こんにちは、きんどるどうでしょうです。
いま話題、もしくはこれから話題になるであろうKindle作家にインタビューするKDP最前線。今夜はその第113回。
身分を隠した王子に振りかかる受難とラブラブの短篇集「陽と月と影の王子」を執筆した魚麻呂(アユマロ)さんです。
魚麻呂さんには本作執筆のキッカケやオススメのポイントをなどを語っていただきました。さぁ、いったいどんなお話が聞けるのでしょうか。もちろん、本作はAmazonKindleで無料で試読が可能です。
インタビュー with 魚麻呂さん
陽と月と影の王子
身分を隠して逃亡中の王子。とある国の祝祭の日、ふとしたことから出場した剣術競技で勝ち上がり、最後の対戦者は、漆黒の髪を持つ、その国の第三王子だった。
その美貌が災いして流浪の身となった、美しい王子の物語 『陽と月と影の王子』他6つのストリーが入った、珠玉の短編集。
価格:130円
評価:★★★★★,1件のレビュー
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――この作品を書いたキッカケを教えてください
実は残酷なおとぎ話が流行りましたが、私は常々、おとぎ話ってどうとでも解釈できる淫靡な話が多いなーと。
頭の中で、お姫様を王子様に変更してからは、もう止まりませんでした。勝手に動き出し、次々と受難を被りながらもラブラブを目指しました。
――作品の特徴やセールスポイントはどんな部分ですか?
ちょっとキワドイSM風なものから、可愛くラブラブなど、少しずつ楽しめる短編を集めました。愛憎ドロドロとかはないので、気が向いた時にムフフと読んでいただけるかなと思います。
――特にお気に入りのシーンはどこですか?
かなりSな第二王子が主人公を捕まえるところは、いやー鬼畜っぽくていいなぁと我ながらお気に入りです。
――作品を書くうえで悩んだところは?
おとぎ話としての繊細さを残しつつ、ワクワクドキドキできるボーイズラブにもしたい、という両立具合にいつも悩みます。
――執筆にかかった期間はどれくらいですか?
全部あわせると半年くらいでしょうか。
――読者からの感想はありましたか?
ありがたいことに、以前から読んで下さっている方からご感想いただきました!
しみじみと嬉しかったです。まだまだ未熟者ですが、頑張っていこうと思いました。
――Kindle で出すにあたって困ったことはありますか?
縦書きで、しかも表紙も自分が心から素敵と思えるイラストレーターさんにお願いしたくて、書籍の体裁にかなり色々試行錯誤しました。
幸いにもカンアオイさんに素晴らしい表紙を制作していただけて、本当に良かったです。
――現在Kindle で注目している作家・作品は?
先の推薦書籍でも挙げましたが、図子慧さんです。プロとしての長く素晴らしいキャリアをお持ちですが、電子書籍でしか発表されていない作品があり、それが読めただけでも、いい世の中になったとつくづく嬉しいです。
――それでは最後に、読者の方へメッセージをお願いします
紙の本の優雅さはないものの、電子書籍には手軽という素晴らしい利点があると思います。ふと軽く気分転換したくなった時に手にとっていただけるといいなと思っています。また無料キャンペーンもやる予定ですので、よろしくお願いします。
著者プロフィール
魚麻呂 (アユマロ)
2000年頃から、Mega Gossip ClubというBL小説サイトで作品を公開。(現在は閉鎖)
猫と酒と車を愛する、実はアウトドア派。『陽と月と影の王子』が初の著書。
きんどるどうでしょうでは、KindleDirectPublishing、個人出版で頑張るインディーズ作家の方々を応援しています。