くになりました。

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9月30日〜11月29日までのアクセス解析。これまでどおり、新規流入はほとんどないサイトで普段はリピーターが83〜90%。大きなセールがあると新規が大量に訪れてリピーターになってくれるという流れが続いてました。大きな山は『カドカワラノベ全巻セット90%OFF』と『エヴァ全14巻が各50円』ですね。

ただ、スマホ対応やほぼほぼのリニューアルが完了した11月6日時点からページセッション(1アクセスあたりでどれだけページを見たか)が約2倍になったのでPVが大幅に跳ね上がりました。これまでは新刊速報・日替わり・無料本・セールしか見られなかったのが他の記事も目を通してもらえるようになったようです。

あとはどうにか新規のKindleユーザーに知ってもらえるように検索に載りたいのですが……。記事タイトルの付け方や概要に気を配ってるのですがあまり効果はでてないみたい。

トチ狂って過去の新刊・セール・無料本の情報は削除したった

これまで3年かけて5千記事以上書いたのですがサイトリニューアルで結構な過去記事がガタガタになったり、たくさんのアソシエイト(Kindleストアへのリンク)があるのは低評価を受けるだけということで過去記事を700件以下にまで減らしました。

でも、あまり問題ないというか検索に載らないので毎日直近3日くらいの記事しか見られてないんですよね……。3ヶ月以上前の新刊情報とかみんな見ないし。過去記事を引っ張ってこのままガタガタを続けるよりも、ということを考えて手をいれてます。ちゃんと読み物として価値を持つモノは残しているんですけどね。ただ、全然効果が現れてないのが現状。

正解がわからない、どうすればいいんだコレと半泣きになりながら日々過去ログ修正しています。

また、よくアドバイス頂くのですがサイトトップのmetaやKeywordに『Kindle』『Amazon』をいれてないのはAmazonの商標利用に関する問題なので、アソシエイトユーザーは使えないんですよ。あと今ほぼ全てのカテゴリーが noindex なのは前述のアソシエイト貼り過ぎ問題の対処となっています。あんまり目に見えての変化はないんですけどね……。

収益源をAmazonアソシエイトだけから、Googleアドセンスも併用する形に

これまではKindleを紹介するサイトだから余計な広告あるとユーザーの購入モチベーションが減る、という危惧とアダルトやアルコール系のコンテンツを紹介することがあるので「どうせ審査落ち」と放置してたのですが……なんやかんやありました。詳しくは言えませんが真面目にやってきてよかったと。

そんなわけで今回のリニューアル含め、今後お金が必要になるかもしれないので収益源を増やすことになりました。それでもあまり邪魔にならないよう控えめに配置していますので、何卒ご容赦をいただけますと幸いです。

出版社さんのゲストポスト枠を再開放することになりました

色々あって引き受けることをやめていた出版社のゲストポスト枠を再開することになりました。以前と同じく、読者のためになることであればすべて無料でやっていきます。

今後、有料企画等については……お金のこと考えると興味あるのだけど、読みたい本は読者が好きに選べばいいのであって、そこをうちがお金もらってやるのはどうもズレがある気がするんですよねェ。読んでるわけじゃない本をヨイショするのも無理があるので。今のところ自分で生活する分には問題ないのですが、ホントにその先を考えた時自己資金だけには限界あるので、広告やることになるかもなぁ。

電子書籍市場で1%獲るためにやること

1.これまでどおり毎日新刊記事をまとめます
2.これまでどおり毎日無料本をチェックします
3.これまでどおり毎日セール本をチェックします

……サイトリニューアルで、実は作業効率が大幅に改善されたのですが、いやァ大体人間ひとりができる活動には限界があるって。まず毎日この作業をこなしたさらに先が必要だと自覚してるんですが……。なんか新機軸打ち出すとかはちょっとまってね、過去ログの作り直しという地味な作業をやってその先にSEOやってというサイトの基本的な部分がうち全然ダメらしくて。

その後はGoogleのニューストピック載っけてもらったり、キュレーションアプリ経由でユーザーが来るとか、普通のWebメディアと同じ土俵に立てるように根本部分を弄って土台をつくらないとダメらしい。

目標の電子書籍市場の1%、数字の話をすると2018年くらいには2,640億円市場らしい*のでウチ経由でKindle本が26億4千万円分。400円の単行本を660万部売ればいける。ワァ、その頃まで変わらず料率8%なら年商2億1千万かァ。夢が広がるナァ。

現状を考えると同じ成長率なら数字的にそんな遠いモノではないんだけど、660万部ってのが非常に現実味がないですね。月額1,000円のレンタルサーバでどこまでいけるんだろう。

でもやっぱりなんだ『よぉし、次は1年で100万冊ダァ』『その次は倍の200万ダァ』とか、現状の延長でクリアできそうな目標たててもね。ちゃんとした競合メディア出た時にすぐ潰されちゃうと思うので、より覚悟をもってメディア作りに望みます。3年休まずこれたので、あと倍くらいはなんとかなると思うんですよ。

そんなわけで「目標は電子書籍市場の1%をきんどう経由」ですが当面は現状維持と土台の作り直しが主な作業。たぶんこれ2月くらいまでかかるんじゃないかなぁ……。

2014年度の電子書籍市場規模は前年比35%増の1,266億円 2019年度は2,900億円規模へ成長と予測 株式会社インプレス ニュースリリース

おわりに 今、他に取り組んでる話や最近の出来事。あと、電子書籍だしました

その他の活動『漫画家さんたちが電子書籍の漫画で印税100万円を稼ぐ』プロジェクト

きんどうだけに全力出して上手くいったワハハハと、わたしだけが儲かるのはホントは嬉しいのですが、もっとこう電子書籍業界に混沌を生み出して色んなプレイヤーが出たほうが面白いと思うのですよ。そこでわたしの電子書籍売り専門のノウハウを個人・プロの漫画家さんに共有する企画を実施中です。

これを出版社さんやWebコミック系の編集部さんにお話にいったんですが『いやいや、それくらいの印税……』という雰囲気だったので、うん。頑張りたい人たちが頑張って、上手く行けばいいんだろうなと考えています。頑張ろうと。とにかく業界にインパクトを与えたい、上手く行く人が増えて欲しいなと儲け度外視で動いています

詳しい企画についてはこちらをどうぞ → 電子書籍で【餅マンガ】描いてマンガ家さんに印税100万円を稼いでもらう企画についての質疑と応答

現在、出来上がった漫画の拡販に協力してくれる広告屋さんやWeb屋さん、個人のアフィリエイターの方々を募集しています @zoknd まで一声おかえかけください。何もズルいことはせずに、とにかく本が出たよー!という告知を漫画家個人ではできない部分をプロのチカラでよりカッコよく出来ればなぁと。

出版社向け『電子書籍メディアの作り方』という電子書籍をだしました

Kindleのまとめサイトでどうにかこうにか1000日間生計をたてた話

きんどう zon (著), 鈴木小波 (イラスト)
価格:250円
★★★★☆ 22件のレビュー

「売らねば死ぬ、Kindle本のアフィを生活の糧になんとか1000日。日本で恐らく唯一、電子書籍の実売だけで食っている個人が電子書籍担当者のために書いたメディアづくりの実践本」

こちら2015年8月29日に発売しました。おかげさまで予約だけでKindleストア総合1位を達成。その後は順調に順位を下げております。出版業界の方向けに書いたメディア作りのノウハウ本です。ブロガーの方や作家の方にも好評ですが、あんまり一般的な話はなく稼げ、働け、やる気出せという話を書いてます。

注意事項:Kindle本の価格は随時変更されています。また、本サイトでは購入された書籍や内容についての責任は持てません。ご購入の前にAmazon上の価格・内容をよく確認してください。良い価格で良い本を。きんどるどうでしょうでした。

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